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無意識に 渡る橋での 由来知り 屋根ある訳も 納得の時
全く意識していなかった。無意識というか疑問にも思わなかったのだ。町で大きな寺院の境内、バス停に向かう途中の橋には屋根がついている。でも考えてみれば考えるほど不思議であった。なぜならば境内に川が流れているのでいくつもの橋がかけられている。なのに、その橋以外の橋には屋根が無いのだ。
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赤い欄干の橋も地味な色の欄干もある。だがいずれも橋はない。短い境内の川の橋だ。橋を渡ってもその先には屋根が無いのだから雨除けにもならない。雨宿りにはなるかもしれないが、
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そして意味を知った。山の中腹にある鎮守社との関係で、そういう橋には屋根がつくものであることを。さらに木造の屋根付きの橋はほかにもあるが、全国的にそんなに多くはない。実は貴重なものかもしれないのに、無意識とは恐ろしいものだと思った。
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無意識に 渡る橋での 由来知り 屋根ある訳も 納得の時
(むいしきに わたるはしでの ゆらいしり やねあるわけも なっとくのとき)
今日の記事「女人高野デジタルスタンプラリー」を参考にしました。