mu

絵とことばで、あの日のあのこを抱きしめる。手描きイラストレーター。詩やお話、お散歩記事、美術展や映画の感想文。いろいろ入ってるパフェみたいなnoteです。 紙の本、空と雲、おやつの時間がスキ。

mu

絵とことばで、あの日のあのこを抱きしめる。手描きイラストレーター。詩やお話、お散歩記事、美術展や映画の感想文。いろいろ入ってるパフェみたいなnoteです。 紙の本、空と雲、おやつの時間がスキ。

マガジン

  • とっておきnoteをあつめたmuの宝箱

    ずっとそばにいてほしい、宝物の記事たちをあつめている。

  • 感想文たち

    心に残っている映画やドラマ、展覧会の感想文など。

  • muのお散歩

    おいしい、楽しい、おもしろい。また行きたくなる「はじめまして」や「大スキ!」な町のお散歩やカフェ巡り。

  • キャラメル色のくまとブラウニー色のくま

    イラストの記事やくまたちのマンガ。 ひとりもスキだけど、ともだちもスキだよ。 ほんの小さなことを大切に、ちょっとずつしあわせを感じるくまのキャラメとブラウニのおはなし。

  • muの絵とことば🗝️おやすみなさいの時間に

    「ひとりもスキだけど、ともだちもスキだよ」 夕焼け雲を一緒に見上げた帰り道、何にも言わなかったけど、あの日から多分ともだちだった。 キミがしあわせだとうれしいんだ。 一緒にいるときも、いないときもね。 ほんの小さなことを大切に、ちょっとずつしあわせを感じるくまたちのことを綴り、カラーインクの手描きイラストをつけた作品集です。 おやすみ前の時間におすすめです。

最近の記事

  • 固定された記事

2025年カレンダーを作ったら、noteの思い出アルバムになっていた。

秋がやってくると、来年のことをちらりと考えたりしませんか🍁 葉っぱが色づいたなあと思ったら、ジングルベルが聞こえてきたりして、時間の流れが加速するような気がしてしまいます。 実は、noteをはじめた頃からずっとやりたかったことがありました。 それは〝カレンダーを作ること〟です。 じゃーん! 2025年のカレンダーができあがりました✨ はがきよりひと回り大きいB6サイズで、しっかり立つ台紙にマットなシルバーのリング止めです。 12ヵ月の絵はこんなふうになっています。

    • 青い本棚に続いて📕赤い本棚の記事を紹介してくださったmbook.26さんが選んだ1冊は「きみなんか だいきらいさ」 https://note.com/cozy_rabbit8679/n/n06d7172f27f1?sub_rt=share_pw 「かいじゅうたちのいるところ」だけではないモーリス・センダックの世界へ。 https://note.com/cozy_rabbit8679/n/n5a72fa864306?sub_rt=share_pw

      • ひとつのスキも、100のスキも。

        数日前、とある動画を受け取った。 そこには、映像と選んで添えられた音楽が表す〝時間〟が描かれていた。 美大でグラフィックデザインを専攻していた頃、インテリアやプロダクトの立体をデザインする人たちのことが少しだけ羨ましかったのを思い出す。 上下左右と奥行きに現実世界の空間を認識して自在に描いていく様は創造的で、離れたところからそれを眺めているのは楽しくもあった。 このnoteでの1年分の思い出の中から手描きイラストを選び、カレンダーを作った。 紙に印刷されてシルバーのリング

        • 秋風に吹かれる午後の葉の色を 眺め並べる赤い本棚

          見惚れたあとにふと気づく いったいあなたのお名前は? 頭の中で時間を戻し 春の景色を思い出す あなたの花は何色で どんな姿をしていたか ひらひら白い花びらの ハナミズキだったかもしれない そうではないのかもしれない これからもうすぐ来る冬も そのまた次の新しい春も あなたをずっと 見ていよう 秋風に吹かれる午後の葉の色を 眺め並べる赤い本棚 赤は情熱やパワーを思わせる色で、子どもの頃から青や白が好きだったmuには少し強過ぎる色です。 でも、おもちゃの赤はかわいいし、

