みょん

大学生.スウェーデンのヨーテボリ🇸🇪

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営業のちからは、たとえ営業マンにならなくても、社会で生きるちからの土台になる

去年の7月、社長から突然 「宮崎で旅しようよ」といわれて、 ちょうど連休で大学の授業もなかったので、他の全部の予定をキャンセルして、4日間の宮崎滞在をしたことがきっかけで、私は自分には縁の無いと思っていた「営業」のセカイを覗くことになった。 その時社長と食べた宮崎のチキン南蛮が美味しかったのを思い出して、写真を見返してみたら、ちょうど一年前だった。 宮崎のチキン南蛮のタルタルソースの味は、今でも忘れられないぐらい美味しくて、ほっぺが落ちそうになるくらいタルタルしていた。

    • 一生一緒にいたいなんて、ありきたりの言葉だけど

      こんなことになっているなんて、5ヶ月前は思ってもみなかった。 そもそもいまの彼と付き合えることも、遠距離ができることも、遠距離が続くことも、すべてに期待していなかったし、私の片想いでおわると思っていた。 元々長い間友人だった彼に、いつの日からか呆れるぐらい惚れてしまった私は、猛アタックをしたり、想いを伝えつつも、遠距離になるという大きい壁にをもぶち当たって、結局彼にはさいごまで振り向いてもらえないんじゃないかという諦めの境地にいた。 なのに、最終的に彼はしっかりと向き合

      • 北欧の先住民「サーミ」の人々に会いに、最北端までサバイバルした話

        私がサーミに興味を持ったのは、「朝鮮学校と何がちがうんだろう」というサーミの教育現場に対する興味からだった。 サーミの学校教育について詳しく記述されている分厚い本をメルカリで購入して読んでいたときに、サーミの教育においても、生徒数の減少が課題になっていたり、オンライン化や長期休みの間だけの教育もはじめているという取り組みを知ることになった。 朝鮮学校について知らない人のために書くと、朝鮮学校とは、日本の植民地支配によって日本に連れてこられた在日コリアン1世の人々の子孫たち

        • 国際遠距離なのに付き合う意味って?

          留学中のスウェーデンで人生初の彼氏ができた。 彼氏ができた、といっても、全然簡単な道のりではなかった。 私の留学の最後の2ヶ月くらいは、恋愛のせいでとってもしんどくて、悲しくて、胸がゾワゾワして、寂しくて、前が見えない、そんな日々を送っていた。 私たちは私の留学初期に出会った。 話の相性が合う私たちはすぐに仲良くなって、とても仲の良い友人関係を続けていた。スウェーデンに住んでいるけど、幼い頃に両親と移民をした背景を持つ彼は、スウェーデン人でもあり、ルーマニア人でもあって

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        営業のちからは、たとえ営業マンにならなくても、社会で生きるちからの土台になる

          スウェーデンが“ホーム“と感じられるのは、きっとここの居場所があったから

          約半年弱働いたSukkineを卒業した。 最後の出勤日の日、わたしは出勤がおわっても、友達と食べに来たり、帰国の前には改めて挨拶にこようと思っていたから、あまりいつもと変わらない感じで働いていた。 でもふたりは、この日をすっごくスペシャルな日にしてくれた。 いつも3人で囲んでいた、お昼休みの休憩時間、いつもは、「ミリョン〜何食べたい?」と聞かれるところが、なんとほぼすべてのメニューが食卓に並んだ。 食べ始めようと箸に手を伸ばした瞬間と同時に、突然ふたりがひとつずつプレ

          スウェーデンが“ホーム“と感じられるのは、きっとここの居場所があったから

          What is identity?

          I went on a trip to Italy around the time when the days in Europe became very long and it was hot even in short sleeves. When I was traveling, I would walk into a restaurant or a store to buy souvenirs, and a kind-looking. Then shopkeeper

          What is identity?

          アイデンティティってなあに?

          ヨーロッパでは日がとっても長くなって、半袖でも暑いぐらいの日が続くようになった頃、イタリアに旅に出た。 旅をしていて、レストラン街とか、お土産を買うためにお店に入ったりすると、優しそうな店員さんが、where are you from?? (にっこり)と話しかけてくれる。フレンドリーだなぁ、と思いながらいつも、ジャパンかコリアどっちを言おうかと迷って、日本の友達といるときはジャパン、韓国人の友達とならコリア、とか、気分で使い分けたりしていた。笑 でもこのときイタリアで旅し

          アイデンティティってなあに?

