あい

ジャンル問わず心動かされたものをエッセイと共に書いてます。思考の整理もかねて気付きや学びも体系的にまとめたり。 アート・哲学・サイエンスが関心事┃ 夫と息子が大好き

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    見ているだけでお腹がすいてきてしまう素敵な記事まとめ。いつか行くためのメモ。

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    美術館や展覧会、イベントなどに行ったレポをまとめています。

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    小説・漫画・エッセイ本・自己啓発本など、自身のエッセイとともに紹介しています📚

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    何度読んでも面白い話ばかり。元気の種。

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夫と横浜で3年越しのイタリア旅行へ行く(冷静と情熱のあいだ/江國香織)

夫婦共々、江國香織さんが好きだ。 初めて読んだのは大学生の時。きらきらひかるが最初の出会いだった。 読み終わった後、胸いっぱいに広がる愛しさと苦しさを言葉に出来ず、でもどうしても共有したくて(この人ならわかってくれる、という確信があって)、当時友人だった夫に「読んでほしい」と真夜中の駅のホームできらきらひかるを渡していた。今思えば、あれは強烈なラブレターだった。 江國さんの本を読むと、自分の心がじわじわと、温かいような、それでいてどこか冷静なもので満たされていく。 江國さ

    • My Virtue発見ワークショップに参加しました

      元職場の方にお誘いいただき、My Virtue(マイ バーチュー)発見ワークショップというものに参加してきました。 そこでの気付きや学びを記録・シェア。 ●My Virtueとは? グループの方との普段やらないようなワークやお互いのフィードバックを通じて、自分の新たな一面や特性、良いところを見つけようというワークショップ。 全体で参加者が13名(社会人、年齢層は広め)、運営の方含めおよそ20名程度。みなさん初めましての方で、4~5名のグループワークを中心に進めた。 私は

      • 寝ても覚めても仕事のタスクに追われていた私が、自分の人生を取り戻すためにやった3つのこと

        朝起きた瞬間から今日やるべきことを考え始め、日中はひたすら仕事に従事、終業後は子供の寝かしつけをしながら今日の反省と明日のタスク整理。 いつも私の頭の中は仕事のことでいっぱいだ。 会社も、一緒に働く人も好き。給料も悪くない。 今の会社で働き続けるのが、将来的にも安定・安心。 安定志向で怖がりの私にとっては、何よりの居場所。 でも。 ふと、頭によぎる声があった。 「なんで私、毎日こんなに頑張ってるんだっけ?」 その声は、少しずつ、少しずつ、大きくなって、気付いたら私の頭

        ¥100
        • 私の夫はお風呂のカビが見えない

          ひと通り1日のやることを終え、お風呂でシャンプーをしながら「あー今日のあの件もっとこうすればよかったかな~」なんてぼやぼや考えながら床の隅に目を向けると、ピンク色の箇所が目に入る。カビだ。 ”最近お風呂の床掃除できてなかったな・・・” ”あーあっちにもピンクのところある。お風呂の床特有の波打った柄の凹んだところ、スポンジを少し尖らせながら洗わないと届かないんだよな~” と考えつつも、一秒でも長く自分のリラックスタイムを増やしたい。 今日も自分を甘やかし、ピンクカビからは目

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          美術館レポ|森美術館 ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ

          森美術館のルイーズ・ブルジョワ展へ。 六本木ヒルズの前にある蜘蛛のパブリックアートを作られた方という知見しかないまま、足を運んだ。 観覧後、自分の気持ちをどう表現したらいいのかわからないほどに心を打たれている自分がいた。 ブルジョワの生涯とその作品の一つ一つを噛みしめながら、様々な問いを投げかけてもらったように思う。 作品はもちろんのこと、美術館の空間や展示方法含め本当に素晴らしかったので、可能な方はぜひ足を運んでみてください。 この後、写真たちと私が感じたことなどを記

          美術館レポ|森美術館 ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ

          素通りできない言葉たち|不健全な文化の趣(ミッツ・マングローブ)

          日々様々な文章に触れている中で、不意に、自分の中の隅っこにこっそりと置いとかれていたものに気付かされるような言葉に出会い、心を持っていかれることがある。 それを素通りせずに、自分が何を感じたのか、どんなことを表現したかったのか、言語化していこうという試み。 *** 今日はミッツ・マングローブさんがピーコさんへ追悼の言葉を寄せられた記事から。 ゲイ、バイ、トランスなどLGBTQに関する言葉が日常的な存在になりつつある中で、失われていくものについて言及したこちらの文章。

          素通りできない言葉たち|不健全な文化の趣(ミッツ・マングローブ)

          美術館レポ|東京都庭園美術館 あかり、ともるとき

          東京都庭園美術館の「建物公開2024 あかり、ともるとき」を見に行ってきた。 東京都庭園美術館に行くことも、建物に関する展示を見に行くの初めて。 今回の展示は”照明”に特化した展示とのことで、これまで経験のないもの尽くしで、自分がどんなものに心動かされるのか楽しみだった。 印象的だったもの、考えたことなど記録していく。 自然界の美しさに魅せられる 来客用食堂の天井に付いていた照明が印象的だった。 パイナップルとザクロからなっており、フルーツを題材とするところとその選定

          美術館レポ|東京都庭園美術館 あかり、ともるとき

          床に落ちたりんごと愛しい背中

          「いやだぁ〜〜、食べたかったーーー‼︎」 ぼろぼろ流れる涙を小さな手でぬぐいながら、泣きじゃくる息子。 朝ごはんのりんごを大人のマネをして爪楊枝で食べていたのだけど、かじったところでりんごが割れて床に落ちてしまい、楽しみにしていたりんごの半分はパパに回収されてしまった。 「落っこちちゃったのは食べられないから、バイバイしようね。こっちのりんご、食べる?」 そんな声がけもむなしく、どうしても床に落ちたりんごが食べたかったと泣いている。 しばらく泣いた後、落ち着いたかな

