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霊障、呪いの女、ビジョン

 こういうタイトルだと、霊的なものに、

 興味ある人しか、来ないかも知れない。

 (文字数24,298)


 そもそも嫌だと思ったら、

 中身も見ないで、そっ閉じする人もいる。

 その感覚、分からないでもない。

 

 実は、こういう話に、

 興味ない人、信じられない人ほど、

 読んで欲しいと思っている。

 

 できれば、サイエンスを研究している人とか、

 エンジニアをやっている人などだ。

 そういう人ほど、この記事を読んで欲しい。


 もう一つの世界がある、

 という事を知って欲しい。


 地上世界だけではないのだ。

 霊界はある。あの世は存在する。


 非科学的で、

 迷信だと思うかもしれない。


 だがぜひとも虚心坦懐に、

 見聞を広めて欲しい。


 学問、研究の世界だけでは、

 掴めないものがあるのだ。

 理性だけでは掴めないものがあるのだ。


 どんなに相互参照的で、

 精密な論文を書いたとしても、

 どんなに査読されて、

 どんなに学会に認められたとしても、

 もう一つの世界の話が、完全に抜け落ちた時、

 その研究は、とても虚しいものになるだろう。


 カント以降、理性の時代に入って、200年、

 世界の総体とは、ものではなく、ことである。

 とよく言われるようになったけれど、

 もう一つの世界の話が、完全に抜け落ちた時、

 一体どんな意味を持つと言うのか?


 世界=地上:霊界


 もちろん、地上世界も大切である。

 よく人生は一回切りだから、大切に生きよ、

 という教えも、分らなくもないが、

 転生輪廻の話が完全に抜け落ちた時、

 一体どんな意味を持つと言うのか?


 人生=過去世:今世:来世


 人生は一回切りだから、

 大切に生きよ、と言えるのは、本当は、

 転生輪廻が見えている人にしか、
 
 言えない筈である。


 転生輪廻=世界:人生


 人生は何回もあるのだ。1回ではない。

 何十万回、何百万回あるかもしれない。

 いや、人によってはもっとあるかも知れない。


 その中で、 
 
 今この一回が大切であると言っているのだ。

 本当に分かっていると言えるのか?

 転生輪廻の全体像が見えた上で言っているのか?

 今世しか見えていないなら、
 
 それは虚しいだろう。

 

 カルマが見えなければ、

 盲目の人生となると言うのは、

 厳し過ぎるかも知れないが、

 自分でも知らない、

 恐ろしい真実があるのだ。


 もう忘れ去った遥か過去に原因がある。

 思いも寄らない事実が、自分の中にある。

 どんな人間にも、恐ろしく深い過去がある。

 あるいは輝かしい遥か遠い未来がある。

 それが霊というものだ。転生輪廻する。


 だが理性の光に照らされて、真昼の日常、

 常識の片隅で、安寧に暮らしていると、

 見えて来るものがある。現実だ。


 恐ろしくありありとしてあり、

 それが全てだと思ってしまう。

 だがその一方で、真実は見失われるのだ。


 だから現代でよくある教えとして言われる、

 世界とは、ものではなく、ことであり、

 人生は一回切りだから、
 
 大切に生きよという教えは、

 転生輪廻を知らなければ、全くもって虚しい。

 人生は理性では語れないのだ。


 あなたが今存在しているのは、

 過去からの何かしらの夢、希望、情熱が、

 今も燃えているから、存在しているのだ。

 こういう事は昔、プラトンもよく言っていた。


 いつか有料記事で、あるいは無料記事で、

 古典ギリシャ語から
 
 英語・フランス語対訳付きで、

 プラトンの『国家』のエルの神話と、

 洞窟の比喩を解説するかもしれない。

 

 もう一つの世界があり、人は形を変えて、

 天と地を行き来している転生輪廻は、

 水や空気があるのと同じくらい事実である。

 

 ルリジョン以前、サイエンス以前の問題だ。

 世界の仕組みが、そもそも、そうなっている。

 この星の掟と言ってもいい。

 

 反論する人もいるだろう。

 だが死んでみれば、分かる。

 死んでもそれが分からない人は、

 そもそも迷っている。

 

 あるいは、死ななくても、

 夜見る夢で分かる。

 夢の世界とあの世は同一だ。

 

 そもそも何で、こんな話をしているのか、

 意味がよく分からないかもしれないので、

 少しだけ、当方の経歴も紹介する。

 

