本屋に隣接したカフェに来た。 隣には老夫婦。 2階にあるそのカフェの窓側のカウンター席に座った私は、プレーンワッフルと珈琲を注文してから本と手帳を出して窓の外を見た。目の前には大きなビルがあって、その入り口にツリーが飾ってあった。 もうクリスマスか〜 そのツリーを囲むおばさまたち。代わる代わる写真撮影をして、遠いから小さすぎて顔は見えないのだけれど伝わってくるその人達の雰囲気は、色にすれば優しい黄色やピンク。 私の隣の奥様がポツリ。 「ツリーのところでおばさまたちが写
バイト先の大学生は病み上がりだった。 その子はブルーのレンズのサングラスをかけてくるような子。「いかつ!」って言うと「メガネ無くしちゃって、これしか度入りがなかったんですよー」って言う子。 その子は手編みのニットの猫耳帽子をメルカリで買って、バイト終わりに2人でサーティーワン行く時に被ってくる子。 その子は恐竜のイベントが近くでやっていた時「私恐竜に似てません?よく言われるんですけど」って言ってくる子。 先週の木曜日「ちょっと風邪っぽいんですよね」って閉店業
今日は大学時代の友達と久しぶりに会えた。 彼女は最近婚約した。少し体調を崩していた期間があったから心配だったけれど、幸せそうで安心した。 私が行きたかった喫茶店「珈琲西武」に足を運ぶ。レトロで可愛らしい内装とランチセットのホットサンド、大きなプリンアラモードで大勝利。 食後は新宿御苑に向かって菊花壇展を観た。菊の花が針金に括り付けられ、紙の上に固定されて綺麗に整列している様に日本らしさを感じて少し息苦しかった。でも、それがとても綺麗でもあった。 はみ出しても良い
毎日投稿が途絶えた。 その瞬間に何かから解放された気がした。それと同時にかなりショックだった。その日は、何でもない休日で、最近の疲れを癒すみたいに家でじっとしていた。何もする気が起きなかったから何もしないと決めて過ごした。noteの存在もそんな感じで忘れていたのだろう。 25時になってもだらだらとベットの上で寝転がっていたら、ふと思い出したんだ。 「今日note書いてないじゃん!」 ガラガラと何かが崩れる、とかよく言うけどそれを体験した。あ〜こういうことね。
私はどっちが100悪いなんて、そんなものはないと思いたい。でも、絶対に自分が悪くないと思ってしまった時に相手にお前が悪いだろみたいな態度を取られるとめちゃくちゃ腹が立つ。 今日は姉はお酒を飲んでリビングで爆睡していた。その間に私はお弁当のおかず作りを完了させてお皿洗いを済ませてからお風呂の追い焚きをした。お風呂があったまるまでNetflixを観ていた。すると、姉が起きたので少しお喋りをしてから私は立ち上がり、「そろそろ風呂入るか」と言った。ちなみにその時の心境はというと
最近、バイト先の大学生がディズニープラスのアカウントを共有してくれた。 何か観ようとディズニー映画の欄をスクロールしていると「トイストーリー」が目に留まった。 昔観たような気がするけどあんまり覚えてないな〜 そこまで長くなかったので観てみることにした。トイストーリー1、2と続けて観ての感想は、普通におもしろいだった。だがトイストーリー3を観て、一変した。心が揺さぶられたからだ。 トイストーリー3は、おもちゃのウッディたちの持ち主であるアンディが大学生になり引越
机の上はペンとノート。 好きな曲も映画もアニメもいつも私を彩っている世界を全て大事に閉まって、ただ座布団の上あぐらをかく。心が話してくれるまで頭に浮かんだ言葉をノートに書く、書く、書く。 「そっか、そんな風に感じてたんだ…」 自分を優しく認めてあげる時間。どんな自分の想いも否定せずに書き出して受け入れる。 私にとってその時間はかけがえのない大切なもの。私と手を繋ぐ時間、みたいな。 今日はやっと、まとまった時間ができたので、そんなひと時を過ごせました。 昨
今日は姉をゴミ箱にした。 心のゴミ箱。 胸糞悪いことがあって涙が出そうでたまらなかった。「裏表がある」「自分勝手で人のことをあまり考えられない」そういう人が私は苦手だな。今日はそんなことの積み重ねで疲れ果てて、姉に話を聞いてもらった。 問題が起こるけど、結局は自分に何か降りかかっている意味のあることだと思うから、あ〜苦しいな〜これはなんで起きてるのかな?そんな心の余裕を持って事実と向き合っていきたい。のだけれど…最初からできるほど私はまだ成熟していない。だから頭の
