白の輪郭がくっきりと浮かんだ空 思いつく限りの具が用意された素麺 眠気に任せた昼寝 外気は体温と同期し溶け合って どう考えても暑すぎるというのに何故か心地よく感じ…
蝉の合唱、 厚い雲の唸り、 背の高い向日葵、 予告通りのパラつき、 からの土砂降り、 掻き消える合唱、 効きすぎた冷房。
が始まっちゃってる Q: 夏、何すんだ? A: 特に何も この夏をどう過ごすか 27度目の夏を迎える 確かに、夏はあと何回 有るだろう 今年ボーッと過ごした夏は、四,五十にな…
頭が少し起きている、アラームが聞こえる 既に何かを諦めている 爪を切りたい 時間は少ない だけどサラダと炊き込みご飯を食べて されど顔のむくみは諦める アイライン…
稽古初日に購入した一ヶ月定期の期限が昨日、 切れました。 あと数日 いやだいやだと言っていた筈が、 今ではその脛にしがみついている次第です。 止まってやった所で何…
エエモン入ってる箱を貰いました 蓋を開けると中はまだ空っぽでした その時は 何が詰まっていくのか まだワクワク とだけ していました そしたら 鼻がきいた なんかお…
こればっかりは 学べない 明け方 頭が覚める あーわたし 知っています こういう朝を なぜなんでしょう いくらでも乾く喉 警笛の響く あたま 生中180円、ハイボール1…
土曜の朝です。 すこし あたためたパンを齧りながら うちを出ます まあるくて ちいさくて ほんのり甘い お米のぱんです。 くものあいだ 太陽が ひかります 空気はつめた…
私はその日会う人に、 なにか届けるべき言葉がある様な気のする事がある。 この為だったか、と背を凭せかけた時間の中、 どこかで思う時がある。 ピッタリと その場で受け…
全開の窓から 風が通る、カーテンはふわりとゆれる。 遠く、自動車のエンジン音 うちの洗濯機の水の回る音がする 太陽の光で部屋は明るく ぼーっと座っていても、寒く…
空腹の状態でサイゼリヤの門を叩きます 空の胃袋に500mlの白ワインを注ぎ始めると、 正直200mlくらいでフワッとはします。 でも結局、アルコールは精神論だと思っているの…
年末 早起きをしたら、早く家を出ちまいたくなったので、電車でのこのこ帰ることにしました。 目指すは兵庫。 まずは東京駅まで。 白い靴を履いて帰ります。 ふと、私の…
目線の先、時計は8:10。 家を出る10分前、 過ぎていないだけ良しとしよう。 冷静な頭を、ゆっくり体に繋げる。 焦りは1ミリもなく。仕方ない 夢の中で、久々に縄跳びをし…
こんなに感覚で埋め尽くされた夢は初めて見た。ゆめの中で電話を切った直後に現実のアラームが鳴った。4:30。 「だよな」と言う感覚で目が覚めて、ゆっくり言語化してみた…
クタクタの帰り道、勤務終わりに絶対聞こうと 決めていた、友達の唄。 前方に深緑色の幼稚園帽を被った男の子、自転車の荷台で揺られながら、目に映るものに手を伸ばし、…
べに
2024年8月10日 23:15
白の輪郭がくっきりと浮かんだ空思いつく限りの具が用意された素麺眠気に任せた昼寝外気は体温と同期し溶け合ってどう考えても暑すぎるというのに何故か心地よく感じている畦道の風見渡す限りの田んぼの上で夏が大きく移動していた
2024年7月24日 07:29
蝉の合唱、厚い雲の唸り、背の高い向日葵、予告通りのパラつき、からの土砂降り、掻き消える合唱、効きすぎた冷房。
2024年7月9日 07:57
が始まっちゃってるQ: 夏、何すんだ?A: 特に何もこの夏をどう過ごすか27度目の夏を迎える確かに、夏はあと何回 有るだろう今年ボーッと過ごした夏は、四,五十になった私が、だったらくれよと羨ましく思う空白かもしれない。捨てる訳でもない。ただ「ボーッと過ごした」というタイトルが付くだけ、別に良い程よくバイトしては晩御飯を作り、偶に呑みに出る。その繰り返し、別に充分だ。と思ってい
2024年7月3日 21:30
頭が少し起きている、アラームが聞こえる既に何かを諦めている爪を切りたい時間は少ないだけどサラダと炊き込みご飯を食べてされど顔のむくみは諦めるアイラインを引く時間と気力は無いけれどラメで気分を上げたいと思う「でもキラキラだから大丈夫」と思う魔法リップもキラキラを選択してみよう多分持っていたはず存在を忘れていた涼しいズボンを見つける子犬に噛まれた腕のキズを隠すために長袖
2024年3月27日 16:36
稽古初日に購入した一ヶ月定期の期限が昨日、切れました。あと数日いやだいやだと言っていた筈が、今ではその脛にしがみついている次第です。止まってやった所で何も起きないことを知っている「時間」は、もちろん進んでゆきますわな、お終いに向かって終わりが無いと動かないうえに、終わりたくないと言うくせに、終わりを作って始めるんです。物好きですよね人間てのは自作自演の一喜一憂です。最高です