 昔、大学院にいて、古典ギリシャ語で、

 アリストテレスを研究し、ウーシアをテーマに、

 修士論文も書いた。20年以上昔の話だが。


 20代の後半、電撃文庫とか、

 角川スニーカー文庫に小説を投稿して、

 最終選考まで残った事がある。

 選考委員に藤本ひとみと水野良がいた。


 20代の前半は、都内の、

 私立の4年制大学に行き、

 学費1,000万円を自分で払った。


 新聞屋に住み込みで働いて、

 朝から晩まで新聞を配り、

 集金して、拡張(営業)もして、

 4年間で学費を完済、単位を落さず卒業した。

 日本経済新聞社の新聞奨学生だった。


 だが完全にバーンアウトして、就職はせず、

 何年かアルバイトで、夜間飛行した後、

 2か月間、ドイツとフランスを、

 金が尽きるまで、美術館巡りをした。


 ユースホステルのバックパッカーだ。

 当時、英語しか喋れなかった。

 英会話の練習とか特にやっていない。

 ぶっつけ本番で、どうにか喋れるようになった。

 最後の方は、何時間も現地の人と話していた。


 この旅が当方の原体験で、

 今があるのかも知れない。

 遅過ぎた青春だった。


 大学生の時、古典ギリシャ語を学びながら、

 親の金で遊んでいる大学生たちを見て、

 人との違い、運命の違いを、まざまざと感じた。

 だが自分の金で、学ぶ学問は、一味違うのだ。


 アドホックに開いたハイデガーの読書会だけ、

 とても楽しかった。『存在と時間』だ。

 恩師、学窓に感謝する。

 だが旅をして、自由を取り返した。


 なおフランスで、ほんの僅かだが、

 過去世をフラッシュバックした。


 地平線まで広がる黒い大地、青い空、

 ストラスブールの黄色い菜の花畑を歩いて、

 ここは来た事があるという感覚に陥った。

 1890年代の出来事だったような気がする。


 数年後、アンドレ・ジッドの

 『La Porte étroite』を読んだ時、

 アリサとジェロームの会話で、

 19世紀のフランス女性を知っている。

 分かるという感覚が出た。霊反応だ。

 ほんの一瞬だが、過去の世界を覗いた。

 

 つい最近、分かった事だが、

 住み込みで働いて、借金を返しながら、

 学業を修めるという事は過去世でもやっていた。

 東洋世界に転生すると、このパターンが多い。


 もっと幼い子供の時もある。

 これはきっと何かテーマがある。


 何か、カルマがあるのかも知れない。

 その時の家の経済状態だけではないようだ。


 やむを得ない事情が発生して、毎回そうなる?

 だとしたら、親を恨むのは筋違いで、
 
 当方の問題だろう。


 大学院は、国公立だったので、かなり安く、

 アルバイトで学費を払って、どうにかできた。

 3年間で300万もしなかった気がする。


 今はIT系の中小会社で働き、営業部門にいる。

 部署の責任者で、会社の片翼を支えている。

 会社の売上の半分は、当方の部署だ。

 個人の営業成績でも、昨年も一位だ。

 

 今の世の中での立ち位置は、

 低くもないが、高くもない。


 年収も高くはないが、低くもない。

 お金を稼ぐのも、下手ではない。


 月数万の副業もやっている。

 営業コンサルだ。時間は取られない。


 だが知識も、能力も、霊感も、

 飛び抜けたものはない。


 霊感は人よりあるが、

 霊能者とは言えない。


 まだまだ現実的で、霊的な力より、

 現実的な力の方が強い。


 ただそのバランスだけ、そのブレンドだけ、

 他の人と異なっている。それだけだ。


 でもこの配合は、この混ざり具合は、

 人材的に珍しいかもしれないと思っている。


 当方のパラメーターシートを作ったら、

 相当、人と異なるのではないかと思っている。


 その対応範囲の広さは、

 大きな山のすそ野になるかもしれない。


 この歳で、将来と言うのは、

 おかしく感じるかもしれないが、

 まだ死後の世界があり、

 そこでの伸びシロになると思う。

 

 霊界に帰った時、当方は、

 真の力を発揮する可能性だってある。


 300年くらい霊界にいて、

 また地上に転生するのだろう。

 