          コリアンレストランではたらきはじめたよ

          友達にフィカとか外食に誘われても、なるべくスーパーで買っておうちフィカにしたり、代わりにキッチンで料理しよう~って誘って、あんまり外食にはいかないようにしたりと、出来る部分は工夫してきた。 でも、新年が明けてから、よく遊ぶ子たちとだんだんレストランに行くようになったり、やっぱり友達と外でカフェしたりご飯食べる時間とっても大事だ~と吹っ切れるようになってから、結構外食に行くようになってしまった。 お金が無いわけではないけど、親から貰っているお金もあるし、日本ではかなりのハー

          コリアンレストランではたらきはじめたよ

          留学途中経過och本音

          ⚠投稿するのを忘れて下書きに入っていたため2ヶ月ほど時差投稿です…。 留学中の日記をnoteに書き始めたら、完璧に書きたくなってしまって、きっと途中で三日坊主になって続かない気がする。 そんなことを思って、留学中に起きた出来事、感じた感情、もやもや、たのしさ、不安、いろんなことを、instagramのサブアカウントで記録してきた。8/19、22歳の誕生日にいろんな感情を抱えて日本を旅立って、今日は9/7、ヨーテボリで生活し始めて2週間ちょっとが経った。 この2週間、毎日欠

          留学途中経過och本音

          ふとした瞬間、今まで未知だった世界の中にいることが、不思議に思えてくる

          わたしは大学の寮のひとつであるオロフという場所に住んでいて、そこのカフェでボランティアを始めてから、日本の友人や日本語学科のスウェーデンの友人といる時間に比べて、カフェにいるヨーロッパの友人と時間を過ごすことが多くなった。 留学に来てから今まで、想像以上にたくさん友人ができて、いまでも毎週のように新しい出会いがあったりする。 この3ヶ月間、”where are you from?” という典型的なひとつめの質問で、拙い英語ながら周りの人達とコミュニケーションを図ることを頑

          ふとした瞬間、今まで未知だった世界の中にいることが、不思議に思えてくる

          ないものねだり

          やっと友達が出来て、cafeのボランティアにも慣れてきて、行けば誰かしら知り合いもいて、ゲームも覚えてきて、前にはできなかったことが少しずつ出来ているはずなのに、今度は、仲良い友達同士のすこし速い会話についていけないこと、まだあまり仲良くないボランティアの男の子たちだけに囲まれたときに、緊張してしまってそわそわしたり、あんな速い会話にも入ってみたいなとか、いわゆる古株?のボランティアの男の子たちの輪にももっと入れるようになりたいなとか、cafeを閉めたあとのバーとかにもほんと

          ないものねだり

          はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.②ポーランド編〜

          ここからはポーランドの旅が始まります。 ポーランドにはほぼ1日半くらいしか滞在できないから短かったけど、多文化の同期が一度に集結するということでどうしても会いたかった! ブダペストでわたるっちとあつぎくんと合流して、夜行バスに乗ってれきくんのいるクラクフに向かった。 実はヨーロッパの夜行バスどんなかんじだろってちょっと心配だったんだけど、全然快適で、空調もいいし、コンセントもあるし、トイレもあるし、ちゃんとシートも倒せるし、まああんまり寝れなかったけど、普通に安く乗れるし

          はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.②ポーランド編〜

          はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.①ブダペスト編~

          留学に出発する直前に、留学経験のあるとある先輩に「旅行の計画とか立ててるの~?」と聞かれて、えっ!スウェーデンに行く準備でさえ精一杯なのに、そんなすぐ旅行なんていける余裕なくないか?! そんな風に思ってた自分が、まさか9月中にスウェーデンを出ることになるなんて笑 そして一回経験してしまうと、ヨーロッパで飛行機に乗って国境を越えることも、さらに言語が異なる国に行くことも、通貨の異なる国に行くことも、なんの苦でもなくなってしまう。 とーっても大好きな友達が9月末にヨーロッパ周遊

          はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.①ブダペスト編~

          想いを言語化するだけで豊かになる

          5月31日、親友と焼肉を食べていたある日、 「5月どうでした?」 ってきかれて、 うーん5月どうだったかなって振り返ってみたら、特に目に見える変化もないし、環境が変わったとか、何か新しいことを始めたとかもない。 強いていうなら、オンラインになったり対面になったりと振り回されたなぁ。 でも、なんだかすごく変わった気がする。 目に見える形としては変わってないんだけど、 心というか、気持ちというか、頭の中が豊かになった。 なにかについて集中して思考する時間が増えた。 そ

          想いを言語化するだけで豊かになる

          海を眺めた日

          バイトに明け暮れたGWのとある日、唯一1日だけあった空白の日を大好きな親友と過ごした。 家でゴロゴロしてホットケーキを焼いて、のんびり過ごしていたら、 「海見に行きたい」 とか突然言い出すんです。 (うみ!?もう15時になりそうだけど) ここからだと2時間はかかる。 ほ?? いや、だめだ。 うん、その日の朝から彼女の様子はおかしくて、元気もないし、笑っていても中身がないし、おお、これは病んでいるぞという予感。 このまま海に行かなかったらもっとやばいぞ。 よく分からん

          海を眺めた日

          継続することが苦手な私が、唯一達成した2ヶ月間の成果の話。

          私は英語が喋れない。 ほんっとに典型的な、センター試験や受験のための知識ばっかり勉強してきた、喋れない人間だ。 英語話せる? ってきかれても、どこからが話せるに値するのかよく分からないけど、 でも私はほんとに喋れないし英語が苦手だ。 自己紹介とか簡単なものでさえも、いざ英語で喋ろうとすると抵抗感があって、辞書や翻訳機は必須で、英語で話すときはいやーな気持ちだった。2ヶ月前まで。 そもそも英語を使う機会がない。 っていうのが、せめてもの言い訳だ。 留学したこともない

          継続することが苦手な私が、唯一達成した2ヶ月間の成果の話。