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夢は、「本を出してけいぶん社さんに置いてもらうこと」になった

何度目かの京都で、何度目かのけいぶん社さんを訪れます。私が本屋さんが好きだと知っている友人が、学生時代に勧めてくれた場所です。それから関西に来ることがあればここに来て、本が好きな人たちが集まる、本だらけの空間を楽しむことにしています。

今回は、本にあまり興味のない同居人と訪れました。彼は私が読書の時間を大切にして、本を買い集めることに喜びを感じ、私が自分でも文章を書き続けていることを知っています。だから彼自身は読書家ではなくても旅先で書店に着いてきてくれるのでした。そして私が店内を時間をかけてうろつくのを、時折様子を確認しに近寄ってきては、遠巻きに放っておいてくれるのです。

前回は歌集を買わずに後悔したので、今回は気になるものは絶対にお迎えするぞという覚悟で足を踏み入れました。バックパッカーなので、重い本は避けたいのが本音です。でも国内だし、それにけいぶん社さんだし、ということで、甘々に2冊も選んでしまいました。

以前まではそんなに意識していなかったのですが、たくさんのZINEが置かれていました。あれ、こんなふうに幅広い本が置かれているのか、と思ったら、急に欲が出てきました。

今年は資格の勉強に本腰を入れて、余裕があれば息抜きの逃避行旅をしていたことで、ほとんどそれ以外の趣味の時間を取れませんでした。けれども副業のライティング活動や、noteの投稿をもっと充実させたいと思っているのも事実。これからはそういう時間を十分に取れたらいいと思っています。

来年度の目標は、ZINEを作り、それを売ること。逆に言えば、お金を出しても手に取りたいと思われるような本作りをすること。そして、当面の夢は、本をけいぶん社さんに置いてもらえるようになることになりました。実際に書店を巡って、わくわくの気持ちが膨らんだのを確かに感じたのです。

そんな決意を新たに歩いていたら、ふと目に止まったのが『テクノキウイ』という本。これ、ニュージーランド時代の友人が作っているZINEなんですよね。いやいや、君の本、ここにあるんかい!!

私もがんばらないといけないなと思いました。というか、頑張りたいなあと。彼は生粋のニュージーランド人でかなりパリピなモデルさんなのですが、中国語と日本語を勉強して、日本語でお話を書いたり歌を詠んだりできるほどの努力家なのです。昔からイベントでの出展もしているようで、私も訪れたことがありました。そんな彼の本が!けいぶん社さんに!じーんとなりました。

それを見て、より目標が強化されました。夢は何かと聞かれたら、当面はこれを答えるだろうなと思います。「本を出して、けいぶん社さんに置いてもらう」。がんばります。


今回お迎えした本


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mayu
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