 今、人材的に言って、優秀なリソースの殆どが、

 サイエンス・エンジニアの方に流れているので、

 霊的な方にも、
 
 もう少し優秀な人材を呼び込みたい。

 

 文系・理系・芸術系と分けたくないけど、

 理系の優秀な人が、

 霊的な事は一切分かりませんというのは、

 人類にとって、大きな損失だと思う。

 

 エンジニアであり、

 サイエンスに通じている人ほど、

 霊的であって、

 霊感に溢れる人であって欲しい。


 エジソンは明らかにそうだったし、

 アインシュタインもそうだろう。

 もう一つの世界の事を考えていた。


 19世紀に流行った唯物論なんて、

 もう終わりにしたい。

 

 マルクスも、ニーチェも、ダーウィンも、

 サヨナラだ。

 

 だがハッキリ言って今、

 霊感があるとか、霊能力があるという人は、

 会社の面接とか、海外留学の入試とかで、

 受かるような人材じゃない人が多い。

 

 独立して占い師とかやっている人もいるけど、

 どちらかと言うと、訳の分からない人が多い。


 そういうのとは別に、
 
 会社でも普通に仕事ができて、

 学問的にも優秀で、
 
 霊的な事も分かる事が望ましい。

 

 難しい?不可能?

 かなり無理な事を言っている?

 まぁ、そうかも知れない。

 

 ただあの世の入口の話をしたいだけだ。

 死ぬ事は、全員共通の話題なので、

 サイエンスも、ルリジョンも、関係ない。

 

 いや、関係なくはないが、

 事実として、単に死はあるだけだ。

 

 そこに対して、眼差しを向けない事は、

 どういう立場の人でも、真摯ではない。

 そう思う。

 

 

 

 少し難しい話をした。

 スタート地点に戻ろう。

 

 霊障、呪いの女、ビジョンだ。

 改めて見ると、怪しいタイトルだ。

 

 当方の話が、
 
 初めての人もいるかもしれないので、

 念のため、断っておくが、
 
 これは霊感商法ではない。

 

 なぜならば、これは無料記事だからだ。

 以上、証明終わり。

 

 ――って、これでだけで、納得はできないか?

 

 科学的根拠がない迷信ばかり垂れ流している

 IT企業に勤める反DX営業の戯言か?

 

 霊障?とか呪いの女とかビジョンとか、

 全部迷信じゃないか?


 21世紀で、科学万能?な世の中で、

 一体何が言いたいのか?

 

 でも言いたい事は凄く簡単で、

 死んだら皆、スマホも、PCも、

 ネットもない世界に行くという話だ。


 当たり前過ぎる話かもしれないが、

 幽霊はスマホを持てないから、

 当然、ネットにも繋がらない。

 PCもないから、何も作業できない。

 

 四六時中、これらの機器に、

 触れている依存症の現代人には、

 さぞかし辛い世界だろう。

 

 でも安心していい。

 代わりのものがある。

 何だと思う?

 

 霊能力だ。

 

 皆、死んだら、

 スマホやPCやネットの代わりに、

 霊能力が使えるようになる。

 

 いやいや、嘘じゃない。

 本当の話だ。

 そんなもの信じていない?

 

 でも夜寝て見る夢で、空とか飛んだ事ないか?

 あと気が付いたら、夢の中で別の場所に、

 一瞬で移動していたとかないか?

 

 アレ、霊体だから、できるんだ。

 文字通り、霊能力って奴だ。

 

 夜寝ている時は、実は皆、霊だから、

 普通に霊能力を使っている。


 気が付いていないだけだ。

 朝目覚めると、夢は殆ど、忘れてしまうからだ。

 

 サイエンスが言う処の唯脳論?だと、

 人間は脳だから、夢なんて、

 全部脳の作用だっていう話になる。


 でもそれだったら、人生は脳だ。

 脳力者が、脳内で、活動しているだけだ。

 

 悲しい話だ。ロマンがない。

 ホントにそんな話が、科学的で、

 根拠があるっていうのか?

 そもそも根拠って何だ?

 

 でも火葬場で焼かれて、脳が灰になったって、

 続きはある。焼かれて終わりじゃない。

 

 そこで終わりだと思っている人がいたとして、

 続きがあったら、儲けものだと思わないか?

 別に続きがあって、困る事でもないだろう。

 

 悪さばかりしてきた人とか、

 生きていた時、不満だらけで、

 納得できていない人は、

 迷ってしまって、

 悪い方向に行くけどね。


 何でこんな話をしているのか?

