受容| 焦りを手放す、距離を取る、自分を許す
この数日はNOTEも更新できず、地獄の底を這い回るような想像を絶する苦しみを味わっていた。
ただ、地獄の苦しみの果てに少しだけ自分を俯瞰して見られるような境地に立てた気がしている。
これまでは、
“この苦しみから脱け出さなければならないのに、いつまでこんな状態でいるんだ!”
“こんなに動けない身体と心でどうするんだ!笑顔も出ない、会話もまともにできない!復職なんかできるわけない!”
“復職できなければ無職。働けたとしても今までのような収入は得られない。生きていけない…”
“薬も効かない難治性のうつ病なんだ。治療方法がない。一生治ることはないかもしれない…”
“歳も40歳になる。うつ病に加えて身体の病気も気になる年齢。このまま人生終わるのか…”
等と自分を責めたり絶望的な思考を巡らせたりを繰り返していた。
しかし、今日は少しだけ心が軽い。
“今日は病院に行けたから十分じゃないか”
“今日できなかったことが明日もできないとは限らない。今までできた時もあったじゃないか。できない時はできない自分を許そう”
“こうなったら不安は一旦棚上げして、根気よく症状と付き合ってやろう”
苦しいながらもそう思えたのだ。
そう思えると不思議なものだ。抗おうとしていた辛い症状がなくなった訳ではないが、なんとなく距離を取れている感覚になってくる。不安を棚上げすることで焦りを手放し、少し心に余裕が生まれる。
症状や焦りにしがみついていると相手のペースに巻き込まれてしまうのかも知れない。
明日の自分がどんな症状で、何を感じるかはわからない。
でも
“不安を棚上げして焦りを手放す”
“症状に抗わずに距離を取る”
“できない自分を許す”
この感覚は明日以降も大切にしていきたい。