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もしも倹約主婦に『徳川家康』を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。


【まえがき】
この記事の内容

『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?

※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。


【倹約主婦のご紹介】

1円でも倹約する主婦。

今回はこの自己啓発を加えてみましょう。


【加える自己啓発はこちら】

【1円でも無駄な出費を抑えて、必要なものにお金を使おう!】

周りから失笑されるくらいの倹約をしてみよ

徳川家康

引用:リーダーは日本史に学べ 武将に学ぶマネジメントの本質34/出版社:ダイヤモンド社/著者:増田 賢作/監修:小和田 哲男

便所紙を追いかけて庭まで走る倹約家

徳川家康は、倹約家として有名です。倹約とは、無駄づかいをしないで出費を抑えること。

やみくもにお金を惜しむ吝嗇家(ケチ)とは異なり、無駄なことには出費を惜しみつつ、必要なことであれば惜しみなく出費する人です。

なぜ家康が倹約家となったのか。私は、次の2つの要因が大きいのではないかと思います。

1つは、家康の出身である三河(愛知東部)が、決して豊かではなかったこと。

織田倍長や豊臣秀吉の出身地である尾張(愛知西部)は、戦国時代の終わりごろ(1598年)の石高が57万石だったのに対して、三河は29万石と半分くらいの規模でした。

しかも、家康が生まれたときの松平家(家康の実家)は、三河の一部しか支配しておらず、さらに石高が少なかったのです。

そんななか、東は今川家、西は織田家という強敵に挟まれていたのですから、少しでも対抗できる軍事力を備えるためには、無駄な出費を抑えて戦費を確保しなければなりませんでした。

もう1つは、家康が幼いころから織田家・今川家といった大勢力の人質になったことで、自己の欲望を抑制するようになったこと。

家康が人質として過ごした数え6歳から19歳という幼少期から思春期にかけては、人間のわがままや欲望が素直に表現されやすいです。

そんな時期に人質という環境で過ごしたのですから、自己のわがままや欲望を抑制することを強いられ、その後の人生に影響を及ぼしたのではないかと思うのです。

そんな家康の倹約家としてのエピソードがあります。

まず、食事についてです。当時の支配者の主食は白米が基本でしたが、家康は麦飯を主食としていました。単に麦飯が好きだったのかもしれませんが、米がお金のような役割をしていた当時、その米を減らさないための後約だったとも考えられます。

というのも、家臣が白米のうえに麦飯をのせて家康に差し出したとごろ、「そなたたちはわしがケチで麦飯を食べているとでも思ったのか。いまは乱世である。家臣たちに倹約させ、わし一人が贅沢なんぞできんのだ」と家臣を叱ったというのです。

また、こんなエピソードもあります。

家康が天下をとった後のある日、便所から出てきたところ、便所紙が風に飛ばされて庭まで行ったのです。

すると家康は、庭に飛び降りて便所紙をつかんだのですが、その天下人らしからぬ振る舞いに、さすがに周囲は少し笑ったのです。

すると家康は、「わしはこうして天下をとったのだ」と言い放ったと伝えられています。

体裁や見えよりも、もっと大きな天下をとるという目標のために倹約を続けてきた家康の信念を感じます。

家康は生まれた環境やその後の人質生活により、自分の置かれた状況をきちんと受け止め、自分の欲望を抑制することができたのです。そのことが、倹約として無駄なことにお金を使わないことにつながり、大きな目標である天下とりを実現したのでしょう。

引用:リーダーは日本史に学べ 武将に学ぶマネジメントの本質34/出版社:ダイヤモンド社/著者:増田 賢作/監修:小和田 哲男

【恐らくこうなる】

便所サンダルを履いた私は、傾斜45度の坂道を、ムササビのようにママチャリで下っていった。

その理由はただ一つ。家から10km離れている隣町のスーパーの方が、近所のスーパーより豚肉が1円安いからだ。

私は倹約をするために生まれてきた。

私の家のトイレは外にあって、風が吹くとトイレットペーパーがヒラヒラと飛んでいく。だから、急いでズボンを履いて追いかけていく。

割り箸がなければ、「タレ味の箸だよ」と言って、焼き鳥の串で麦飯を食べる。

スーパーよりも2倍の値段する自動販売機を『お金泥棒』と呼び、この世で最大の敵だと思っている。

私は誰よりも1円を愛していた。

そして、たった一人の姪におもちゃを買う時は、惜しみなく1円でも多く使う。

ある日、私が住んでいる家賃9800円の部屋のドアが「コンコンッ」とノックされた。

1円でも多く巻き上げるセールスだったら追っ払おうと思ったが、ドアを開けるとテレビ局の人が2人立っていた。

私の部屋に全く不釣り合いなスーツを着た男性と、私の部屋に相応しいNEW ERAの帽子を被った若い男性を部屋に入れて話を聞いた。

どうやら私を取材しにきたみたいだ。

話を聞くと、便所サンダルで隣町のスーパーまでママチャリを漕ぐ姿を、誰かが面白半分でSNSに投稿したらしい。

倹約以外にやることもないから、私はテレビ局の取材を受けて、節約術を披露した。

一番盛り上がったのは、飛んでいったトイレットペーパーを追いかけて使う話だ。

「聞いたことがない」とテレビ局の2人は笑っていた。

後日、16時からのニュース番組の『倹約特集』で、飛んでいったトイレットペーパーを追っかけて使う私の姿が映った。

これがバズった。

「こんな人いるんだ」
「イかれている」
「今時、家の外にトイレってやばいだろ」

そんなコメントで溢れた。

私はクスッと笑い満足した。コメントしてくれるってことは、少なからず私の倹約を見て、楽しんでくれているわけだから。

お金って、本来こんなふうに楽しく無駄な出費を抑えて、使うところは使うものだと思う。

苦しいお金の使い方なんて、1ヶ月続いた便秘と同じで、ただの苦行だから。

だから私は、後に『倹約界の徳川家康』と呼ばれることになったんだと思う。


🅿️1円でも無駄遣いしない生活を楽しんで、必要なものに惜しみなくお金を使いましょう。

お金は、手に入れ方より使い方が大切です。

飛んでいったトイレットペーパーを追いかけて使うまでの倹約家になれば、家計を天下統一出来る。

もしも倹約主婦に『徳川家康』を加えたら、恐らくこうなる。

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