        • 固定された記事

        2025年カレンダーを作ったら、noteの思い出アルバムになっていた。

        • 青い本棚に続いて📕赤い本棚の記事を紹介してくださったmbook.26さんが選んだ1冊は「きみなんか だいきらいさ」 https://note.com/cozy_rabbit8679/n/n06d7172f27f1?sub_rt=share_pw 「かいじゅうたちのいるところ」だけではないモーリス・センダックの世界へ。 https://note.com/cozy_rabbit8679/n/n5a72fa864306?sub_rt=share_pw

        • ひとつのスキも、100のスキも。

        • 秋風に吹かれる午後の葉の色を 眺め並べる赤い本棚

        マガジン

        • とっておきnoteをあつめたmuの宝箱
          30本
        • 感想文たち
          8本
        • muのお散歩
          10本
        • キャラメル色のくまとブラウニー色のくま
          13本
        • muの絵とことば🗝️おやすみなさいの時間に
          6本
          ¥500
        • 思い出のお仕事と作品たち
          7本

        記事

          夜の帳が下りる時間が日毎に早くなっている。 冷たい空気にもらった喉風邪が長引いてどうにも頭痛がおさまらない。 キミが眠くならない頭痛薬をくれた。深い眠りに落ちるまじないでもかけてくれたらいいのに。キミはそんなことはしないけれどね。 空を見上げたらあちこち出歩き過ぎだと月が笑った。

          夜の帳が下りる時間が日毎に早くなっている。 冷たい空気にもらった喉風邪が長引いてどうにも頭痛がおさまらない。 キミが眠くならない頭痛薬をくれた。深い眠りに落ちるまじないでもかけてくれたらいいのに。キミはそんなことはしないけれどね。 空を見上げたらあちこち出歩き過ぎだと月が笑った。

          いもくりかぼちゃだ🎃秋のスイーツでHappy Halloween👻

          いつの間にか、あったかい毛布をもう一枚掛けたくなる季節となりました🍁 秋服のお気に入りはマロンペーストのようなベージュと、さつまいもの皮のような赤紫色🍠です。 街を歩けばあちこちがハロウィンのディスプレイで飾られ、かぼちゃたちがいくつも並んではりきっています🎃 ビュッフェばかり行っている訳ではない 果実園にて 「季節のパフェ」を堪能 大好きな栗が贅沢に盛りつけられていた え、これ何だろう? ミニおはぎじゃないよね? というくらいの大きな大きな栗が乗っていた🌰 みずみずし

          いもくりかぼちゃだ🎃秋のスイーツでHappy Halloween👻

          秋のお散歩|東京都写真美術館と白いカフェ🍦星月さんと月星さんが言うことには

          東京都写真美術館は〝TOP〟と呼ばれる。 何のトップなのかと思えば、 〝TOKYO  PHOTOGRAPHIC ART〟 の中の頭文字なのだった。 なんだか高いところへ連れて行ってもらえそうな気分になってくるではないか。 TOPのある恵比寿の庭 午後の明るい日差しの中、駅から恵比寿ガーデンプレイスまで歩く。 人々はにこやかに、または颯爽と行き交い、煉瓦敷きの広場のステージでは何かのライブが準備されている。 すぐ写真美術館の展示室に向かいたいところではあるが、今回はもうひ

          秋のお散歩|東京都写真美術館と白いカフェ🍦星月さんと月星さんが言うことには

          ちいさな秋をみつけた日

          小さな、かわいらしいものが並んでいる姿に弱い。 例えばぬいぐるみはひとつでもかわいいが、それがいくつもぎゅっと身を寄せ合っていたとしたら、みんなまとめてより強く抱きしめてしまいたくなるだろう。 秋晴れの休日、玄関を出て階段を十数段おりたところで出会ったひとつめの秋は、きちんと整列して待っていた彼らだった。 歩き出して駅に向かい、しばらく電車に揺られて街から街へと運ばれる。 休日の時間はゆっくり流れていくから、何か探し物でもしているかのように、のんびり歩いていく。 目の

          ちいさな秋をみつけた日

          「ぐりとぐら」のおかあさんがお空へ帰られました。 寂しくて絵本を読み返し、こうしてページを開けばいつでもまた会えると気がつきました。 同じ時代に一緒に生きて、この絵と物語の世界に出会えたのはしあわせなことでした。 今頃はお空のお茶会で、妹さんの描いたカステラをつまんでいるかしら。

