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ダイエッターが陥る、糖質についての間違った認識
こんにちは!伊藤卓也です。
今回はダイエットする方々が持っている、『糖質についての間違った認識』について解説していきます。
糖質制限のメリット
糖質は、制限というよりコントロールをすることが重要で、以下のような様々なメリットを得られます。
・痩せる
・生活習慣病のリスクが減る
・尿酸値の低下
・痛風のリスクが減る
・細胞が若返る
・脳機能が上がる
・集中力が上がる
糖質の種類
糖質は、お米や小麦、うどん、蕎麦、パンなど穀物系に含まれる「複合糖質」と、砂糖などの「単純糖質」の2つに大きく分けられます。
また、糖質の最小単位は単糖類(グルコース、ブドウ糖、果糖またはフルクトース)と言います。
この単糖類が2種類結合したものを「二糖類」(砂糖、乳糖など)、単糖類が7種類以上結合すると「多糖類」(デンプン、グリコーゲンなど)になります。
単糖類と多糖類の特徴は、結合数が少ないほど甘く、吸収は早くなりなり、結合数が多いほど甘味はなく、吸収が穏やかになります。
また吸収が穏やかだと、インスリンの分泌が少なくなるので、糖尿病のリスクも低下するのが特徴です。
よって複合糖質の方が生命を維持するために必要な栄養素が多いとされています。
そのため、糖質をとる場合は複合糖質を摂取することがおすすめです。
危険!”果糖ブドウ糖液糖”
また、「果糖ブドウ糖液糖」には注意が必要です。
果糖ブドウ糖液糖は3種類に分けられます。
1.ブドウ糖果糖液糖(果糖の割合50%未満)
2.果糖ブドウ糖液糖(とうもろこしなどのデンプン質から作られる
人工甘味料で、果糖の割合が50%以上90%未満)
3.高果糖液糖(果糖の割合90%以上)
どれも好んで摂るべきものではありませんが、特に、果糖の割合が多くスポーツ飲料にも使用される『高果糖液糖』は摂るべきではありません。
なぜなら果糖は体内でタンパク質や脂質と結びつきやすく、砂糖の100倍も体を錆びさせる「糖化」をしやすいと言われているためです。
糖質制限するだけではだめな理由
糖質は過度に制限してしまうと、以下のような状態になってしまうので注意が必要です。
・エネルギー不足、疲れが溜まる、イライラする
・自律神経が乱れる
・ストレスが溜まる
過度な糖質制限は、体に負担がかかることで抵抗性が増加し、インスリンが働きにくくなります。
そうすると、少し糖質を取っただけでも急激に血糖値が上がり、糖尿病のリスクが上がってしまうのです。
また、血糖値の上昇を抑えるGGLP1というインスリンの分泌を促し、血糖値を上昇させる『グルカゴン』を抑制する物質が働きにくくなります。
結果、ストレスが溜まりやすくなり、暴飲暴食に繋がります。
そのため、できるだけ単糖類ではなく多糖類を選びながら、適度な糖質を取ることが重要です。
「糖質オフ甘味料」の落とし穴
エリスリトールなど、「糖質オフ甘味料」はカロリーゼロで血糖値も上がらないため良いとされていますが、腸内環境が悪くなると言われています。
また、糖質処理の能力が低下する『グルコース不耐症』に繋がることで体に糖質が溜まり、肥満や糖尿病に繋がると言われているため、あまりおすすめできません。
おすすめの食材
よい糖質をとるためにおすすめの食材は、全粒穀物や、全粒粉を使ったものがあげられます。
全粒穀物:玄米、発芽玄米、ふすまを取っていない麦、オートミールなど
全粒粉:パン、パスタ、うどん、そばなど
玄米は白米に比べてビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養価は非常に高いですが、糖質の量は同じなので、食べすぎには注意しましょう。
玄米又は白米150g(大体お茶碗1杯分)に対して、糖質が50g(3gのシュガースティック約17本分)も入っているため、多くても150g、できればそれ以下に抑えられるのが理想です!
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伊藤 卓也(いとう たくや)
大阪府出身。『本当の意味でのダイエットの成功』をお手伝いするパーソナルトレーナー。
正しいダイエット方法について、「健康」を目的とし、科学的根拠に基づいた遺伝子検査や筋トレ、食事、睡眠指導を行っている。
Instagram: https://www.instagram.com/re_born_takuya
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