大河ドラマ「光る君へ」第8話〜道兼を見て考える
こんばんは、もちまるです。
投稿が遅くなりましたが、第8話が放送されましたね。
個人的には、先週の打毬シーンを振り返る場面が印象的でした。
普段はキリッとした赤染衛門も楽しそうにお話している姿にウキウキ☺️
赤染衛門役の凰稀かなめさんは、宝塚の男役だったので、男役姿にすっかり慣れてしまって、平安女子の姿にまだ慣れない私です。
(とても素敵な赤染衛門さんに古典を習いたいと思ってしまいます😉)
さて、今回クローズアップされていたのは藤原道兼の存在です。
道兼は、道長や道隆と違って文学作品で目立つ事がなく私は大河ドラマで初めて知りました。
道長は言わずもがな、歴史の有名人。
道隆は、中宮定子の父という事でよく知っていました。
中宮定子に仕えていたのが清少納言。
紫式部と対のように出てくる清少納言は、『源氏物語』を研究していた私にとっても興味深い人物だったので、定子とその父、道隆のことはよく覚えていました。
(この話をし出すととまらないので、ここで中断)
なので、道兼を大河ドラマで初めて見た時は恐ろしい人物だと思っていました。
なんてったって、主人公まひろ(後の紫式部)のお母さんを殺してしまうのですから。
ですが、ドラマを見ていくとやっぱり事情があってそうなったというか…
可哀想だとも思いました。
兄弟と比べられてしまう苦しみ
父親から自分だけ愛されない辛さ
そういったものが歪んだ人格像を作ってしまったのだと思います。
根っからの悪人ではないんじゃないかとも思ったりもして。
道兼を見ていて少し複雑な気持ちになりました。
人間はしばしば、ある一面だけを見て人を判断してしまう事があります。
この人は怖い人だ、とか。
この人は〇〇だから苦手とか。
でもそれはほんの一部にしか過ぎなくて、その人にはあらゆる面がある。
たまたまその一部が見えただけだから、
それでその人はどういう人だと決めつけてはいけないよ。
そういったお話を最近読みました。
これが中々難しいのです。
私たちは、日々色眼鏡をつけて物事を見がちです。
その色眼鏡を少しでも無くして過ごせるともう少し楽に生きられるのかな、なんてたまに思います。
まぁ、色眼鏡を外せなくても大丈夫。
無理しない程度に🪻
そんな見方もあるなぁくらいでいいのかなと思います。
何でも無理しないに尽きますからね😌
…そんな事や様々なことを道兼を見ていてぼんやりと思いました。
(道兼から脱線しまくりましたが😅)
やっぱり大石静さんの脚本は面白いなぁと思います。
余談ですが…
回を重ねるごとに、毎熊克哉さん演じる直秀が魅力的になっていく気がします。
以前あさイチに毎熊さんが出ていらして、
やっぱりそういった所で拝見するとよりドラマも楽しくなるなぁと思いました。
文学的な事は勿論楽しいのですが、
俳優さんに詳しくなるのも楽しいですね。
長くなってしまったので今日はここまで。
来週の展開も楽しみですね☺️
最後までお読みいただきありがとうございました😊