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2024年3月の記事一覧

私の季節、春。私は単純なのか

私の季節、春。私は単純なのか

昨日、嘘みたいに暖かい室温に胸が高鳴り、窓を開けて寝起きには眩しすぎる太陽光を浴びた瞬間、アナ雪のアナの「今日は戴冠式だ!」の時さながらの晴れ晴れウキウキのテンションになった。

私は春が好きだ。暖かいのが好きだ。というか春、夏、秋が好きだ。
春は、冬という寒い時期を抜けて来るからこそ、より暖かさの有り難みを感じられて気分がすっと晴れていく。
うきうきとごろごろ寝て、丁寧に朝ごはんなんか作って、本

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読書欲がやまない、なぜ。

読書欲がやまない、なぜ。

kindle!kindle用のタブレット!ipad!楽天マガジン!ときて、ついに今日Audibleを購読した。すべて昨年末から今までにかけての出来事だ。

それまでは、本といえば紙!という主義のオナゴだったはずだ。紙で読まないと、覚えないし。本屋さんで読むから、いいんじゃない、本っていうのはさ。そんなさっくり電子でつまむものじゃないわよ。って、ちょっと気取っていたはずだ。
実際、読んでいた本のジャ

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みんな一生迷うものかもしれない

みんな一生迷うものかもしれない

高校進学、大学進学、就職、そういうルートの具体的な行き先が決まるたびに感じた、「道を真っ直ぐに歩けている」という安堵感。
でも、その「レールを歩く安堵感」を感じられるのは、同級生がある程度同じリズムで同じ歩幅を進んでいる、大学卒業くらいまでではないだろうか。
仕事というものを始めた先は、「こう行けばいいレール」なんて何もないのだ。
学校卒業、新卒入社、数年後に結婚、出産という道。
大学院に進み、そ

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止められない感情が夢なのだとしたら

止められない感情が夢なのだとしたら

お互いに10歳前後の頃から知っている、古くからの友達と会った。
会うのは数年ぶりだったので色んな話に花が咲いた。同じ中学だったのでその頃の話はもちろん、大学生の頃のこと、その後のことなど。
その子に「一生に一回は演技やりたいって、中学の頃言ってたよね」と言われた時、私の気持ちは10年前から変わっていなかったのだなと思った。

高校生の頃、周りの大人の顔色を伺って、正確に言えば他人の期待から外れるの

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私は私だけのもの

私は私だけのもの

自己紹介の投稿を全部済ませてから語りのターンに入ろうと思っていたのに、日常でふと「これ、詳しく書きたいかも」と思い立った時に「でも自己紹介が…」と踏みとどまることが何度かあり、もどかしかったので、もう思ったことをどんどん書いていくことにした。

私は他人の悩みを自分のことのように聞いてしまうタイプだった。
ドラマや映画の感傷的なシーンではもれなく喰らってしまう人だった。好きだった登場人物に不幸が降

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