私にとっての旅行の効用
今日は近場の海へ行って来ました。
旅行という程ではないけど、普段インドア派な我が家からしたら、ちょっとした旅行。
ライフセーバーのいる規模の海岸だったけど、人はまばらで、のんびり楽しめました。
長男も次男も、実は海に入るのは初めて。
長男は怖がるかな~と思いきや、自分からザブザブ進んで、波をジャンプしてみたりして楽しんでました。
心から楽しんでいる笑顔を見せてくれて良かった。次男は怯えてしまって、ずっと抱っこでした。
台風が過ぎた後だからなのか、結構な高波でした。
・放浪癖のある私にとっての旅行
旅行好きが行きすぎて、放浪癖レベルの私。
全国47都道府県はもちろん訪問済み。
2泊3日程度でサッと行きやすい近場のアジア圏もよく行った。
妊娠中も、子どもが産まれてからも。
GW・お盆・年末の長期休みは、必ず宿泊を伴う家族旅行に行ってました。
旅行のために仕事を頑張れていたと言っても過言ではないです。
最後に旅行へ行ったのは、2019年12月の年末旅行。
2年近く旅行に行ってないなんて、私にしては本当に信じられない事です。
適応障害のごく初期の症状が始まった、2020年9月。
その前月のお盆休みに旅行に行けていたら、かなり初期段階でリセット出来ていたかもしれない。
そして、「適応障害かも」と自覚がある程ひどい状態になっていた2020年12月。
この時に旅行に行けていたら、休職するほど悪化させていなかったかもしれない。
私にとって旅行とは、色々なストレスや感情をリセット出来る機会。
落ち込みも、頑張りすぎも手放して、フラットな自分に戻れる。
感動する心を思い出し、身も心も「緩む」事を思い出すための機会。
メンタルのバランスを保つためにも、無くてはならないものだったんだな。
そんなことを改めて思いました。
・繊細な長男のこと
長男はかなり繊細な子。おそらくHSCだろうと思っています。
ここ最近になって緊急事態宣言の意味、コロナの意味を体感として理解し始めたようです。
とはいえ、まだ小学校低学年の子が出来る範囲の理解。
この2つのワードを聞くと、今の彼の知識では怖いイメージが増幅されてしまうようなのです。
昨晩も「緊急事態宣言中だから、飲食店は20時で閉まる」という私と夫のちょっとした会話をきっかけに、怯えてパニックになってしまいました。
彼にも分かるように説明をしたら少し落ち着いたようでしたが、今日海に行こうと話をした時も、随分長くためらっていました。
それでも行ってみたら、生き生きと楽しみ、全開の笑顔。
長男は私に似た性質を持っているので、長男にとって今日のプチ旅行は、感情をリセットする良い機会になったようです。
・早く安心して旅行が出来る世の中になって欲しい
長男のように繊細な子だけではなく、すべての子どもたちに沢山の我慢をさせています。
ここまで来ると誰が悪いとかではないんだけど、一番の被害者は子どもたちだな、と長男の様子を見ていて思います。
どんなに大人がワクチンを打ったところで、あちこち出歩けばウイルスの運び手になってしまう事には変わりない。
そこでまた犠牲になるのは、ワクチンも打てない子どもたち。
いつになったら、安心して旅行が出来るようになるんでしょうね。
早く、誰にも気兼ねせずに旅行が出来る世の中になるといいな。
波の音を聞きながら、そんなことを考えた1日でした。