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引っ越し その1

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こえ部より 【写真】ゆんフリー写真素材集:http://www.yunphoto.net
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#独白

甘いケーキと世界の歪み

甘いケーキと世界の歪み

※文章の音声化についてはこちらをお読みください。
https://note.mu/misora_umitosora/n/nc76e754673e5

それはとても甘い夢。
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『女の子はお砂糖でできている』
誰かが言った有名な言葉。

ケーキ、プリン、チョコレート、アイスクリーム、クッキー。
一口食べただけでしあわせな気持ちになれるよね。
美味しい飲み物

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嫌い

嫌い

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凍てつく心。
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寂しいのは嫌いだ。
それを誰かに伝えるのはもっと嫌いだ。
構って欲しそうにする自分が嫌い。
手を差し伸べてくれる人なんて居ないのに、居もしない誰かに期待する自分が嫌い。

どうせ独りだ。

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揺れる心

揺れる心

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夢と現実の狭間で。
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夢を叶えたい。
そんなに甘い世界じゃない。
人に感動を与える仕事がしたい。
本当にこの仕事で生活していけるのかな。
応援してくれる人達がいるから頑張れる。
頑張って頑張って――それで

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サンキャッチャー

サンキャッチャー

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サンキャッチャーを買った。

別名レインボーメーカーとも言われるそのインテリアを窓辺に飾る。
美しくカットされたクリスタルガラスが太陽の光に照らされて嬉しそうに揺れた。
部屋の中で踊る虹色の光達。
きら

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月

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窓を開けた。
すっかり秋めいた風が頬をなでる。
夜空には十五夜お月様。
その輝きを邪魔しないようにそっと部屋の電気を消した。

皓々と、でもどこか優しい月光を浴びながら君を想う。
夜の散歩が大好きで、「

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夏の音、夏の匂い

夏の音、夏の匂い

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親に「たまには帰って来て顔でも見せろ」と言われたので久々に帰省することにした。
仕事を始めてから休みの日は疲れて寝てばかり。
たまには親孝行もいいかと思ったのだ。
自分で作らなくても美味い食事が出てくる

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モノクロ

モノクロ

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何もない四角い部屋で一人、横になっている。
どのくらいそうしていたのか解らない。
不意にこの部屋に自分以外の人間がいることに気付いた。

子供が泣いている。
扉の前でありったけの声をあげて泣いている。

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夜空の楽譜

夜空の楽譜

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電線越しに夜空を見上げる。
五本線と気紛れに散らばる星が何だか楽譜のようだった。
適当にアレンジして口ずさむ。

思いの外悪くないメロディ。
少し楽しくなって、遠回りして帰ることにした。
夜空の楽譜を読

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届けたい言葉

届けたい言葉

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自分の弱さを知ってそれでも自分で立とうとする人は、もがいててもかっこいいと思う。
失敗しても意固地にならず時には周囲の力を借りて、でも大事な所は自分で頑張る。
そういう人は自然と応援したくなるよね。

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花

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誰かに守ってもらおうなんて思ってない。

24時間365日、私が死ぬまで守ってもらえる保証はどこにもないでしょ?
誰かに守ってもらって無防備で居続けて、ある日突然放り出されるなんて怖すぎるもの。
それな

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雨

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冷たい雨から逃げるように、その木の下に駆け込んだ。

ずぶ濡れで寒くて怖くて震えていた私に声を掛けてくれたね。
ありふれた世間話。
雨音ばかりが耳について苦しかったから凄くホッとしたのを覚えてる。

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独占欲

独占欲

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「優しいね」と君は言った。
「そんなことないよ」と僕は応えた。

君は知らない。
君の頭の中を僕でいっぱいにしたい、そんな風に考えていることを。
他の誰かと一緒に居ても僕の所へ戻って来るよう仕向けている

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前へ

前へ

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前へ進む。
厳しい現実が目の前に広がる。
それでも一歩一歩、前に進む。

それは頼りない一歩かもしれない。
手探りで不安だらけの歩みかもしれない。

それでも、守りたいものがあるから。
叶えたい願いがあ

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特別

特別

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その他大勢で終わるなんて嫌だ。
俺は特別なんだよ。

誰にでも出来るようなことをやって、変わり映えしない毎日を繰り返して、適当なしあわせで妥協して。
そんな人生何が楽しいんだ?

変えのきく役割なんてい

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