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魔女哲学

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魔女が哲学について語ります。
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2019年9月の記事一覧

ひとくくりにできる集団はない

ひとくくりにできる集団はない

違和感がずっとあるのは、
集団でひとくくりにされていることが、とても多いことだ。

先生だから、女性だから、ここの出身だから。

同僚に女の子が生まれた。
女の子は、体が強いからいいね。と言われていて、また違和感。

私は、幼い頃からずっと体が弱い。
入退院を繰り返したし、水を一滴も飲まずに1週間経ったこともあったらしい。

女の子は、体が強い。
それはきっと一般論を言ったのだろう。
けれども、そ

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かっこよさげなカタカナや英単語ではなく、本質を見極める

誰かの意図や大きいものの考え方に、染まる。
染まってしまっても、しかたがない。
ただ、染まっていることを自覚することは、自分軸を持つ、本質を見極める第一歩である。

SDGsやらアクティブラーニングやら、プログラミング教育やら、しまいにはディープラーニングまで、最近のツッコミどころのひとつは、もうちょっとわかりやすい言葉で言えませんかねえということである。

カタカナや英単語は言葉だけは目新し

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生きることは苦しいこと

生きることは苦しいこと

生は苦、ということに疑問を感じて生きていました。
しかし、今日なぜか突然に理解しました。

生きることは、そもそも苦しいことなのだということ。

時代に逆行してばかりですが、
楽して、楽しく、自分の得意だけ好きなことだけで本当に生きていけるのか。

答えは、ノーですよね。

これって意味あるのかと思うことがあったり変なしがらみがあったり、失敗したり嫌だったり。

きらきらした世界を垣間見て、苦し

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昨年ばちばちにタイミングが合った人と今年は全然合わないなんてことがよくある。
一期一会、私が変わり、相手も変わりゆく。
それでいい。それがいい。変わらないものなんてない。 #変わりゆく #変わらない #タイミング #私 #魔女

人の役に立ちたいということの裏側のひとつに自分が人から認められたいという思いがあると聞いて、そういう考えもあるのかと。人の役に立つかどうかということを外側に置いたとき、私には何があるだろうか。自分しか分からなくとも、探求したい思いはある。 #人の役に立つ #承認欲求 #私 #魔女

センセーショナルな経験や実践に寄らない

センセーショナルな経験や実践に寄らない

どうしてもね、その人に寄ってしまうことがある。それを意識しながらも、本質を見極めることの方が大切であるように思う。

なんかね、教育者でこれもやめたあれもやめたと得意げに発表や本を出している人がいて、もちろん良いかもしれないと本を読んでみたんだけれども、私自身もけっこうセンセーショナルな方だとは思っていたけれども、胃が受け付けないくらいに気持ちが悪くなった。
上から色々言うのは自由だけれども、じゃ

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漫画は読書ではないか?

漫画は読書ではないか?

漫画は娯楽。読書ではない。
そういう大人が多くいますが、私は漫画も読書のひとつだと思っています。
私は雑誌、本、漫画を含めると、年間読んでいる量はおそらく500冊をこえます。

絵と文字を両面から理解する方が、本を読むよりも難解です。
それを自然とできる子どもは、逆にすごいなあと思いますし、もっと推奨すれば、おもしろいことになるのになあとも思います。
私個人的には、すすめております。

特に歴史物

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黒い薔薇を贈られて、薔薇園を始めた女性

黒い薔薇を贈られて、薔薇園を始めた女性

何年か前に、とても感じのよい女性が薔薇園をされていたところへTV取材が行って、それをみたことがありました。
ローカルだったかな。
本当に、にこにこしている女性で、自宅の庭が薔薇の花でいっぱいになる頃、自宅の庭を開放していて、それが有名になったとか。

薔薇を育てようと思ったきっかけは、夫の母から、お姑さんから黒い薔薇をプレゼントされて、それがとても美しかったからだったという話をされていました。

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