「まずやってみる」がいかに重要か
私の仕事の哲学の一つとして、「まずやってみる」というのが有ります。
つまり、思いついた事でも落ちているチャンスでもまず飛びつく事を意味します。
調べてみると、松下幸之助さんも言っていたみたいです。
最近では、なんとなくRPA(Robotic Process Automation)を
始めてみたんですが、正直言葉こそ知っているものの手を付けるまで
全く知識が有りませんでした。
大事なのは、よく分からないけど挑戦してみるという事です。
まずやってみて、行動しながら継続できるか向上できるかを考えるという事です。
松下幸之助さんのように「必ず結果がついてきます」なんて
大それた事は言えませんが、少なくともやっていない自分とは差が開きます。
これは、実は圧倒的な差であります。
ポイントは、下記の数点あります。
「挑戦するという気持ちを乗り越えた精神的なハードル」
「やってみた事によるスモールステップを踏んだ事により、
次の決断の段差が低くなること」
「やった事が既に経験値になり、知識的・技術的に一歩踏み出していること」
「やるか、やらないかでうだうだ悩む無駄な時間を無くせること」
「スモールステップでスタートするポイントを探すことで、
結果的に参入コストを意識的に下げるように動くこと」
「やった方が良いと既に思っている場合、大方やった方がよかった
という結論がベースに行動が決定されている為、結果が出やすいこと」
ビジネスを行っている以上、成功や達成に対する確証なんて有りません。
成功や達成に持っていくかは自分の力量と努力次第となります。
「まずやってみる」というのは考え方では有りますが、
より深く掘ってみると習慣です。常に習慣化していれば、
そもそも決断に迷う事が少なくなります。
一方、スタートアップの用語で、MVPという言葉があります。
「Minimum Viable Product」と言うのですが、簡潔に言うと、
「顧客に価値を提供できる最小限の製品や、それを使ったアプローチ」です。
詳しくは下記、書籍をご確認ください。
つまり、実用に足る最小限の製品をつくるないし活用する事を言うのですが、
個人的にはざっくり「まずプロダクトを作ってみる」と理解しています。
言いたいのは、スタートアップの段階でも、普通に仕事を行う場合でも、
「まずやってみる」事がいかに重要かという事です。
加えると、「やめる基準」「撤退するポイント」を決めておく事も重要です。
この話はまた別の記事で書きたいと思いますが、
NARUTOでいう多重影分身が私達には出来ないので、
人的リソースの問題で、やれる事には限界があります。
その中で、自分における達成基準や最大値のパフォーマンスを出す為には、
「まずやってみる」ことが全てのスタートになるのではないでしょうか。