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#エッセイ
好きだった人に「早く結婚しろよ」と急かされるので。
私の初恋の話をしよう。
と言って、興味を持ってくれる人が
どれぐらいいてくださるのかは分からない。
ならばこうしよう。
話を始める前に、まずこれを見てほしい。
この世界がコロナ禍になるずっと前、
彼と訪れた居酒屋での一枚。
「「完全に一致じゃね?」」
盛り付けられていた唐揚げの最後のひとつをとったとき、私たちはそこに隠されていたラピュタを発見した。〜♪ あの地平線 輝くのは どこか
夢を諦めさせてくれた人
先生へ
ご無沙汰しています。さとうです。
と言ってもおそらく、先生はもう、僕の事を覚えていないと思います。
最後にお会いしてから、もうすぐ10年が経とうとしています。
僕は約10年前、先生から脚本を学んでいました。
10年振りにこうして文章を書いているのは、理由があります。
どうしても、先生にお伝えたいしたい事があります。
1人に向けて書くんだよ。たった1人に
まず、その前に僕の事を思い出
本当はすごい、あなたへ。 P294.
思ったような結果にならないことなんて、生きていれば、山ほどあります。
むしろ、そのほうが多い、いや、9割くらいそうなんじゃないかと思えることもあるかもしれません。
そこで、「じゃあ、もういいよ」と投げ出したり、腐ったり拗ねてしまっていたらもったいないです。
なぜなら、そこからが勝負、そこからが本当のスタートだったりするケースが多いからです。
チャンスの神さまが空の上から、「どーかなー? こ
ビンテージショップで常連になるのは『選ばれた人』だけだと思ってた
6年前、28歳の秋。
友達と知人の合間くらいの同世代女5.6人くらいで集まったとき。
そのうち1人が異様に洒落た服装で現れた。他の誰かが「そのコートかわいいね!」と声をかけたら「ビンテージの服にハマってる」とのことだった。
「もう安い服とかじゃなく大事な数着を長く着続けることにした」とか語るその子を死んだ目でみながら私は「いいなあ」とか「私もそうしたいなあ」とかじゃなく「そういう人生の人は良いよ