ひとくくりにできる集団はない
違和感がずっとあるのは、
集団でひとくくりにされていることが、とても多いことだ。
先生だから、女性だから、ここの出身だから。
同僚に女の子が生まれた。
女の子は、体が強いからいいね。と言われていて、また違和感。
私は、幼い頃からずっと体が弱い。
入退院を繰り返したし、水を一滴も飲まずに1週間経ったこともあったらしい。
女の子は、体が強い。
それはきっと一般論を言ったのだろう。
けれども、それで本当に体が強くなかったら?
私だけがそこにこだわっているのかもしれないけれども、強いからよくて、弱いからだめなんてことはない。
私は、どんな場所でどのようなポジションであっても、私を貫く。
ひとくくりにされるなら、全力で拒否する。
それで、融通がきかないなと思われて言われたこともあったけれども、そこに口をつぐんでしまったら、それはもう私ではない気がする。
どうしても、目をつむることがあるとしたら、そんなことは取るに足らないことで、それ以上に大切なものや守るものがある場合でしかないように思う。
そんなことを言っている私も、集団で物事を見てしまうことも、まだまだ多い。
集団にある個を見て、その個の素晴らしさに向き合って、尊重して生きていこうと思う。