感情の波が激しい時の考え方
心を海と見立てると、個々によって広さ深さに違いはあれど、雨が降ったり台風が来たり、不運や失敗などの外界のある現象で自分の心が揺らぐことは誰でもあることで
怒り悲しみが大きく波打って混ざり合い、消えたと思えばまた湧き起こる。
ただ表面はどしゃ降りで波打っていても、水中に潜ってしまえば穏やかなもの
上っ面の現象に惑わされず、深く考える時間も必要かなと思ったりもします。
私の場合、こうやって文章を書くことや、音楽を聴く、身体を鍛えることも、独りで自分と向き合う意味で深く沈んでいる事にもなるのですが
表面上の動きにすぐに反応を起こすのではなく、どうして自分がそのような事態に陥ったのか?どのような時に、どのように自分はなる傾向があるのか?を深く集中し、考えてみると
少しは感情の波の影響を受けづらくなるかと
もちろん一朝一夕で出来ることではなく、ある程度訓練が必要なことで、深く潜ろうとしても、海面に浮上して波に身を弄ばれてしまう事も多々ありますが
少しずつ考える癖が構築され、自分なりの答えが見つかった時の感覚を味わうと、様々な出来事に好奇心が湧き、考えることが好きになります。
それに深く潜って、ふと頭上の波を海中から見上げて見ると、こんなうねり方をしていたのだな、、全体を静かに見守ることが出来る。
本当は空から見れれば最高なのですが、空は飛べないですし、雨降りの中だと濡れてしまうし、、矢面に立ちながら考えるよりも、ダメージ受けずに済むのが海中だと
ただ潜り過ぎると逆に暗く、周りが見えなくなり、孤立してしまいます。
なので自分の中で良い塩梅で潜るべきだと想いますし、時に誰かに助け舟を出してもらうことも必要です。
他力本願ではなく、持ちつ持たれつの関係で話しを聞いてもらうと、違う視点で考えを取り込めるので、良い解決法にもなります。
嵐が過ぎるまで、どこかへ避難するだけでも大分違ってきます。
波に飲み込まれて漂流せぬよう、自分の行きたい方へ向かって生きていきましょう。
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