心地よい疲れってものがある。疲れたなぁ…と感じるけれど気分は下がらなくて、充足感があって満たされているのに動けない。これが心地よい疲れなのかもしれない。 今日は朝から渋谷に出かけた。母の友達が昨日から遊びに来ていたので、そこに合流して明治神宮に行った。参拝してからランチを食べてさよならしてきた。いつも笑顔で優しくて温かい人達。何より、年齢不詳すぎる、美しい。私もそんな風に歳を重ねていきたいと思えてとても有意義な時間だった。 帰りは電車に揺られながら爆睡してしまった。
女の子はある時から必然的に付き合うことになる月一回のアレ。 今週来そうな予感と共に少し気分が落ちるし、なぜか腹が減る。アレが好きな人とか待ち望んでいる人はきっといないよね。昨日はマクドナルド、今日は肉まんを食べた。今夜はモツ鍋が待っている。後輩がどうしてもモツが食べたくなったらしくて、お店を予約してあげる優しい私(笑)おかげで楽しみが一つできたよぉ。ありがとう! せっかくの休日だし、気分を上げるために朝からカフェに行った。ココアが飲みたかったけれど300円も値段が違か
夜、退勤後に駅前を歩いていたら居酒屋から社会人5人くらいのグループが出てきた。距離は少し遠かったのだが、酔っているからか声が大きくてこちらまで丸聞こえだった。 「B型の女に悪いやつはいねぇ」 真っ赤な顔をしてふらふらした女性がそう言った。果たして彼女は何型なのだろう。 ちなみに私はB型。友達や知り合った人にはよくO型に間違えられる。 でも、最近は「何型ですか?」という質問をされない気がするし、しなくなったように思う。血液型で性格診断をすることが一昔前という感じだ
今日はアルバイト先でかぼちゃを捌いた。大きなまんまるのあの子に包丁を入れて8等分にする作業はなかなか骨が折れる。 中身を取り除いた後にどうしたって残る皮。もったいないね〜と言いながらいつもは捨ててしまうそれを救いたいと思い、ちょっとずつ食べる。その時一人の大学生が「クッキングしたい」と言い出した。その子はいつもは寡黙な女の子。今日はわくわくニコニコしていて、とっても可愛かった。いつも可愛いのだけれど。 小麦粉とベーキングパウダー、卵、牛乳、塩胡椒、そこに冷凍野菜とかぼち
昨日は念願の焼肉を食べた。 おいしかったなぁ。ビールで肉の脂を流し込む時間。酒飲みの幸せだけどよく考えると変だよね。わざわざ油食べまくってそれを流し込むためにもっと強い苦いビールを飲む。相殺してる。変だけど最高!ありがとうね、お兄ちゃん。 今日はアルバイト先の社員さん最後の出勤日。約三ヶ月間お世話になった人。 お別れは寂しいけれどまだ実感があまりない。これからは飲み友になるだろうから会えないわけではないと思いつつ。「別れ」というものに対して私は何歳になっても実
今日はお休みなので映画を観てきた。 「映画けいおん!」や「聲の形」を手掛けた山田尚子監督の最新作「きみの色」。映画館で予告を観た時からずっと観に行きたかったアニメーション映画。 結論、何か劇的な変化や凄いことが起きたわけでもないのに、ずっと泣きそうな気持ちになっていた。私の人生に大切な映画がまた一つ増えました。 全体を通して 「自分の感覚を大切にすること」 小さな、些細な、繊細な、微妙な…そんなきらきらを掬い上げてくれる美しい映画だった。嫌な描写が排除された優し
疲れて帰宅。掛け持ちくらい気楽に働ける方が私には合ってるのかもなぁ〜と、まだ2週目だけど思った。シフトの組み方が自分的に神がかっていて素晴らしい。やはり頑張っているとうまく回っていくんだなと実態のない何かを信じ始めている(?) 明日はやっと家で焼肉の日。兄がくれたお肉を堪能できる。楽しみだな。今朝忘れずに、冷凍室から冷蔵へ移動させた。偉い。 もつ鍋とおでんを食べに行く予定の今週は楽しみなことばっかり。振り付けも編集も順調。こういう時こそ周りの人に感謝だね。良心に従って
駅からアルバイト先まで歩いていると、今日はいろいろなキッチンカーが並んでいて静けさと共に期待に胸躍るようなそんな空気が漂っていた。 今日は「お祭り」なんだとその空気を存分に吸ってから思い出す。 祭りの影響かいつもよりお店が混み合っていて、バタバタと作業しているとすぐに休憩時間がやってきた。 お店を出ていつもの休憩室をキャンセルして、屋台やフリーマーケットが立ち並ぶ通りをゆっくりと歩いた。なんだか良い匂いがして、そちらへと足早に向かう。そこには「ケバブ屋さん」があっ