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2022年1月の記事一覧
8歳のボクが考えた不思議な話【案内フクロウ】
ある二人の旅人が、旅を続けていた。
その旅人たちが山をのぼりきったとき、一人が体調を崩してしまった。
山をおりて病院に行こうと思ったけど、もう暗い。
でも、そのままそこにいるのも無理そうだから、灯りを照らしながら山をおりた。
しばらく行くと、方角を見失って道に迷ってしまった。
すると、木の上に何かが見えた。
何だろうと思って灯りで照らすと、フクロウがこっちを見ていた。
フクロウは、音
8歳のボクが考えた不思議な話【みらかこ村】
学校の帰り道、一人の五年生の男の子がいつも通る山道を歩いていた。
すると、突然木が倒れるような音がして、音がした方に行ってみると、特に何もなかった。
「あれ?大きい音がしたのに。不思議だなー」
そう思っていると、その先に、今まで気づかなかった知らない道を発見した。
その道が気になった男の子は、行ってみたくて吸い込まれるように歩いていった。
しばらく歩いて行くと、いつの間にか知らない村に来
8歳のボクが考えた不思議な話【底抜け袋】
あるところに、遊んでばかりで何も努力をしない男の人がいた。
生活が苦しくて、家族はいつも苦労していた。
その男の人は、あまりお金がなかったから、贅沢できる大金が欲しいと思っていた。
そして、ウワサで聞いたことのある、願いを叶えてくれるという底抜け袋のことを思い出していた。
ある日、楽してお金が手に入る方法はないかと考えながら歩いていたら、道端に袋が落ちていた。
その袋は、底が抜けていて、
8歳のボクが考えた不思議な話【百秒鏡】
ある古びた倉庫に、何人かの子どもたちが、百秒鏡のウワサを聞いてやって来た。
倉庫の中をあちこち探してみると、柱に立てかけてある百秒鏡をみつけた。
その鏡は、古くてホコリがかぶってた。
大きさは1ⅿくらいで、子どもたちは思ったより大きいなと思った。
百秒鏡を見つけて興奮した子どもたちは、ドキドキしながら鏡の前に立って、みんなで1からかぞえはじめた。
順調に89までかぞえた時、突然「ニャーッ」