どう感じたのか教えてほしい「哀れなるものたち」映画感想文
「ロブスター」という、奇妙でおもしろくもあり、不自由で救いがないような映画を観たのは、10年近く前のことだったか。
「期限までにカップルになれなければ、自分で選んだ動物の姿に変えられてしまう」という設定に、ずっと居心地悪く、自分なら何の動物にしようかと必要もないのに考え迷ったのを思い出す。
「ロブスター」や記憶に新しい「女王陛下のお気に入り」などのヨルゴス・ランティモス監督の最新作「哀れなるものたち」。
映画館に飾られた美しい騙し絵のような巨大ポスターに惹きつけられ、主演