はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.②ポーランド編〜
ここからはポーランドの旅が始まります。
ポーランドにはほぼ1日半くらいしか滞在できないから短かったけど、多文化の同期が一度に集結するということでどうしても会いたかった!
ブダペストでわたるっちとあつぎくんと合流して、夜行バスに乗ってれきくんのいるクラクフに向かった。
実はヨーロッパの夜行バスどんなかんじだろってちょっと心配だったんだけど、全然快適で、空調もいいし、コンセントもあるし、トイレもあるし、ちゃんとシートも倒せるし、まああんまり寝れなかったけど、普通に安く乗れるし使いやすいなと思った!(後方に空席がたくさんあったから、途中から移動して占領して広く使った笑)
めちゃわくわくしたのは、国境を越えるときで、夜行バスだったから外の景色も見えないし国境で何かチェックされるとかもないんだけど、国境を越える瞬間に携帯のsimの通知がくることで!(自分の使ってるsimはEU圏内ならどこでも使い放題で、その国に入ると、ようこそ!ハンガリーへ!ここでもネットが使えるよ!みたいな通知がくるの笑 かわいい)ブダペストからクラクフまで行く途中にスロバキアも通ったんだけど、ようこそ!スロバキアへ!みたいの来た時はなんかめちゃわくわくした笑
夜の23:30のバスに乗って、クラクフには朝6時頃到着!
そのあと歴くんの住む寮に荷物を置かせてもらって、午後のアウシュヴィッツ行きのバスの出発時間まで、クラクフの街を散策したよ。
全体的に建物がヨーテボリよりも高くて大きい気がした。
ちなみにこの日は日曜だったから、ほとんどどのお店も営業していないということでとても残念でした、、
(ポーランドで2018年1月10日に日曜日の小売店の営業を禁止する法案(通称:日曜営業制限方)が可決されたからで、例外の日や例外の店:ガソリンスタンドとか獣医クリニックとかもあるらしい。でもほんとに、人の数も少なく感じたし、全然お店やってなかった..!)
その後、歴くんの予約してくれたバスに揺られて(クラクフから約2時間くらい)アウシュヴィッツ強制収容所の見学に向かいました。
ここで感じたことはまた改めて別のところで書くか、心の中に閉まっておこうと思います。それぞれの国で勉強している多文化の友達と一緒に訪れることができたのはすごく貴重だったし、できればもう一度ポーランドに行って日本語のガイドを付けて見学したい。
クラクフに戻った後は、歴くんの案内で「pierogi」を食べに行って、素敵なバーにも連れて行ってもらいました。この日は歴くんの計らいで、ポーランド人の子の部屋に泊まらせてもらったんだけど、本当に親切で、お部屋もめちゃめちゃ快適で、本当に過ごしやすかった。
この旅の期間中、毎日友達やその知り合いのところに泊まらせてもらって、お世話になってばかりでした。
次の日は朝ヴァヴェル城をちょこっとみんなで見学して、こんな感じでクラクフでの旅は終わりました。
(前の日かなりお酒を飲んでみんな疲れてるはずなのに、お昼すぎに出発する私に合わせて朝早くに出てきてくれて、お城も回って、美味しいものも食べて、空港行きのバスも調べてそこまで送ってくれました、、ほんとにありがとう)
ブダペストでの旅に比べて、滞在期間も短かったし回ったところも少なかったのですごーく簡易的にまとめてしまったんだけど、それ以上に久々に多文化の友達と話して感じたことがはちゃめちゃにたくさんあるので、このnoteではそれを少し書きたいなと思う。
ほんとに皆さんね、博識が高いのです。
私は多文化のboysの皆さんといるときは、たまに会話のレベル(範囲?)が私にはよく理解できなくて、ついていけないことも多いんだけど笑
でも、みんなが普段留学先で感じていることとか、悩んでいることとか、言語のこととか、いろんな話をきいて、やっぱり多文化の皆さんといる時間は少し特別だなって思った。
