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本当の休みかたを知ったら自分のことが分かり職場に復帰できた娘の話。

必要な時に出会いってあるものです。

皆さんはちゃんと休めていますか?

この本に目がいったのは、
娘が5月に適応障害で仕事ができなくなったときでした。
娘はお陰様で7月から部署移動、時短勤務で復帰して、とっても元気に過ごしています。
思い切って休んだことが良かったと思います。

3月くらいから毎日2時間くらいの残業で、その頃の娘から出てくる言葉は「間に合わない、終わらない」でした。
そして、能面のように表情のない顔になっていきました。

ある日の朝、泣きながら朝ごはんを食べ、体が動かなくなっているにも関わらず、
「お客様とのアポが入っているから」
と出勤しようとしていました。
どう見ても、お客様に会えるような状態ではなかったので、無理やり休むよう促しました。

そのまま、長期休暇へ。

その時の娘は、仕事中に思考停止になる状態。
だから余計に仕事が終わらない。
ミスも増えるから仕事も増える。
悪循環に陥っていました。

本人も気付かないまま無理をしていたようです。

娘が休んでいる間にこの本を読んで、娘にも勧めて読んでもらいました。
「これって私のことじゃん!」
と、自分がどのフェーズにいたのか、よくわかったようです。

交感神経と副交感神経のバランスについては理解していたつもりでしたが、この本で副交感神経が2種類あると知り、自分がどの位置にいるのか把握することで、どうやって休んだら回復するのか、ということが分かる本です。
それぞれのストレス発散方法(休み方)があるので、ただ寝れば疲れが取れるとかゆっくり好きな動画をみれば回復する、ということではないと分かります。

そして、一番大切なことは、

自分の内側からの声を聞くこと

「ヒト」として「休む」こと。

そんなふうに気付かされました。

娘はこの本を読んで、上司との話し合いでも本の内容を引き合いに出し、前向きに話し合うことができました。

ダウンしてすぐは会社の人に会うのが怖かったり、電話で話すことも怖がっていた娘でしたが、自分のことがわかることで回復したんだと思います。

日本人は休むことは良くないと刷り込まれています。
どうか体も心も壊れる前に、休むことを選択できますように。
この本をお勧めします^ ^





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