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小学生読書感想文の書き方!簡単な書き方は無料で見れます~。上を目指す方へは有料で・・・!

久しぶりの記事になってしまいました。

夏休みの宿題で取り組んでいる方も多いのではないかと思います。
「読書感想文」の書き方について書きたいと思います。

元小学校の教師ですので、子どもの実態などもわかっておりますので、
参考になるのではないかと思います。

まず、ご存じない方もいると思いますので、読書感想文コンクールの概要というかシステムについて説明を簡単にしますね。

低学年・中学年・高学年に分かれていて、それぞれ課題図書というのが決まっています。
しかし、実は自由図書の部もありますので、どの本でも構わないのです。
何となく課題図書じゃなきゃダメと思っている方がいるかと思いますが、そうではないということです。

その後学校に提出されたものを担任の先生が良いなと思ったものを持ち寄り、低学年・中学年・高学年の国語担当の先生がそれぞれの代表者、課題図書1人自由図書1人を決めます。
そこから市などに学校の代表作品が集まり入賞者などが決まるという流れになります。
私のところではこのような形でしたので多分他のところも似たようなものかなと思います。

この流れでわかると思いますが、学校の代表になるのもかなり難しいです。
2学年で二人しか選ばれないわけですから・・・。

ということで、とりあえず提出すれば良いかな・・・という人向けの書き方と、学校代表狙う!!という書き方と二つ紹介しようかなと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。

本当にとりあえずでいいやという方へなのですが、
インターネットで穴埋め式で読書感想文簡単に作れるというものがたくさんあります。
「読書感想文 すらすらプリント」などで検索すればすぐ見れます。
それが良いかもしれません。
穴埋め式なのでやりやすく、時短で終わると思います。

ただ・・・・やはり穴埋め式というのは面白みがないというか・・・。
簡単なのは間違いないですが、学校代表には選ばれないかと・・・。
でも、やることに意味・意義はあると思います。

苦手な人にとってはわかりやすく、高学年ならそのプリントを見て自分で進めることもできると思います。

こうして文章の型を頭に入れることで将来役立つことは間違いないです!
国語力が上がります!

穴埋め式で書いたな・・・と先生にはわかってしまうかもしれませんが特に問題ではないので、気にせず取り組んでみて下さい。


さて、では学校代表などを目指す上級者向けのお話をしたいと思います。
まず、最初に言っておきますが、ある程度時間がかかります。
低学年なら2時間ぐらい、中学年なら4時間ぐらい、高学年なら6時間ぐらいは見積もっておくと良いかなと思います。
それを一日でやろうとしてはいけません。
最低2日。本当はせめて1週間ぐらいはかけてやって欲しいです。

わかりやすく「こつ」を伝えたいと思いますのでぜひご覧になっていただければと思います。
よろしくお願いいたします。

そして、親御さんの協力は年齢が低い子であればあるほど必要です。
ちなみに、低学年は課題図書を読む人が少ないので狙い目かもしれません!30人以上のクラスでも2人ぐらいという時もありました。
学校代表に選ばれる可能性も高くなります。
低学年は課題図書がおすすめです。
残念なことに中学年・高学年は特に自由と課題とどちらが狙い目ということはありません。
感想や気持ちを書きやすいのは自由図書かもしれませんが。

読書感想文は、その名の通り「感想」が大切です。
あらすじばかりというのが残念な感想文に多いのですが、とにかくあなたが読んだ「感想」が何より大切です。

まずは、本を読むわけですが、
読む前にも準備はあります。
それが選書です。
どんな本を選ぶかというのはすごく大切なことです。

学校代表を目指すなら漫画系(かいけつゾロリとかも)とかは避けた方が良いと思います。
伝記なども無しではないですがハードルが高いです。
ある程度の長さがある物語か、世の中で話題になっていること(SDGsとか、原子力についてとか、LGBTとか、人種差別とか、宗教の問題とか)で自分が興味があることに関する本が良いです。

課題図書でも、何冊かある中でなぜその本を選んだかというのをしっかり頭の中にあると良いですね。

なぜその本を選んだかというのは読書感想文で最初に書くべき大切なことになります。

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