歴はクラクフを案内してくれるときに、その街の特徴とか歴史をちゃんと知って色々教えてくれたし、彼は最近ヨーロッパのいろんなところを旅してたんだけど、ただ観光してるだけじゃなくて、それぞれの国の裏事情とか、歴史とかをしっかり学んでて、歴史好きの私にとって、歴のしてくれた話全部がめちゃめちゃ面白くて、ほんとはもう少し詳しくきいていたかった笑(特にマケドニアとブルガリアの話)
歴の言っていたように、その国に行く前だったり、行った後に歴史とか最近起きている出来事をちゃんと勉強することで、その国や街への見方も全然変わるし、旅の価値もあがるなと思う。
彼はポーランド語も、まだまだだと言っていたけど、お店の店員さんとはほぼポーランド語で会話してたし、スウェーデン語がまだまだ全然できない私からしたら、すごいなと思ったし、同時に自分が恥ずかしくなりました。
「その国の言葉を最低限でも学んで話そうとすることは、その国へのリスペクトだよね」
と話しているみんなの姿をみて、本当にそうだなと思ったし、スウェーデンで当たり前のように店員さんに英語で話しかけている自分が恥ずかしくなった。(私は英語に頼りまくってるし、英語さえまだまだ全然レベル低いし、そもそも英語の会話でさえ悩みはつきないけど)
もちろん、スウェーデンでは他の国に比べて特に英語のレベルが高いし、ほとんどの人は英語が話せるし、スウェーデン語ができなくても問題なく生活できてしまうんだけど、ドイツ語やポーランド語を頑張って勉強しているみんなの姿をみて、自分ももっとちゃんとスウェーデン語やろうと思った。
あとは歴みたいに、もっと自分の住んでいる街の勉強もしようと思ったし、改めて歴史の授業受講しててよかったなって思った。
次に友達がヨーテボリに来たときは、ちゃんと街案内もできるようになってたいし、スウェーデン語も上達していたい!!
改めて多文化の友達は、私にとってとても尊敬できて、頼りになって、信頼できる素敵な友人たちだなと思います。
次はドイツにも行きたいし、ポーランドにもまた行きたい!
(他のみんなは来年の春には帰国してしまうから少し寂しい)
実は留学生活が始まって全くホームシックになっていなかったんだけど、安心できる人たちと旅していたからか、ヨーテボリまでの帰り道ではすごく寂しくて、ホームシックみたいな感情になりました笑
ちなみにここで少し、ヨーテボリまでの帰り道について書きたい。
今回ストックホルム経由じゃなくて、クラクフ⇒コペンハーゲン⇒夜行バスでヨーテボリっていうルートで帰ったんだけど、(コペンハーゲンの滞在時間8時間くらいあったけど、次の日のプレゼン準備とessayの課題が終わってなくて8時間丸々マックにこもってました。ありがとうマック)
今まで一回も国境でのチェックとか無かったのに、デンマークからスウェーデンへの国境のときに、寒い夜のバスから降ろされて、パスポートとビザのチェックをされました。あのときは少しひやっとした笑 最近は移民が増えている関係で、国境でのチェックが厳しくなっているらしい。
この旅をするにあたって気になっていたことが、スウェーデンに最後到着したときに、
「おうちに帰ってきた!!」
っていう感覚が果たしてするのかどうかってことだったんだけど笑、
はちゃめちゃに強く感じたね、、、
特に友達と離れていきなり一人になって、ホームシックみたいな感情にもなって、夜行バスに乗ってるときは無事ヨーテボリまでたどりつけるか少し不安でもあったし、それもあって、久々にヨーテボリに着いて、見慣れた景色になって、トラムではスウェーデン語と聞き慣れた駅名がきこえて、あぁ、やっぱヨーテボリすきー!!!って気持ちになりました(語彙力)
色々学校の課題もあったり、すぐにプレゼンもあったりで、心理的に落ち着かなかったり、こんなにすぐに旅に出て大丈夫かなって不安に思ってたりもしたけど、こうして振り返ってみると、旅先で見て学んだこと、そして大好きな友人たちと過ごした時間から学んだことが本当にたくさんあって、少し無理して今回旅に出てみて本当によかったなと思う!!!
改めて、現地でたくさん面倒みてくれた皆さん、本当に本当にありがとう。
次はスウェーデンに来て下さい。必ず恩返しします。とっても良き旅でした!
完