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ip_yoshi
2021年8月31日 14:00
今日は、大手と渡り合う、知財の活用方法を説明します。あなたの会社は、大手企業や中堅企業に商品やサービスを提供していますか?大手企業と対等な関係を築くために、苦労している経営者は多いですよね。そんな時に知財を持っていると、関係の改善に役立ちます。さまざまな不当な要求を受けることも多くの個人や中小企業の経営者の皆さんは、日々、安定した経営を模索していると思います。大手や中堅企業の継続的なパ
2021年8月30日 11:00
翻訳ビジネスは、知財のお仕事の中でも数少ない儲かるお仕事だと思います。でも、特許翻訳の品質って、どうやって決まるのでしょうか。僕は、日本とアメリカの弁理士として、数多くの外国出願に携わってきました。翻訳の評価は、人によって、会社によって、違う1990年代に、日本企業の外国出願を社内弁理士としてやっていて、分かったのは、翻訳の評価は、人によって、会社によって大きく異なるんだな、ということです
2021年8月29日 09:30
令和二年に、著作権法が改正されました。いわゆる写真のスクショによる複製やライブ配信で、映り込んだ著作物が、どのように扱われるのか解説してみます。携帯電話によるネット利用の浸透から、さまざまな著作権の問題が発生携帯電話やタブレットで、写真や動画を撮影した際に、偶然、背景にある著作物が入っちゃうことってありますよね。このような、映り込みによる権利制限が変わりました。もともと、スマホなどで、写
2021年8月28日 17:00
知財コンサルという職業は、日本の場合には、弁理士資格を持っていない方が、便宜上、名乗る職種のように見えます。しかし、海外では、いろいろな職種が知財にはあります。ブルーオーシャン?さまざまな知財の職種の中で、日本人がいない分野は、はっきり言って、ブルーオーシャンと呼ばれ、稼げる職種と言えます。加えて、日本の知財政策は、周辺のハイテクの東アジアの国々に比べ、ガラパゴス化が始まってきています。
2021年8月27日 08:30
令和二年に、著作権法が改正されました。そのうちの一部は、すでに施行されています。いわゆる二次創作がどのように扱われるのか解説してみます。二次創作が盛んなキャラクター二次創作というのは、原作をもとに、許諾なくパロディなどを、原作者以外が制作した創作を言いますよね。原作の漫画やアニメが完結しているのに、二次創作が盛んなキャラクターっていますよね。ここで問題になるのは、二次創作をした人が、
2021年8月26日 13:00
翻訳ビジネスは、知財のお仕事の中でも数少ない儲かるお仕事です。しかし、最近は、翻訳会社のトライヤルを受かっても、簡単にはお仕事は来ないようです。件数が減少し、機械翻訳が広がる特許翻訳の業界では、国内出願数が2006年以降、劇的に減少することから、翻訳の仕事も大きく減少するトレンドが始まっています。それに拍車が掛ったのが、グーグル翻訳をはじめとしたインターネットを利用した機械翻訳です。つま
2021年8月25日 15:00
発明の詳細な説明が、実は一番、準備に時間が掛かるんですよね。発明の詳細な説明とは、その技術を知っている人が、その発明を製造したり、使用したりすることができる程度に、発明を簡潔に記載する部分なんですよね。読み手がわかるように!多分、特許の準備書面の8割くらいの枚数は、この発明の詳細な説明なんですよね。発明は、他の発明や従来の技術と識別できるように記載します。可能な範囲で、読み手が、他の発明
2021年8月24日 12:00
海外では、知財コンサルの方が、主流な職種です。知財コンサルという職業は、日本の場合には、弁理士資格を持っていない方が、便宜上、名乗る職種のように見えます。海外では逆?しかし、海外では、弁護士や弁理士の資格自体は、それほど難しくない国も多くあります。なので、資格自体はそれほど重要ではありません。アメリカでは、ホームレスの弁護士なんて結構いたりします。多分、日本人は、とても資格が好きな国
2021年8月23日 08:00
令和二年に、著作権法が改正されました。罰則がとても厳しくなりました。具体的に、どのような罰則が行われるのか解説してみます。侵害のほう助にしかすぎなかった、漫画村次に、侵害コンテンツのダウンロードの違法化(令和3年1月施行済)について、民事および刑事ともに、明確に適用になりました(著作権法119条)。前に、漫画村っていうサイトが、月間ダウンロードが1億回を超えている、なんてニュースがありま
2021年8月22日 20:30
翻訳ビジネスは、知財のお仕事の中でも数少ない儲かるお仕事ですが、なかなか経験や知識を得るのが難しい業界です。特許翻訳者って、どうやってなるんでしょうね?学生時代から、特許翻訳者になりたいっていう人は、あまりあったことがありません。多くの方は、他の分野の翻訳を経て、最終的に特許翻訳にたどり着いているようです。あるいは、もともとは特許技術者であった方が、特許翻訳者になったという場合も、そこそこ
2021年8月19日 09:30
令和二年に、著作権法が改正されました。そのうちの一部は、すでに施行されています。具体的に、どのような内容がされたのか解説してみます。ネット上の海賊対策の強化今回の改正の目的は、インターネット上の海賊対策の強化です。もうずいぶん前から、インターネット上での海賊版行為が、世界中で横行しています。たとえば、音楽、アニメ、映画、テレビ放送、漫画コミック、書籍、ゲームなどの広い範囲で行われていま
2021年8月18日 20:30
翻訳ビジネスは、知財のお仕事の中でも数少ない儲かるお仕事だと思います。今日は、プロの特許翻訳者の現状について、解説してみました。翻訳は最も重要なプロセス僕は、日本とアメリカの弁理士として、数多くの外国出願に携わってきました。会社の知財部から、20年くらい前にスピンアウトして、先ずやったことというのは、特許の翻訳サービスだったんですよね。当時、日本企業の外国出願を社内弁理士としてやっていて
2021年7月14日 09:30
仮の出願って、何でしょうね?日本には、全くない制度です。アメリカにおける出願日の確保アメリカの仮出願制度とは、通常の特許出願の条件を満たさない簡単な形式でも出願として、認めてくれる制度です。例えば、出願の期限が迫っていて、英語の書類を作成している時間がないときに、緊急的に日本語で申請するときに使用されていました。つまり、仮出願の目的は、アメリカにおける出願日の確保なんです。仮出願を
2021年7月10日 09:00
インコーポレーション・バイ・レファレンスっていうのは、我々はIBRと呼んでいますが、要はアメリカ特許出願の明細書のなかでする、参照による援用のことなんです。参照による援用というのは、他の特許出願の番号の参照をもって、その出願の記載内容を組み込むという宣言なんですよね。実は、日本の出願人の間では、あまり知られていません。このIBRを使うとよい点が、実は2つあるんです。IBRを使えば、記載