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『宮田珠己の楽しい建築鑑賞』11月5日発売!
11月5日、久々の新刊が出ます。建築を見て楽しんでいる鑑賞家の人たちに、その魅力を訊いて回ったインタビュー集です。
インタビュー集を出すのは初。いつかインタビュー本を出したいと思っていたので、うれしいです。
自分の名前を冠した本を出すのは、少々こっ恥ずかしいものがありますが、どうぞよろしくお願いします。
写真は建築写真で有名な傍島利浩さんの撮りおろしです。
ウェブショップ「宮田珠己の不合理な売店」開設!
個人のウェブショップを開設しました。
ZINEや、オリジナルデザインの手ぬぐい、キーホルダー、石ころが表紙のノートなどを販売しています。
どうぞよろしくお願いします。
『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』出来!
亜紀書房さんのWEBサイト「あき地」で連載していました『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』が本になりました。
”散歩の先人たちのまなざしを行き来しながら歩くとき、見慣れた街は不思議の宇宙に変貌する”
”大自然の驚異ではなく、平凡な街の驚異に触れる旅エッセイ”
目次
はじめに ~路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅
第1章 目白~哲学堂公園
緊急対策会議と無
初めてのZINE「思わぬところからの素敵」出来!
11月11日の文学フリマ東京37にて販売する、私の初めてのZINE『思わぬところからの素敵』が完成しました。
普通の単行本よりやや小ぶりなB6版。
内容は、単行本未収録エッセイをまとめたもので、女性誌「ar」に7年にわたって連載していたものから厳選し、加筆・修正しました。その他、イラストも載ってます。
旅行本が多い私ですが、これは日常エッセイ主体になっており、他ではあまり書いたことのない恋愛
文学フリマ東京37に参加します。
11月11日、東京流通センター第1展示場で行われる、文学フリマ東京37で、ZINEを売ることになりました。
ブースは、G-27です。
販売予定のZINEは、2つ。
ひとつは単行本未収録エッセイを集めた『思わぬところからの素敵』。
これは、女性誌に連載していたエッセイから自選。加筆、修正を加えたもので、これまではあまり書いてこなかった恋愛話などもちょこっと載っています。
もうひとつは、路上園芸学
ベストエッセイ2023
『ベストエッセイ2023』に小文が収録されました。ちなみに2016と2021にも掲載されてます。応募するわけではないから、編纂する側はあらゆる媒体をチェックしまくっているのでしょう。その労力に脱帽です。ともあれ、ありがとうございました。
オンラインで売っている宮田珠己関連のもの
ときどき気まぐれにフェスに出て、自分でデザインした雑貨を売っている。
コロナ禍でフェスがなくなり、しばらく忘れていたが、またフェスに参加することになったので、あらたな雑貨を作ろうかと考えているところである。
正直よほど大量に売らなければ儲けなどほとんどないし、儲けどころか赤字の商品もあるけれど、まあつくるのが面白いので、あまり収益は考えないでやっているのだった。
フェスで売り切れなかっ
日記本を書いてみたかった
日記文学っぽい作品を書いてみたいとずっと思っていた。
それは作家の日記作品を読んで、その心地よさに惹かれていたからだ。もう少し正確に言うと、日記作品でなくても、断片で構成された作品が好きだった。
最初にそう感じたのがいつだったかはうろ覚えだが、感銘を受けたいくつかの作品を思い出すことができる。
たとえば、サム・シェパードの『モーテル・クロニクルズ』
日付は記されていないが、これはエ
【重版出来記念】私はどのようにして長編小説『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』を書いたか、そして書いてみたら起こったふしぎなこと
昨年10月に初めての長編小説『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)を出版し、今大変浮かれている。
というのもこれまで私は長編小説を書く書くとはるか昔、白亜紀ぐらいから言い続け、それなのにちっとも書かないために、ありがちな小説書く書く詐欺と化している自分を心苦く思っていたからだ。
実にありがちなみっともない状況ではないか。
短編小説はいくつか雑誌やWEBで発表していたものの
アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険
マルコ・ポーロが『東方見聞録』を発表したのと同じ頃、行ってもいない東方世界の旅行記を著した稀代のペテン師ジョン・マンデヴィル。
その息子アーサーは、世に出るのを厭い、苔と羊歯の庭いじりを唯一の喜びとしていたが、ある日教皇から呼び出され、亡き父の書に記されたプレスター・ジョンの王国を探すよう命じられる。
「ありもしない王国を探しに行くなど、人生をねずみの餌にくれてやるようなものだ」。
不満たら