いつだって「自分の人生」が全てを教えてくれる
私たちは
怠惰になって、
傲慢になっていて、
人の声に耳を傾けなくなった時、
インド哲学でいうところの
「タマス(惰性)」に心の状態がなった時、
ものごとがうまくいかなくなります。
長い人生の中で
「なんだかなぁ」と思いながらも、
突破口が見つからず、
その中をグルグルとループしてしまうこともありますが、
そこで、
自分が怠惰であることや、
謙虚さや、周りへの感謝を忘れていたことに気付いて
自分が間違っていたことを認めて、
もっと自分の内側をしっかりと観て、
自らを正そう!と
自分と向き合い
精神的に成長して、自分の足で立った時に、
私たちは
必ず良い流れの中に入っていきます。
そうやって
意識のレベルが上がると、
視野が広がって、
以前は、
見えなかったものが見えるようになり、
全てのものに対する感謝がうまれて、
どんどんと
受け入れられる器が大きくなっていきます。
仕事がうまくいかなかったり、
人間関係がうまくいかなかったり、
健康を害したり、
お金がなくなったり、と
生きていれば、
苦しいことは
人それぞれありますが、
そんなもがき苦しむような経験から
たくさんの愛を見出すことで、
私たちは少しづつ
サットっヴァ(純粋性)な心の近づいていくことができます。
その時、
自分の元に入ってくるエネルギーは
確実に大きくなって
受け入れられるエネルギーの大きさが
人間関係がよくなった、
お金のめぐりが良くなった、
健康になった
やりたいことが見つかった、
などの
外側の現象として現れてきます。
外側は内側の投影ですから、
ごくごく自然なことです。
でも逆をいえば、
またタマス(惰性)に戻って、
怠惰で、傲慢で、謙虚さや感謝を忘れていたら、
また、
もがき苦しむステージに戻ってしまいます。
そうやって
大切なことは、
私たちの人生が全て教えてくれます。
タマス(惰性)でいないこと、
ラジャス(激性)に走り過ぎないこと、
どこまでもサットヴァ(純粋性)に向かうこと。
怖いな、できないな、と思ったら
怖れをしっかりと観て、
チャレンジを忘れないこと。
成功、成功、自分、自分
自分だけが成功すること、良くなることばかりを
追い求めないこと。
人から褒められたり、
称賛されても、
傲慢になったり、謙虚さを忘れないこと。
そのために、
常に自分を観察しておくこと、
自分の心をコントロールしておくこと。
特に
ものごとがうまくいっている時こそ
より心のコントロールが必要。
物事がうまくいくと
私たちは、
自分が正しい、と思ってしまいがちで、
それを他人にも押し付けてしまいがちです。
タマスでもあり、ラジャスでもある
私ができている、という傲慢さやうぬぼれは
自分では気づきずらく、
パートナーや子ども、親や、上司、部下、
などなど、身近な存在が
「そうじゃないよね!!」とサインにして
教えてくれますから、
それは、よけい苦しくなります。
でも、
正しいのはいつだって「人生の方」で、
そんな、私たちに、
「そうじゃないでしょ!」
というメッセージをこめて、
苦しみがしっかりと与えられるようにできています。
だから、
常に、気づけるか、
そこから成長できるか、ですね。
この世界はどこまでも愛でできていることを
感じますね。
どうぞ素敵な1日を♪
明日からもどうぞ素敵な1週間を!