 心配だからだ。皆が心配だから、

 そういう話をしている。

 転ばぬ先の杖って奴だ。

 

 言わなくてもいい事を、

 言っているのかもしれないが、

 今、この歳で、世の中に、

 何もお返しできていない事は、

 恥ずかしい事だと思っている。

 

 だからせめてもの償いとして、

 今、非常に余計なお世話をしている。

 

 こういう話をすると、

 離れる人が多い事は分かっている。

 

 だが言わないと、死後迷う人が沢山出る。

 それは防ぎたい。

 

 特に心配しているのが、

 神も仏も恐れぬ理系の人たちだ。


 折角優秀なのに残念だ。

 世の中への貢献度は、間違いなく高いのに、

 その認識、その世界観が、間違っている。

 

 え?余計なお世話だって?

 死後の世界とか、そんなものは考えなくていい?

 人類を先祖還りさせる古代人の思想だって?

 

 カール・ポッパーじゃないけれど、

 そんなの全部、プラトンの呪文で、

 open societyから人類を遠ざけている?

 呪術的で、迷信に満ちたclosed society?

 実はそういう事を言う人ほど危ない。


 これは無料記事だから、読んだって、

 お金は減らないだろう。

 時間は減るかもしれないが……。

 

 Time is money?

 こんな記事、読むだけ、無駄?

 

 まぁ、生きている間は、

 役に立たないかもしれないけど、

 死んだら、役に立つかもしれないから、

 読んだって損はない筈だ。

 

 聞くだけ、聞いてくれ。

 とりあえず、一回読んで、

 忘れてくれたっていい。

 

 必要な時、そんな話があったな、

 と思い出せればいい。

 

 スキとかしなくてもいいので、

 読むだけ読んで欲しい。

 これはそんな話だ。

 

 

 

 カール・ポッパーに触れたので、

 少しだけ、脱線させて欲しい。

 彼は現代常識の一つになっている。


 カール・ポッパーは、
 
 ポリティカル・サイエンスの分野で、

 『開かれた社会とその敵』
 
 という著作で有名だけど、

 この人が死んで、天国に行けたと思えない。


 本人は、
 
 ハイエク、ドラッガー、アーレントと並ぶ、

 全体主義と戦う闘士だと思っているけど、
 
 全然違う。

 もう一つの世界の話が完全に抜け落ちている。


 いや、それどころか、
 
 もう一つの世界を説くプラトンこそ、

 『開かれた社会とその敵』だと言っている。

 霊感がなく、
 
 理性だけで思考した哀れな学者の例だ。


 カール・ポッパーは死後、地獄に堕ちて、

 今、悪魔になりかかっていると思う。


 生前、彼からドクター・フィロソフィーを、

 授けられた弟子がいる。今この者に憑依して、

 この者の思考を操っていると思う。


 この弟子は、
 
 open societyという財団を作った。

 この人物は、
 
 アメリカ民主党最大の出資者でもある。


 因みにトランプは、このオレを暗殺しようとした

 けしからんスポンサーだと言っている。


 カール・ポッパーとその弟子は、

 Star Warsじゃないけど、

 皇帝とダースベイダーみたいな関係だ。


 ここになぜか、
 
 マイクロソフトの創始者も関係している。

 Next Pandemicに関する本を書いているが、
 
 全体主義的だ。

 ユートピア社会ではなく、
 
 ディストピア社会を描いている。

 これは形を変えた
 
 ジョージ・オーウェルの『1984』だ。

 マイクロソフトの創始者は、
 
 自分が何を書いたのか気が付いていない。

 和訳はまだないが、出版された時、
 
 すぐに買って読んで驚いた。


 現代アメリカ、闇の中心核だと思う。
 
 悪の本丸だ。

 単に英語だけ聞いていても、分からない話だが、

 霊的には、闇の匂いがプンプンする。


 経歴だけ見たら、
 
 カール・ポッパーも、他の三人と似ている。

 この四人は、全員ドイツ系で、
 
 オーストリアにいた。

 第二次世界大戦が勃発すると、
 
 ナチスの迫害を逃れて、

 英語圏に渡り、それぞれ全体主義と

 対決する英語の本を書いた。


 ピーター・ドラッカーは『経済人の終わり』、

 フリードリヒ・ハイエクは『隷属への道』、

 ハンナ・アーレントは『全体主義の起源』だ。


 ここにカール・ポッパーの
 
 『開かれた社会とその敵』

 を加える人は多いと思うが、
 
 この人は仲間じゃない。

 

