氏家 譲寿, George Ujiie

氏家 譲寿, George Ujiie、ナマニクなどと呼ばれている狂った文筆家兼セキュ…

氏家 譲寿, George Ujiie

氏家 譲寿, George Ujiie、ナマニクなどと呼ばれている狂った文筆家兼セキュリティエンジニア。 CISSP保有者。 文筆ポートフォリオはこちら https://namaniku.net/2021/07/25/information/

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最近の記事

居酒屋の客でスラッシャー映画を妄想した

最近どーも、文章の書き始めにひっかかる。なんでだろう?とおもったら、単に毎日書いていなかったからでは?と。 「毎日書く!」とかふかして復活させたNote。3ヶ月くらいは続いただろうか?オレにしては、続いた方かなと思う。 連続して書くには、ネタ探しをしなければならないのだが、朝起きて走って、それからずっと座りっぱなしの仕事をしているので特に書くことがなくなってしまう。だから3ヶ月くらいが限界だったんだなぁと。 一回途切れると、アレをやらなきゃ、これをやらなきゃと自分に言い

    • 「この映画、面白い!とは言えないです」といっても仕事が来るよ

      最近、VTuberが面白くて、空き時間は、大抵VTuberの切り抜きやライブアーカイブを観ている。 ガチ恋勢ではないので、メン限は入らないしコメントもしないのだが、声がはっきりしていて聴きやすくて作業にちょうどいいのだ。VTuber同士のコラボも漫才みたいで面白い。 同じ事務所のVTuberが仲良さそうにコラボしている様を”ビジネス”と冗談でファンが揶揄するのも面白いし、それをネタに新人VTuberにドッキリを仕掛けるのも、中々おもしろい。 お前、どんだけYouTube観

      • ムービーナーズさん、すまん!という話です。

        「毎日書くよ!」なんて、続いたのは最初の3ヶ月くらいで、結局放置してしまっているNote。 3か月といってもオレにしてみれば結構続いたほうで、YouTubeも更新してないし、ZINEはなかなか出来上がらない。ZINEと合わせてリリースするつもりの楽曲もやっと一曲ができたくらい。 昼の仕事とライティング仕事はマスト。さらに後者は方々に 「この映画ならかけますよ」 と営業をかけなくてはならない。その合間を縫ってやるのは大変なのだよ。 そのくせ、ムービーナーズさんの連載も放ってし

        • 映画とAI

          生成系AIが爆発的に普及している。ChatGPTのリリースから利用者が1億人を越えるまでたった3ヶ月。1億人利用を基準に考えると携帯電話は16年、インターネットは7年、諸々のSNSは4.5年かかっているから、そのスピードは異常だろう。(マイクロソフトの偉い人が言っていたので、そうなんでしょうよ) 急速に普及しすぎたせいか、「労力ゼロで無限に”モノ”を生み出せる」と考えている人が多いような”気がする”。 実は”ちゃんと”生成系AIを利用するためには、労力を結構使う。プロンプ

        居酒屋の客でスラッシャー映画を妄想した

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        • 映画
          19本

        記事

          観ていない、観られない

          最近、”ちゃん怖い”ホラー映画を観られない。『胸騒ぎ』(原題:『Speak No Evil』)や『When Evil Lurks』の2作品が強烈すぎたせいもあるが、それよりも私生活で直面した出来事が怖いから、ああいう日常ホラーを観るとド鬱がやってきてしまうのだ。 ド鬱になるのは好きなので、それはそれでよい。でも、去年は多数の人から手のひら返しを食らったため 「人心はなんともしがいたいもんだな」 と。そもそも、オレの普段の行動がよろしくないんだろう。それは間違いないことぐ

          観ていない、観られない

          冷たい匂い

          香りじゃなくて、匂いね。匂い。 東北の生まれなので、雪を見るとちょっと懐かしい気分になる。昔はドッカンドッカン雪が降って、膝上まで積もったもんだ。関東でも結構積もったんでしょ? スキーウェアを着て、庭に積もった雪にダイブしたり小さなかまくらをつくったりしたなと。で、温い茶の間でファミコンで遊ぶ。 小学生の頃は、大雪の日はスキーウェアで登校、帰りに道でそこら中にダイブしまくって帰宅。で、庭で遊んでから家に入るルーチンだった。 夕方になると姉や母が帰ってくるんだが、これが冬

          『プライベート・ライアン』はリアル臓物描写の源流なのか?

          先日、大槻ケンヂさんと野水伊織さんのトークイベントを観覧した。臓物ホラー愛好家(?)の野水さんとの大槻さんの会話の中で、今のリアルな臓物描写の元は『プライベート・ライアン』ではなかろか?といった会話がなされていた。 「そういや、そうかもなあ・・・んー、でも前に似たような議論をどこかで見た気がする」などと、思いつつイベントの帰り道で考えてみた。 スピルバーグは然るべき表現を然るべき場所で使う監督だと思っていて、内臓描写に限らずショック描写を有効に活用する監督だ。天才なのでそ

          『プライベート・ライアン』はリアル臓物描写の源流なのか?

