蒼い月夜の死神 外伝 ーお三音ー「秋の星々ー長ー」
「元小間物屋の技術が光る、最高傑作よ!」
お三音は年上の弟弟子、風佑と飛朗に自作の吹き矢を渡した。
身寄りの無い三人は忍びの長の息子、鬼一に弟子入り。
手練れになった今も、二人はその吹き矢を使い続けた。
それは…年下の姉弟子への、感謝の意。
「世話が焼ける、弟弟子だよ…」
お三音は、笑った。
ー 完 ー
※応募時の140字書式に改行やルビ等を付け足し、noteで読みやすいよう若干変更を加えたものの投稿となります。
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