異文化を 楽しむ春に 餅をつき 日本の良さも 異国の良さも
初めて知った。フィリピンも米やもち米を食べる事だ。フィリピンはカトリックというキリスト教の国だから、てっきり西洋的にパンなどを食べるとばかり思っていた。もちろんパンも食うだろうが、餅を食うとは驚きである。だが、それは後で知ったが、米の種類が日本とは違う。フィリピンの米は細長いタイ米の仲間だったのだ。
フィリピンの小学生に日本の餅を食べてもらおうと、関係しているスタッフは必死で準備をした。日本の家庭でも見る機会の少なくなった杵と臼が用意されている。日本でもあまり行わないようになった餅つきを、みんな興味津津と眺めた。そしてつきたての餅を食べる。市販の餅はもちろん、時間が経過した餅ではまず感じない。もっちりとした味わいと、抵抗なく口から喉を経由し、そのまま胃に入り込む感覚の良さがたまらないのだ。
おそらくフィリピンではこんな餅は食べないのだろう。そういえば、フィリピンで思い出す食べ物って何だろうか?すぐに頭に浮かんだのはバナナである。だがいくら時間をかけても結局それくらいしか思いつかないのだ。
異文化を 楽しむ春に 餅をつき 日本の良さも 異国の良さも
(いぶんかを たのしむはるに もちをつき にほんのよさも いこくのよさも)
今日の記事「河内長野の国際交流協会でフィリピンの小学生を迎えた」を参考にしました。
#短歌
#今日の短歌
#小説
#イチオシのおいしい一品
#フィリピン
#餅つき
#三日市町
#河内長野
#南河内
#奥河内