大河ドラマ「光る君へ」第39回~惟規の辞世の句を考察する
こんばんは、もちまるです。
今回は……惟規のまさかの展開に衝撃が走りました。
史実だったようですね。
ドラマ内で辞世の句の解説がありましたが、
やはりこちらでも考察していこうと思います。
この和歌は、『後拾遺和歌集』にも収載されています。
『今昔物語』にも越後に赴任した父を追って、
道中で病にかかってしまう様子が描かれているといいます。
『今昔物語』で描かれている当該和歌は、少し異なります。
2句目の「恋しき事」が「わびしき人」になっています。
「わびし」はやりきれないなどの意味を持ちます。
引用先の記事には、このようなエピソードもありました。
切ない😭
あまりにも急すぎる惟規の最期でしたが、
惟規はユニークな人物としても描かれています。
それは史実でも同じだったようです。
手元にある『藤原惟規集』(岩波書店:岩波文庫『紫式部集』収録)の解説には以下のような事が書かれていました。
中有とは「衆生が死んでから次の縁を得るまでの間」(精選版 日本国語大辞典より)のことだそうです。
悲しい場面にも関わらず、まるでドラマのユニークな惟規像が
浮かび上がるようで、さらに切ない😭
惟規の出生年は、正確ではありませんが、
30代後半程の出来事だったようです。
平安時代は、医療も発達していない時代。
いつどうなるかも分からない「はかなさ」というものが
文学にも現れているように思います。
という事で、簡単ではありましたが、
惟規の辞世の句について考察してきました。
考察にあたり、以下の記事を参考にしています。
興味がある方はご覧くださいね。
ここからは「光る君へ」関連の余談情報です。
昨日、「光る君へ」の脚本家である大石静さんが
ゲストに出ていらっしゃるラジオを聴いていました。
私の好きな宝塚OGの望海風斗さんのラジオです。
ここから聞き逃し(10/20まで)聴けると良いのですが。
脚本執筆に関わる様々なエピソードが聞けて、
面白かったです。
とても大変そうではありましたが、あれだけ素敵な物語を描ける
大石さんがとても素敵だと思いました。
秋の夜長にラジオ良いですよね😊
あと個人的に気になるもの。
「光る君へ」とおじゃる丸コラボ。
かわいい🥰
Eテレで10月19日(土)午後4時35分~5時00分放送のようですよ。
少しずつ、最終回の気配が近づいてきて……
もはや生きがいになっているので、今から寂しい気持ちも😢
果たしてどんなラストになるのでしょうか。
毎週楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました😊