          陰キャ、新年会に出席する

          昼の仕事において、オレのレア度は高い。週一回しか出社しないからだ。だって通勤に一時間以上かかるんだもん。時間の無駄じゃん。 だから「帰りにちょっと一杯」なんていうこともほとんどないし、企画された飲み会もほとんど出席しない。 とはいえ、同僚と仲が悪いわけでも存在感がないわけでもなく、寧ろ変わってて話しかけると妙なことを口走る変なヤツと思われいる節はある。 会社ではヒッソリと生きていきたいんですけど、見た目がそうさせてくれない。加えて副業は実名でやっているので身バレしているから

          陰キャ、新年会に出席する

          グラグラする日々

          いや、違うんですよ。毎日更新すると言っておきながら一ヶ月くらいたって、年まで開けてしまいましたがっ…… えー、耳石という病がありまして、ころが、なかなか治らなくて困ってたんです。こうね、頭を傾けただけで目が回り出すんですよ。遊園地のコーヒーカップから降りたばかりのような目眩。立っているのが難しいくらい。 耳石はこれと言って治療法はなく、そのうち治るものなんだけれど今回はめっちゃ長引いた。『ポーラーナイト』のトークイベントの時も「ありがとうございました!」とお辞儀をしたときも

          燃える家

          『Blood』という映画を観ていたら、木が燃えるシーンがあった。何かが燃える映画はいいもんだなぁ……と思いながら思い出した歌、Shown Colvinの「Sunny Came Home」。 この歌に出てくる女性、”サニー”は相当なストレスフルな人生を送って来たと思われ、そんな彼女が実家に帰ってきて、しんどい思い出と共に家に火をつけて燃やしてしまうのだ。 リストを持っているあたり、「黒いなあ」と思う。 ウチの実家は、爺さまが起業した会社を畳むときに売っぱらった。まあ、そんな

          甘美な同情

          同情するというのは難しい。確かにありがたいのだが、余計なお世話なときもある。翻して「甘美な同情を誘う人」もいる。 もうわかんないんだよね。「あ、何か声をかけたほうがいいのかな?」とか「声をかけないほうがいいのかな?」とか。 この人はどういう人だっけ?落ち込んでいるとき声をかけたほうがいい人だっけ?放っておいてほしい人だっけ?と考えるのは面倒くさい。でも、 苦しんでいるのに声をかけてくれなかった とか思われるも嫌だし。ていうか、そんなことを考えた時点で100%外面を気に

          人をつなげる趣味

          人をつなげるのが好きだ。あ、ハイター博士みたいに物理的に繋いでムカデ人間をつくるのではなくて、人間関係を繋げることです。 「ちょいちょいキレて、人間関係ぶっ壊しているお前が言うか?」 ああ、はいはい。そうですね、すみません。でも、キレるのは理由がありますし……いいや、言い訳は。それでも好きなわけよ。人を繋げるのが。この人たちを邂逅させたら面白いんじゃない?この人にこの映画を紹介したら楽しいんじゃない?と。 昨日は「あ、繋げられる!」と思いつき、お呼びした方々の邂逅による

          オレが観たいのはオマエの臓物なんだよ。

          毎日更新すると言ったのに2日しか続かなかったのは、忙しかったからだよ!いや、すまん。書こうと思ったら午前零時を回っていて 「今日はいいや」 とかいって書くのあきらめてた。これだからダメなんだよ……。 本題。先日、2つの映画をハシゴした。どちらも楽しめたのだが、何か物足りない。 「この物足りなさは、なんだろうなあ?」と考えるまでもなく、答えが浮かぶ。 「こういうのが見たいんでしょ?」 そんな姿勢を感じてしまったのだ。 観客を意識して映画を作るのは至極当然のこと。 しか

          オレが観たいのはオマエの臓物なんだよ。

          テープの質感

          『V/H/S』シリーズは、面白さにムラがあるシリーズだ。しかし、あのビデオテープの質感だけは、回を追うごとに向上している。 あのビデオテープの質感さえあれば、どんなにつまらないエピソードでも楽しめてしまう。これは不思議な話……ではなく、単にあの画質を楽しんでいるからだ。 皮肉なことに昔はあんなに鬱陶しかったスイッチングノイズ(画面の下端にあるアレ)や音声のヒス、トラッキングの乱れ、ヘッド劣化の歪みが、妙に愛おしいのだ。 『V/H/S』シリーズのエピソードをバッキバキのU

          『シチリア・サマー』を観て

          オレは恋愛映画が嫌いだ。いがみ合う2人が、何故か好き同士になって、恋人になり、喧嘩あるいは避けがたい障害があられるも、解決して元の鞘……。クリシェまみれなのはホラー映画も一緒だが、どこに面白さを見いだして良いのかさっぱりわからんのだ。でも『シチリア・サマー』は面白かった。だって黒かったんだもん。 『シチリア・サマー』は、少年同士の恋愛映画だ。40年前のイタリアを舞台に、同性愛に対する偏見をネチネチを描いている。一方、少年達の清々しさと南イタリアの陽光が映画から「ドス黒いヘイ

          『シチリア・サマー』を観て

          「覚えてない」なんて適当に口にしてはいけないと思った話

          毎日更新していた事をうっかりやめると、完全に手が止まってしまうことがわかったので、また毎日書いていくことにする。よって、どうでもいい話が増えるが、暇つぶしに付き合ってくれたら幸いだ。 人によって対応を変える人が苦手だ。好き嫌いはおいておくとして、初対面あるいはフラットな状態であからさまに対応が変わっちゃう人の事ね。 とはいえ、公平に接するのは大変だったりするので、対応を変えてしまう気持ちはわかる。オレは極力、誰であろうと公平に付き合っていこうと努めているのだが、一声交わし

          「覚えてない」なんて適当に口にしてはいけないと思った話