2024年3月3日 22:02
エエモン入ってる箱を貰いました蓋を開けると中はまだ空っぽでしたその時は 何が詰まっていくのか まだワクワク とだけ していましたそしたら 鼻がきいたなんかおるうわぁ、なんか居るあぁやだなぁと思いながら仕方なく見つめていると見えてきました透明な怪獣むっちゃ 強いやつですあぁーーーーーーやだぁぁぁぁーーー))))そんなん ほんとは初めから分かっていた
2024年2月28日 16:49
こればっかりは学べない明け方 頭が覚めるあーわたし 知っていますこういう朝をなぜなんでしょういくらでも乾く喉警笛の響く あたま生中180円、ハイボール150円これなんです昨晩はあんなに仲良く手を繋いでいたこの数字が、眠る私を置いて どこかへ行ってしまったんです。時間切れですか夜に冷えた水があたまの騒がしさを キンとなぞりますどうしてでしょうねおひや
2024年2月24日 10:05
土曜の朝です。すこし あたためたパンを齧りながらうちを出ますまあるくて ちいさくて ほんのり甘いお米のぱんです。くものあいだ 太陽が ひかります空気はつめたい 光はあたたかいちょうど 真上のでんせんに きれいな 白鼠色の しゅっとした鳥が一羽 鳴かずに とまりました。いってきまーすぱん もつ左手は みるみる変温してゆくそれでもわたし 恒温動物だれもいない
2023年5月12日 17:07
私はその日会う人に、なにか届けるべき言葉がある様な気のする事がある。この為だったか、と背を凭せかけた時間の中、どこかで思う時がある。ピッタリとその場で受け取り印を貰う日もあれば、少しあとの、私はすっかり忘れていた頃に到着の報せを受けることもあるがその時は、私は私を、誰かに自慢したくなる。うちの子優秀でしょ〜と、撫でまわす。そして無事、お届け出来たことに、ひっそりと、祝杯を
2023年4月27日 10:59
全開の窓から風が通る、カーテンはふわりとゆれる。遠く、自動車のエンジン音うちの洗濯機の水の回る音がする太陽の光で部屋は明るくぼーっと座っていても、寒くもなく暑くもなく、眩しすぎることも無い。豊かだなと、ふとおもう
2023年3月18日 21:17
空腹の状態でサイゼリヤの門を叩きます空の胃袋に500mlの白ワインを注ぎ始めると、正直200mlくらいでフワッとはします。でも結局、アルコールは精神論だと思っているので「アルコールを理由に」くらいにはフワッとするけど、装います。お供にグリンピースとラム肉よく噛むほどに美味しいし、グリンピースに至っては、一度フォークを置いてからが、本番です。ラム肉は串で食べたいけれど、解いた方がス
2023年1月15日 20:56
年末早起きをしたら、早く家を出ちまいたくなったので、電車でのこのこ帰ることにしました。目指すは兵庫。まずは東京駅まで。白い靴を履いて帰ります。ふと、私の白い靴が白い事に驚いていた人を思い出しました。その人は、私が人生で初めてマッサージを受けに行った先の、ハワイアンなお店の店員さんでした。東京駅に着いて、天むすを買おうかと思ったけれど、レジには長〜い列が出来ていて、まあ、お腹も空
2022年7月15日 08:33
目線の先、時計は8:10。家を出る10分前、過ぎていないだけ良しとしよう。冷静な頭を、ゆっくり体に繋げる。焦りは1ミリもなく。仕方ない夢の中で、久々に縄跳びをした。決心して再び瞼を開くと、5:28あらまぁ私って、時間を戻せるらしい ゆーーっくりおきて、 ゆーーっくり紅茶を入れて、 ゆーーっくりと、支度を進める。もう1日が半分終わったような充実感。
2022年6月24日 07:12
こんなに感覚で埋め尽くされた夢は初めて見た。ゆめの中で電話を切った直後に現実のアラームが鳴った。4:30。「だよな」と言う感覚で目が覚めて、ゆっくり言語化してみたけれど、どれも比喩、代わりでしかなくて言葉は足踏みをする。だけどその度に、私の中で、分かる。周りの全てが言う、分かるよねって。そうして「感覚」は再度、確かになって行く。私の中だけで使える通貨の様な質量を持つ。張り裂けんばかり
2022年5月26日 23:11
クタクタの帰り道、勤務終わりに絶対聞こうと決めていた、友達の唄。前方に深緑色の幼稚園帽を被った男の子、自転車の荷台で揺られながら、目に映るものに手を伸ばし、母の背中に報告している。目が合うと、その手は私に向けられて、角を曲がって見えなくなるまで、互いに手を振り続けた。夕方6時それでも明るい、5月の終わり。空は遠く、高く、青い軽い足取り、帰宅の時間、遠く近く懐かしい、また