夏の空 断捨離終え すっきりと 新たな施設 新鮮気分
「来月から新しい指定管理者になる○○です。今日は引き継ぎのために来ました」
指定管理者の現場責任者として、大阪の河内長野にある施設に来た。前管理者の案内で施設内を案内してもらったとき、僕はふつふつと感じるものがあった。
「なんと無駄なものが多いんだ。これは断捨離をしなければならないな」と。もちろんその日は見るだけで何もしない。未来の断捨離を描きながら、月が替わるのを待った。
こうして正式に指定管理者として、赴任した初日、施設の職員を全員集めて最初に言った一言が「断捨離」であった。
「先月始めて施設を見た時にも不要なものが多いと思った。私はこの時から未来の断捨離をしなければならないと思いました。皆さんには、改めて不要と思うものをリストアップしてください。最初の10日間は断捨離の為に時間を割きます」
ちょっと偉そうなことを言ったかなと反省しながら数カ月、暑い夏の施設を見ながら僕の想いは通じて不要なものが無くなりスッキリした。僕は思わず短歌を口ずさんだ。
夏の空 断捨離終え すっきりと 新たな施設 新鮮気分
（なつのそら だんしゃりおえ すっきりと あらたなしせつ しんせんきぶん）
今回は趣向を変えて、毎週ショートショートnoteの企画に参加して短編小説を書きました。
そしてテーマは本日投稿した記事「花の文化園がどうやら変わりつつあるらしい。そのひとつがレストランのリニューアル！」をモチーフにしています。
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