          「ぐりとぐら」のおかあさんがお空へ帰られました。 寂しくて絵本を読み返し、こうしてページを開けばいつでもまた会えると気がつきました。 同じ時代に一緒に生きて、この絵と物語の世界に出会えたのはしあわせなことでした。 今頃はお空のお茶会で、妹さんの描いたカステラをつまんでいるかしら。

          muの絵とことば🗝️おやすみなさいの時間に

          この秋、noteで1歳になりました🎂 muのnoteにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。 このたびnote1歳🎂anniversaryとして、有料マガジン「muの絵とことば🗝️おやすみなさいの時間に」をご用意しました。 このマガジンは、これまでのイラストの記事の中から特にお気に入りのものや、たくさんスキをいただいた記事を集めた作品集になっています。 ひとつひとつの有料記事はポストカード1枚分の150円でお読みいただけますが、ぜひまとめてお得なマガジンでお楽しみく

          muの絵とことば🗝️おやすみなさいの時間に

          おはようどうぶつえん🌳お散歩「井の頭自然文化園」

          いつもより早起きをした雨上がりの朝、バスを降りたところで常緑樹の葉っぱの上に朝露を見つけた。 小さくて透明な宝石がいくつも並んでいるようだった。 27画像1,486文字 メンフクロウ ミーアキャット マーラ

          おはようどうぶつえん🌳お散歩「井の頭自然文化園」

          note1歳になりました🎂キミが開けるとびら

          この秋、noteで1歳の誕生日を迎えたmuです。 お立ち寄りいただき、ありがとうございます。             ✨ ポストカード1枚分の 絵本、文章と挿画、マンガなど、振り返ればずっと「絵とことば」と一緒に過ごしてきました。 文房具デザイナーやイラストレーターの仕事をしたのち、一度は絵を描くことを長くお休みしたのですが、noteの街を知り創作を再開することができました。 ここではあふれてきたことばにのせて、ひとり静かに鉛筆とカラーインクで絵を描いています。 頭

          ¥150〜

          note1歳になりました🎂キミが開けるとびら

          ¥150〜

          階段をのぼって見つけた妖精の国のお菓子|お散歩カフェ

          晴れた秋のはじまりの日には、澄んだ空気を感じながら、いつもよりたくさん歩く。 空の高い方の青色が少しずつ濃くなってきて、そうだ、遅めのおやつの時間にしようと思いたつ。 それなら今日こそ、あのカフェに行こう。 日暮れ前 街灯の明かりが 目立ちはじめる いくつかの角を曲がり 小道を進んで ずっと来たかったお店に ようやくたどり着く 白ペンキの木の塀 ちょっぴり錆びた画鋲 暗がりの 階段を のぼっていく 郵便受けと案内黒板 踊り場の玄関を過ぎて また

          階段をのぼって見つけた妖精の国のお菓子|お散歩カフェ

          コーヒー豆を挽く3人の男たち|エッセイ

          1人目 1938年生まれの少し変わった老人は、戦時中に食べ飽きたというサツマイモが苦手だ。 今では、食べることも料理をすることも謳歌している。 若き日の空白を埋めるように観劇に出かけ、映画を観て音楽を聴き、寝る間を惜しんで本を読み、読みながら眠ってもまだ読書灯で額を照らしている。 創作の近くで生きること私に示した、父である。 口数が少なく絵を好んだ私を絵画教室へ通わせた。 みんなと同じだからといって安心してはいけないし、みんなと違うからといって不安になることはない。 言葉で

          コーヒー豆を挽く3人の男たち|エッセイ

          光のわっかに いるような こんなにあかるい お月さま やさしい灯りを あびたので 今夜はぐっすり 眠れるかしら どなたさまも よいゆめを

          光のわっかに いるような こんなにあかるい お月さま やさしい灯りを あびたので 今夜はぐっすり 眠れるかしら どなたさまも よいゆめを

          明日の夜あの場所でまた|#Sun 3 Sunday

          雲が空を覆うように 心にもやがかかれば いとも容易く見失う 青空をひっ掻いて 付いた傷のような 白い姿のあなたを 明日は またあの場所へ 夜に会いに行きます #Sun3Sunday こちらの企画に参加しています🩵✨

          明日の夜あの場所でまた|#Sun 3 Sunday