ばぁちゃん家

白の輪郭がくっきりと浮かんだ空
思いつく限りの具が用意された素麺
眠気に任せた昼寝

外気は体温と同期し溶け合って
どう考えても暑すぎるというのに何故か心地よく感じている畦道の風

見渡す限りの田んぼの上で
夏が大きく移動していた

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