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金運の本当の意味-お金をアッサリ手放すとお金は入る

先日、西麻布にあるステキなお店で、グレーのコートに黒のムートンブーツ。そしてお揃いで茶のムートンブーツまで買っちゃった。


さて、全部でいくらだと思いますか?

なんと、税込12,200円!
ちなみにブーツが2500円。
コートは定価7,900円の20%オフです。(税別です)

仕事の為、渋谷から都バスで西麻布まで向かい、バス停から交差点までの道すがら、
「2500円」の値札を発見!
「に、西麻布でこのお値段?」
思わず、来た道戻って確認しちゃいました。

引き込まれるように中に入ると、ブーツ以外もコートやバッグが安い!
おまけに、どれもセンスがよい。

別に「西麻布のお得なお買い物情報」をお届けしたい訳ではないんです(笑)


「安いですね!」私が感心してますと、
「ええ、うちは元々オーダーメイドのシャツ屋なんですよ」
いかにもなお洒落なオーナー様が笑いながらおっしゃいました。

会社を経営してますと、その経営方針みたいなものに、興味がグングン沸く、ズーズーしい私。

「何年、なさっているんですか?」と、不躾にお訊きすると
既にお父様の代から45年も開業されているそうです。
「バブルの頃はよかったんですが、いまはね。お客様も少なくなりました。でも、最初はメンズ専門だったんですが、女性のお客様も来てくださるようになりまして。
オーダーメイドシャツが専門なんで、他の商品は原価近くで売らせて頂いてるんです。これは、女性のお客様へのサービスみたいなものです。お陰さまで、結構喜んでいただいてます。」

まさにアメージング。
このご時世、オーダーメイドシャツだって、売れ行き芳しくないときもあるかもしれません。だのに、一貫して軸はブレずにお客様への還元もきちんとなさっている。

最近、社長と二人三脚、設立15年弱で年商が100億近い、私よりも俄然年下のスーパー副社長にお会いしましたがこの方もアメージングでした。

「一生懸命仕事したら、気づいたらお金ばっかりもっていたんです。でも、自分たちの仲間を育てていないことにも気づいて。だから、自分たちの役員報酬を減らして、人を育てることにしました。育てた人をどんどんリーダーとして活躍させる場を作りたかったんでいろんなビジネスを考えてホールディング化して、今は、設立当初の社員がいろんな先で社長をしています」
伺えば15年弱で350名もの社員さんがいらっしゃるそうです。

更にアメージングなのは、
作った会社も面白くないな~って感じたら
すぐに全部人に譲渡されるそうです。
いくら利益があるか?どれだけ自分のネットワークで築いたか?のような、「お金に対する執着」をせず、アッサリ手放すそうです。

お金が儲かると、人はつい、自分や会社の利だけを考えるかもしれません。でも、このお二方、まさに「最幸のお金の儲け方」と「生かし方」をされているなぁと、本当に感銘を受けました。
自分に置き換えて考えます。私もこうして会社を経営するよう、ますます行動し続けたい。自分の利益だけでなく、誰かを喜ばせるお金の回しかたを。

ところで「金運」の本当の意味って、知っていますか?
私もある人に教えて頂き「なるほど、そうだな」と思いました。


「金」は「お金」。
「運」は訓読みで「めぐる」と読みます。
本当の「金運」とは「お金を回す、循環させる」つまり「お金を出して働かせる」こと。お金が貯まることではないそうです。
その「動かし方、働かせ方」によってお金が集まるか、が決まると思います。人を悦ばせる働かせ方が出来る人は、必ずお金が寄ってきます。

私が尊敬する女性社長も、人に対してとことん尽くす人。
自分の資産や財産は一切氣にしない。
それで、3人会社で年商50億の企業です。でも、何も飾らずどんな人にも同じように愛をもってお金を払います。

やっぱりそうなんだな~と実感。
自分がどんな人に対してどんな悦ばせるお金との付き合い方ができるかな?なんて、楽しく考えながら家路に着きました。
ちなみに、お二人とも仕事が楽しくて仕方ないそうです!


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