8歳のボクが考えた不思議な話【百秒鏡】
ある古びた倉庫に、何人かの子どもたちが、百秒鏡のウワサを聞いてやって来た。
倉庫の中をあちこち探してみると、柱に立てかけてある百秒鏡をみつけた。
その鏡は、古くてホコリがかぶってた。
大きさは1ⅿくらいで、子どもたちは思ったより大きいなと思った。
百秒鏡を見つけて興奮した子どもたちは、ドキドキしながら鏡の前に立って、みんなで1からかぞえはじめた。
順調に89までかぞえた時、突然「ニャーッ」と猫の鳴き声が聞こえた。
子どもたちは、その瞬間焦って固まってしまった。
それと同時に、鏡の中には、自分たちが竜巻にさらわれていくという、恐ろしい映像が映った。
それを見た子どもたちは、怖くなって倉庫から逃げ出した。
それから一週間後、その町に大きな竜巻が起こった。
百秒鏡でその映像を見た子どもたちは、竜巻と一緒に行方不明になってしまった。
百秒鏡に映ったことが本当に現実になってしまった・・・
あなただったら、百秒鏡を使う?
使わない?
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