※ 「中実」は、中央、中心のこと。中子。
※ 「臺」は、ここでは 植物の萼のこと。
※ 「中開」は、半開きのこと。ちゅうびらき。
※ 「はだな」は、はだな大根のこと。秦野大根が変化した言葉。守口大根によく似た大根の栽培品種。
※ 「ありあわぬ」は、有り合わぬ。有合は、ありあわせること、たまたまその場にあるもの。
※ 「ゑの実」は、榎の実。秋に黄赤色に熟す小球果で、甘くて食べられるそうです。
※ 「つと麩」は、生麩のこと。
※ 「ゑらみて」は、選みて。選びて。
※ 「目ばり」は、風などが入らないように、物のすきまに紙などをはってふさぐこと。目張り。
※ 「珎客」は、珍客。珍しい客、思いがけない客。
※ 「初だけ」は、ハツタケ(ベニタケ目 ベニタケ科のきのこ)。初茸。
※ 「松露」は、ショウロ(イグチ目ショウロ科のきのこ)。
※ 「余蒔」は、遅蒔きのこと、または、種子を採取した年のうちに蒔くこと。
※ 「したみ」は、湑み/釃み。しずくを垂らすこと。
※ 「あはゆき」は、淡雪。江戸時代から明治時代にかけて全国で栽培されていた梨の品種。
※ 「はちや」は、蜂屋。美濃の蜂屋で作られてきた渋柿の品種。
『四季漬物鹽嘉言』📝
(1) 沢庵漬など (2) ぬか漬け 奈良漬けなど (3) 梅干しなど (4) 塩漬け他
筆者注 ●は解読できなかった文字を意味しています。
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