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風花 朋(Kazahana Tomo)
2022年1月30日 13:57
冬に想う、夏のうだるような暑さ、容赦なく照りつける日差し、鳴きやむことのない蝉の声、草いきれのこもる道、夕立のあとのアスファルトの匂い、夜空に煌めく大輪の花。そのすべてが狂おしいほど恋しい。暑さで皆が少しずつおかしくなってしまうような。匂い立つ濃密な闇。なにかが起こりそうで、でも結局なにも起こらないまま終わる夏。胸がぎゅっと締めつけられるようなあの空気感。あの中にいますぐ戻りたいと、そう願う。
2022年1月15日 17:39
あと何回この悔しい思いをしなければならないのだろうか。虚しさが心のなかを占拠する。そんなふうに簡単に人を切れるのか。そうか、そうだったのか。これで自分のことを「人見る目が無い」なんて言ったら、それはいま私を支えてくれている人たちに失礼になる。じゃなぜ?遅かれ早かれ決別の時はきたのだろう。そんな内容だった。共感能力の欠如。おごり高ぶった心。損得勘定で決められた優劣のついた人間関係。