          床に落ちたりんごと愛しい背中

          何になるかより、何をやるか。(成瀬は天下を取りに行く/宮島未奈)

          小さい頃の夢は美容師。 高校生の頃の夢は、学校の先生。 大学生の頃の夢は、、、 何になるか、ではなく、何をやるか、と自分の将来を考えるようになったのはいつからだろう。 自分が何をやりたいか、に本気で向き合ったのは、大学生の就活が初めてだったと思う。 それまでは、誰か憧れられる人に出会って、その人になりたいと思うことが多かった。 印章に残っているのは、中学の英語の先生。 初めて学ぶ英語という授業で、説明がとてもわかりやすく、自分の中に新しいものが染み付いていく感覚があっ

          何になるかより、何をやるか。(成瀬は天下を取りに行く/宮島未奈)

          30代を自分にとって大きな分岐点にするために(30代を無駄に生きるな/永松茂久)

          本を読んだ決意を忘れないようにメモ。 まずは3ヶ月、以下3つに取り組んでみて自分の変化を感じたい。 1.「自分で決める」を身につける元々「なぜやるのか?」のwhyの思考は強く、様々な場面において自分ごとで考える癖はあった。 でも、最後の決断の時に「周りはどうだろう?」「あれ、自分だけこれを選ぶのはちょっと不安・・・」「人気のものにしよう」など、自分の決断に自信を持てないところがあった。 失敗したくない意識が強いが、失敗を受け止める自分を作りたい気持ちも含め、勇気を持ってチャ

          30代を自分にとって大きな分岐点にするために(30代を無駄に生きるな/永松茂久)

          自分の強みが弱みに感じて自信なくしてたけど、別のチームの人に褒められて嬉しかった。私のいいところ、自分が一番大事にしてあげたい。

          自分の強みが弱みに感じて自信なくしてたけど、別のチームの人に褒められて嬉しかった。私のいいところ、自分が一番大事にしてあげたい。

          時短勤務でもやりがいを感じたい

          育休復帰後、時短勤務を利用して9:00〜16:00の6時間勤務で働いている。 独身の頃は終わらない仕事があったら残業して対応していたが、今はそれができない。 時間を気にせずに“考える仕事”の時間を確保するのが難しい。 私は仕事が好きで、仕事でやりがいを感じたいと思って毎日働いている。 時短勤務を選択するときに決めていた事は、時間が短くなっても組織やチームへ貢献を諦めないこと。 ちゃんと戦力として組織に貢献し、仕事を通して自分も成長したい。 実際に働いてみて、それは実現

          時短勤務でもやりがいを感じたい

          投票に行ったら素敵な発見がいっぱいだった

          お昼前、投票に行ってきた。 投票所は家の近くの小学校。 いつもスーパーに行くときなどに周りを歩くだけだった小学校に堂々と入れるなんてなかなかない機会。わくわく。 学校に入ると、たくさんの植木鉢たち。 ミニトマト、アサガオ、バケツに稲(!) 自分が小学生の時にも育てていたミニトマトやアサガオは、今も変わらないんだと懐かしく感じる一方で、稲をバケツで育てるのは初めて見て新鮮だった。 秋にはお米が出来てるのかなぁ、楽しみだね。 投票所は図工室。 子供連れのご夫婦が多くて、

          投票に行ったら素敵な発見がいっぱいだった

          1人在宅勤務中、思いがけず胸が温かくなったこと

          仕事で、会社の人ほとんど全員が参加するオンラインイベントがあった。 そこで感じた自分の気持ちの動きが思ったより大きく、自分でもびっくりしたので記録として残しておきたい。 今職場は基本在宅勤務で、私も週5で在宅勤務。誰かに会うことなんて全然ない。会社の人と連絡取るのは基本チャットかメール。たまに電話。 部署の雑談部屋的なチャットルームもあるけど、話している人はいつも大体一緒で、私は見てることがほとんど。同じ部署の人はかなり年上の方が多くて、話題もあまり合わない。 リモートワ

          1人在宅勤務中、思いがけず胸が温かくなったこと

          自分の中にあった「母を守りたい」という気持ちに気付かされた (百花/川村元気)

          いい点数を取ったテストをお母さんに見せたら褒めてもらえた。お母さんが喜んでる。 ピアノがうまく弾けない。お母さんがあまり嬉しくない顔をしている。もっと頑張らなきゃ。 子供の頃、おそらく皆が持っているような感情を、私も当たり前に持っていて、お母さんに褒めてもらえるようにいつも頑張っていた。 この感情の根底にあるのは、お母さんに怒られなくたい、嫌われたくないのだとこれまで思っていた。しかし、今回この本を読んで、それだけではないことに気付かされた。 ◇ 息子の泉に野球を見せ

          自分の中にあった「母を守りたい」という気持ちに気付かされた (百花/川村元気)

          この人といると生きやすい

          旦那さんといると、すごく息がしやすい。 自分というものがどういう人か考えずに、生きることができる。 ひとりでいる時ももちろん好き。 ひとりでいる時は、なんでもできるし、何やってもいい。 人の目を気にせずに、おならをしたっていい。 どんなにぐだぐだしていたって、誰にも怒られない。 でも、最近気付いたのは、旦那さんといる時間ができてから、私はずっと人生が生きやすくなった気がすること。 話を聞いてもらえるからスッキリする。 いつでも自分のことを肯定してくれる。 そういうこと

          この人といると生きやすい