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胃弱の宿命。胃が弱いわたしが、1番気を付けなきゃならないこと。

最近、
ずっと胃が痛かった。

夕方になると、
ゲップが止まらなくなる。


それがまいにち恒例で
そうこうしながら二週間。

その原因が分かったのでして。。。



食べ過ぎていたのだ。(ドーン!!!)




▷ 夕方になると痛む胃。


二週間ほど
その症状に『なんだろう』と首をひねり続け、


コーヒーをやめる』や
白湯』や
主食は粟粥にする』など

いろいろ試してみたが

よくなる気配がなかった。



うーん。
胃を押さえながら回すマッサージをしてみても、

どうにもこうにも良くならない。



そんなある日、
いつもより夜ごはんの時間が遅くなったので、

“ 豆腐のお味噌汁 ” と “ 茹で栗5個 ” だけにして
軽めにすませた。



次の日。




まっったく痛くない。
夕方になってもまったく胃が痛くなーい。



ただ単に
ここ最近、
夜ごはんを食べ過ぎていたのでした…(焦。

と言うか、
本人はそこまで食べ過ぎていた自覚がなかった。。。(汗



▷ 胃が弱い。


過去2回、

胃が痛くなって
胃カメラを飲んだことがあった。



そのときの先生にも
言われていたのに、


わたしは食欲に負けて
すっかり忘却のかなた。



あの日、胃腸センターの診察室にて。

わたし:「三週間ほど胃の痛みが続いてて、なにか病気でしょうか…」

先生:「森ノさん、あなた食べ過ぎが原因です

わたし:「………(えっ)」



しかも、
胃カメラを飲むまえの、
わたしが書き込んだ問診表を見ただけで
その先生は言ったのだ。

とくに食べもののことは
書いてもなく。


「森ノさんの胃は、キレイですよ。ま、胃カメラやった方が、安心されるだろうから、やっていった方がいいかもしれませんが」とのこと。


えーーーーーー!
そんなの分かるのーーーーーーーー!と内心、びっくり。



実際、
胃カメラ飲んで見てもらったら
異常なしだった。
「ちょっと胃が下がってるけど」らしい。



「森ノさんは、胃弱ですね。食事の量を、数回に分けて食べたほうがいいですよ。一気に食べると、消化が追い付かなくなりますから」

と、
眼光鋭く言われたのである。


ギクリ、として「分かりました」とだけ言った。



ぜんぜん、分かっていなかった。

忘れていた。(ダメ)



ちょっと調子がよくなると、
忘れてしまう。
のど元過ぎれば~~もいいところである。


にんげんの最大の欲求は『食欲』であるのは
納得だ。(言い訳)




今回は
さすがに反省。。。


そうだよ、前に言われてたのだよ。
いっぺんにたくさん食べるな、と。





たしかに
むかしから胃が弱かった。


三十代前半までは、
今みたいに
なにかあれば
すぐさま調子が悪くなるようなことは
なかったとは言え、


それでも二十代のころから
胃弱の片りんは見せていた。


飲みに行けば
3回に1回は
ひどい二日酔いで吐いていたし、
(でもお酒が好きで飲んでいた)


モツ鍋パーティーのモツにあたって
二日間吐き続けたのは
4人中、わたしひとり。


オイスターバーで
食べまくった生牡蠣にあたったのは
わたしだけ。


居酒屋デートで馬刺しを食べたら
悶絶するリバースしたのは
わたしだけ。
(過去1ツラかった)




それでも、

翌々日には復活してくれる胃に、
わたしは甘えきっていた。
それで今、こう!
ちょっと食べ過ぎただけで、こう!




▷ 極小食を貫いたルイジ・コルナロ


いぜん、
こちらの本を読み、興味深くおもしろかったので
小食、粗食、いや極小食
挑戦していた時期はあった。

【無病法ー極小食の威力 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2012/5/19)

著者のルイジ・コルナロは
30代でさまざまな生活習慣病を患い、
40代で生死の淵をさまよう。



医師の忠告により
藁にもすがる思いで
1日の食事摂取量『350g』の極小食へ…

そこから彼は
徹底した極小食を貫いて
年々快活になっていき

完全なる健康体となり102歳という長寿で、
病死ではなく自然死という穏やかな最後を
迎えるかたちで天寿を全うした。




350gって、
お茶わんにふつう盛りによそった
2杯分くらいである。


これを調べたときに
「あ、意外に食べられる」とわたしは感じたが、


しかし、
水分多めのもの、
たとえば
かぼちゃの煮つけひとかけが
50gなので
1食2かけ~を朝、昼、晩と食べ、
1日の中で合計7個食べたら、食事は終わり。


物によっては
非常にさみしい食事となる。


「パンは軽いから
パンなら何個もたくさん食べられるのでは?」
みたいなことを当時考えたが、

この著書では
『多くを食べるな』ということなので
そういった裏ルート(?笑)的なことでは
ないのだった。

それと、
350gを
1日の中で『夕飯にまとめて食べよう』
のようにするのもNGで、

あくまでも3回に分けて食べなくてはならない食事法である。




それにしても、
ルイジ・コルナロの

この食生活を徹底しはじめたあと
最晩年までの彼の丈夫な肉体以外も

頭脳明晰さ、
情緒の快活さなどの
溢れるその活力


にんげん誰しもが「そうなりたい!」と思うような
非常に魅力的なものとして
書き記されていた。




しばらくの間わたしは
1日350gの食事
とっていたが、

しだいに
毎日毎日測りにかける作業が手間に感じはじめ、
この食生活も、三週間を過ぎたあたりから
いつしかやめてしまっていた。



しかし、
このときの心身の調子が、
確かにすこぶる良かったのは覚えているのです。




▷ 少食、再スタート。


腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神に近づく

ヨガの教義らしい。

この言葉は、
ここ数年
よく目にしており、


そして今また、
まさに真理なのだろうな、と思う。
できるかどうか、やりたいかやりたくないかは別にして。





根っからの食いしん坊だが、
背に腹は代えられない。
いや、根っからの食いしん坊だから、
今こうなったのか。


腹八分。

胃のために、
いや、己のために
こなすまでだ。



もともと朝と昼は少な目だったので
夜ごはんも
少な目にして

【例】
・お味噌汁
・茹で栗5~6個
・小皿に高野豆腐とオクラの煮もの
・にんじん100%ジュース(温めたもの)


「なんか、もうちょっと食べたいなー」というくらいで
ストップ。

これだと、わたしの感覚では腹6~7分くらい?



それと、
たとえ冷たくない飲みものでも
ガブガブ一気に飲むと
のちのち胃の調子が悪くなるので、

ゆっくり
一口ずつ飲む
ようにしている。
(これが地味なんだけど、すごく難しいんです!!!)




そんな感じで
なんやかんやと
5日ほどたった。



すでに述べたけれど、
胃の痛みが
まったく無くなったのと、(胃、今までゴメン)

ほかにも
ちょっとした変化のようなものがあり、

やはり「腹八分~~はスゴイのかも…」と
思わずにはいられない。


もう少し
変化を感じられたら
そのこともまた
記事にできたらな!と思っている。


胃が痛くないって、
こんなに最高だったなんて。



☕︎Have a nice day! ☕︎


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