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感想文たち

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心に残っている映画やドラマ、展覧会の感想文など。
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記事一覧

秋のお散歩|東京都写真美術館と白いカフェ🍦星月さんと月星さんが言うことには

東京都写真美術館は〝TOP〟と呼ばれる。 何のトップなのかと思えば、 〝TOKYO  PHOTOGRAPHIC …

mu
4週間前
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無口な帽子の人にどこまでもついて行く。「フォロン展」感想文

細くて長い月の形をしたカバンを持った人が、こちらを見つめている。 ジャン=ミッシェル・フ…

mu
3か月前
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ポテトの山に旗を立てられるのはママだけなの「システム・クラッシャー」映画感想文

ショッキングピンクの服を着たブロンドの少女が、不穏な眼差しでにらんでくる。 タイトルの文…

mu
6か月前
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どんなところへもいってみていいとわかった2023年展覧会「new born 荒井良二」

待ちきれなくて、はじまってすぐその展覧会に行った。 片道3時間の美術館へ。 7月、夏らしくな…

mu
11か月前
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六本木212Design sightで反省モードになった「もじイメージgraphic展」感想文

六本木へは、あまり行かない。 ものすごくおしゃれな人達ばかりがいそうだし、ブランドでいっ…

mu
9か月前
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もう観た?もうしゃべっていい?「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」映画感想文…

ジョニー・デップのウォンカの、若かりし頃か。 最初はそれしか思わなかったのが、予告映像や…

mu
11か月前
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どう感じたのか教えてほしい「哀れなるものたち」映画感想文

「ロブスター」という、奇妙でおもしろくもあり、不自由で救いがないような映画を観たのは、10年近く前のことだったか。 「期限までにカップルになれなければ、自分で選んだ動物の姿に変えられてしまう」という設定に、ずっと居心地悪く、自分なら何の動物にしようかと必要もないのに考え迷ったのを思い出す。 「ロブスター」や記憶に新しい「女王陛下のお気に入り」などのヨルゴス・ランティモス監督の最新作「哀れなるものたち」。 映画館に飾られた美しい騙し絵のような巨大ポスターに惹きつけられ、主演

まずは眠って、そして、起きたら何かおいしいものを食べよう「ペンションメッツァ」ド…

宿に泊まるということは、寝る場所をいつもと違うところにすること。 眠るということは、とに…

mu
10か月前
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