習慣に挫折しても”自分を責めない”
人は幸福な人生を求めるために、
より「成長した人間でありたい」と
考える生き物です。
同僚より仕事のできる
社会人でありたい。
子供から喜ばれる
親でありたい。
家族から頼られる
人間でありたい。
パートナーから
素敵!と呼ばれる人でありたい。
目指すべき目標を達成するためには、
必然的に「成長」という
二文字は避けて通れません。
そして、同時に
成長とともに
”新しい習慣”へのチャレンジも
必要不可欠です。
しかし、多くの人は
新しい習慣にチャレンジすると、
かならず挫折を経験します。
TOEICで素晴らしい点数をとろうと
語学勉強に励むも、
「自分には合わない」と挫折したり…
好きな男性に振り向いてもらおうと
必死にメイクを勉強しようにも、
いっこうに気づいてもらえなかったり…
新しい習慣にチャレンジすることは、
当然のように”挫折”は付き物です。
さて、あなたは
新しい習慣にチャレンジして失敗したとき、
自分自身を責めていませんか。
おそらく、多くの人は
「YES!」と答えるのではないでしょうか。
「だって、自分で決めて
自分で行動したのだから、
自分の責任でしょ」
「せっかく挑戦したのだから、
自分を責めたくなりますよ」
そういった意見を持つでしょう。
単刀直入に言わせていただくと…
新しい習慣に挫折したからといって、
自分を責める必要はありません。
むしろ、自分を責める行為は…
大変、”危険な行為”です。
今回のテーマは
「習慣に挫折しても自分を責めない」です。
どうして、習慣に挫折したとき
自分を責めてはいけないのか。
また、自分を責めるのではなく、
どのように考えれば
「新しい習慣」は身に付くのか。
詳しくお話しさせていただきます。
ぜひ、「新しい習慣に取り組もう」と
考えていらっしゃるなら
必読していただけると嬉しいです。
では、いきましょう。
✔自分を責めてはいけない
3つの理由
大きく分けて
”3つの理由”でお話しします。
1、自己否定感を生み出す
2、負のループから抜け出せない
3、新しい一歩につながらない
ひとつずつ、お話しします。
1、自己否定感を生み出す
新しい習慣にチャレンジすれば、
今まで経験していないことだからこそ、
挫折しやすいものです。
そして、もしも
挫折するたびに自分を責めていると
自分への劣等感に襲われます。
「これは自分には向いていない」
「自分は、何をやってもダメだ」
「こんな簡単なこともできないのか」
そんな自己否定感を
連想する流れを作ります。
責任を感じる必要はあっても、
わざわざ自分を貶めていては
ツラくなるだけです。
2、負のループから抜け出せない
一度、自己否定しだすと止まりません。
「ダメな自分」では、
かりにもう一度、習慣に挑戦しても
失敗する確率は、かなり高くなります。
なぜなら、
自らを「ダメな自分」と
暗示してしまっているのですから。
たとえば、
自分を責めると下の図のように
「負のループ」を作り出します。
習慣に挑戦して失敗する
↓↓↓
失敗した自分を責める
↓↓↓
「自分はダメだ」と自己否定に走る
↓↓↓
もう一度、習慣に挑戦するも失敗する
↓↓↓
「ダメな自分だから失敗したんだ」
と自己暗示する
↓↓↓
より次の挑戦に億劫になってしまう
↓↓↓
習慣だけでなく、
さまざまな行動に制限を作ってしまう
↓↓↓
自己成長できない
↓↓↓
毎日を楽しめなくなる
↓↓↓
人生をつまらないと感じる
↓↓↓
「つまらない人生を生きる
自分に価値はない」と最悪の思考に走る
このように極端ではありますが、
習慣に失敗して自分を責めていると
「負のループ」にハマります。
一度、負のループにハマってしまうと
あとは落ちていくだけ。
なかなか良い流れに持っていくのは
難しくなります。
3、新しい一歩につながらない
負のループにハマれば、
つぎの新しい一歩を踏み出せません。
人の成長するタイミングは無限大です。
いついかなるときでも、
誰にでも成長というチャンスは掴めます。
にもかかわらず、
自分を責めて「ダメ人間」と
自分自身にレッテルを張っていては
新しいチャレンジに意欲的になれません。
なぜなら「なにをやってもダメだ」と
自分に言い聞かせているんですから。
習慣に挫折して自分を責めていると、
自分の成長するタイミングを
まざまざと逃す結果になります。
✔挫折したとき、
どう考えればいいの?
新しい習慣に挑戦すると
挫折や失敗は、
かならず誰しも経験します。
だからといって、
自分を責める必要はありません。
そもそも、新しい習慣は
経験が浅いからこそ「新しい習慣」です。
あなたに馴染むかどうかは、
経験しなければ分からないものです。
たとえば、小学生が
いきなり自転車に乗れるかといえば、
違いますよね。
何度も乗っては転んで、
ペダルを漕ぐタイミングを覚えて、
ハンドル操作を覚えて、
バランスのとり方を知って…
ようやく、自分の思うままに
自転車に乗れるようになります。
だからこそ、大人になったいま
習慣に取り組んで挫折するたびに
「自分はダメだ」と責めるのは、
どうにも畑違いです。
むしろ、
「失敗は当たり前」です。
大切なのは”自分を責める”よりも、
”どうして失敗したのか”を考えるべきです。
「適切なルール作りができていなかった」
「環境に問題があった」
「もっと別の方法を取るべきだった」
そうやって、
失敗から学びを得て
つぎのステップに生かします。
習慣に挫折したからといって、
自分を責める時間なんてありません。
それよりも、より成功に近づくための
「アプローチ方法に問題があったんだ」
と捉えてほしいのです。
アプローチの具体的な方法については、
別記事で解説していますので
読んでいただけると幸いです。
* * * * *
せっかく新しい習慣に挑戦しよう
と考えたからこそ、
その気持ちを大事にしたくなります。
だからこそ、
失敗や挫折すれば
執拗に自分を責めたくなります。
はい、その気持ち!
非常に分かります( ;∀;)/
わたしもnote投稿を続けるなかで、
「どうして書けなくなるのか」と
自分を責めた時期もありました。
自責の念にかられて苦悩してしまい、
いつのまにか「書くことを楽しい」と
感じなくなったときもあります。
そして、できない自分から
「ダメな自分」へと変化して、
投稿そのものを止めてしまおう
と考え出します。
でも!
ここで、
わたしが「投稿中止」を
踏みとどまれたのは、
大切な”読者の存在”でした。
わたしにとってnote投稿は、
読者と意志疎通を図るツールです。
読者の存在を感じると、
より良い情報を提供し続ける使命感を
思い出させてくれます。
わたしは
大切な読者をガッカリさせたくない
と思い、そこから
自分を責めることを諦めました。
そして、
なぜ投稿し続けられないのか。
徹底的に理由を洗いだして、
今でもnote投稿を
習慣として続けられています。
あなたは
新しい習慣に挫折しても、
自分を責める理由はありません。
ただただ、ほかに理由があったから
挫折しただけなのです。
あなたは、
1ミリも悪くありません。
そんなふうに楽観的に考えれば、
しぜんとつぎの一歩につながります。
より素敵な人生を歩むためにも、
ぜひ新しい習慣に取り組むときは
「挫折しても自分を責めない」と
考えていただけたら幸いです。
では、また。
失礼します。