気持ちの浮き沈みとのつき合い方3選
この記事は2024.7.17の音声配信を文章にしたものです
はじめに
みなさんは、気分の波に悩まされることってありますか?
特にアダルトチルドレンの人とや生きづらさを抱えている人は、感情のコントロールの難しさを日々感じる機会が多いかもしれません。
わたしも、適応障害の治療は終わっていますが、それでも気持ちの浮き沈みを感じることがあります。
今回はそんなわたしが意識している、気持ちの浮き沈みとの付き合い方を3つお話ししたいと思います。
浮上しようとしない
何に落ち込んでいるか書き出す
できることだけやる
1. 浮上しようとしない
落ち込んでいると「早く元気にならなきゃ!」と焦りますよね。
でもそう思えば思うほど、かえって気持ちが重くなってしまいます。
大切なのは、いまの自分をそのまま受け入れること。
わたしもいつも空回りしてしまうので、「いまは落ち込むときなんだ」と自分を認めてあげるようにしています。
無理に元の自分に戻ろうとしたり、明るく振る舞おうとしなくていいということです。
特にアダルトチルドレンの人は小さい頃から感情を抑え込むことに慣れてしまっています。
自分を責めずに、自分の感情をまず大事にしてあげてほしいと思います。
2. 何に落ち込んでいるか書き出す
落ち込んでいるときは、モヤモヤして自分の気持ちがわからないことも多いので、いまの率直な気持ちや状況を紙やメモアプリに書くようにしています。
何がつらいのか、今どんな悩みがあるのか…
それを見える化することで、少しずつ頭の中が整理されていきます。
自分の気持ちを出すことに慣れていないと、言葉にするのに苦手意識があるかもしれません。
でも大丈夫です。ちゃんと書かなくてもいいので、とにかく単語でも箇条書きでも殴り書きでもいいので頭から出すということが大事です。
少しでもそれが自己理解につながれば冷静になれるし、心が軽くなるきっかけになります。
3. できることだけやる
何もする気が起きないときは、もちろん無理せずに休むのは大前提。
でも、もし小さなことでも「何かちょっとやってみたい」など心が動くことがあるのであれば、行動するようにしています。
好きなドラマを見る、観葉植物に水をあげる、ハンドクリームを塗る…
どんなに小さなことでも、何でもいいです。
ポイントは、「〇〇しなきゃ」という義務感ではなく、今できる(やりたい)ことだけをやるということです。
そのとき、完璧主義は捨てます。
“とりあえずやってみる”をできる範囲でやる、っていう感じです。
そうすると心のままに動く時間ができて、それが気分転換になったりだとか、少し行動できた自分に自信がついたりします。
そのあと、1日の終わりとかに自分ができたことを1つでも2つでもいいので振り返り、自分を肯定してあげると、それが明日の自分のためにもなると思っています。
まとめ
今日は気持ちの浮き沈みとの付き合い方、3つのポイントをお話ししました。
全部に共通するのは、自分のペースで無理せず自分に優しくすること。
気になるものやできそうなものがもしあれば、ぜひ自分のために試してみてください。
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