 注意深く読めば、違いは分かるかと思うが、

 三人は、もう一つの世界の話はしていないが、

 存在まで否定はしていない。

 注意深く、言及を避けている。


 だがカール・ポッパーは、
 
 もう一つの世界の存在こそ、

 人類を迷妄に導く暗黒思想だと断言している。

 アウトだ。プラトンが光で、ポッパーが闇だ。


 もう一つの世界の存在を否定して、

 人類をいつまでも地上に留まらせる方が、

 暗黒思想で、迷いだ。不成仏霊が生まれる。


 でもこれが現代の常識の一つでもあるのだから、

 人類は救われない。人類は迷うだろう。


 当方の話より、
 
 ポッパーの話を信じる人の方が多いだろう。

 霊感ではなく、
 
 理性で書かれた本に、
 
 説得力を見出してしまうのだ。

 これを理性の時代と言わず、何と言うのか?


 脱線はこれくらいにしておこう。



 

 巷では、アメリカ大統領選も終わった事だし、

 とっておきの話をしよう。秘密の話だ。

 

 外国語で海外ニュースばかり
 
 見ていても仕方ない。

 霊的な話をして、気分を入れ替えよう。

 

 ああいう、
 
 物と事の世界を追い掛けるのも楽しいが、

 現実は現実でしかない。これもまた夢だ。

 

 この地上世界の現実というのは、

 神様、仏様が昼寝して見ている
 
 夢のようなものだろう。


 我々が思っている程、

 この世界は確かなものではない。

 

 どちらかと言うとあやふやだ。

 サイエンスは全体の一部でしかない。

 

 あの世には、

 スマホもPCもない。

 ネットもない。

 霊能力だけある。

 

 地上のサイエンスは、

 あの世で使える霊能力の代替に過ぎない。

 

 移動も通信も、あの世だと一瞬だ。

 まさに夢の世界だ。

 

 地上だと、コストをかけて、

 ノロノロ移動したり、イライラ通信している。

 これで万能だと言っている人類は
 
 余程おめでたい。

 あの世と比べて、コスパが悪過ぎる。


 実はあの世にも、エンジニアはいる。

 地上のサイエンスを支援している。


 Noteでも、技術系の記事を書いている人で、

 インスピレーションをもらっている方はいる。


 本人は全くそのつもりはなく、

 自分で書いているつもりだが、

 実は支援されている方はいる。

 それが時々、分かる事がある。


 サイエンスが面白いのもよく分かる。

 エンジニアリングが面白いのもよく分かる。

 努力した分だけ、必ず返ってくる世界だからだ。


 だから皆、夢中になって追い掛けている。

 時間も、お金も、投資した分だけ、

 利子付きで返ってくる。

 こんな投資しがいのある分野はないだろう。


 だが地上の人はサイエンスが万能だと

 勘違いし始めている。

 サイエンスは主ではなく、

 従で、何かのためにある。

 人類の利便のためにある。

 

 ただ今は、

 サイエンスがおごり高ぶって、

 天動説になっている。


 ルリジョンが地動説になっている。

 これが現代だ。

 だが今のルリジョンも99%おかしい。

 

 霊的な世界が真実で、

 この現実世界は、凄く特殊な環境に過ぎない。

 我々が見ている現実の方が夢で、

 夢の世界の方が本当の現実である。

 

 これはある程度、

 霊的なステージが進まないと、

 分からないかもしれない。

 

 だがお年寄りで、ちょっと、

 痴呆が始まっている方の寝言とか、

 夜ずっと聞いていると、夢の世界、

 あの世を実況中継してくれるので、

 よく分かるかもしれない。

 これは一度、聞いて体験してみるといい。

 真実はいつだって、こういう処にある。

 

 お年寄りというのは、あの世が近いので、

 理性のリミッターが壊れかかっているので、

 よく異言を漏らすのだ。本人も分かっていない。

 

 

 

 前置きが長かったが、タイトルの解説に入ろう。

 

 そもそも、霊障という言葉からして、
 
 聞きなれないかもしれない。
 
 英訳すれば、spiritual disturbanceという
 
 さらに聞きなれない言葉になる。
 
 直訳すれば、霊的妨害だ。
 
 一体何に妨害されるのかと言えば、
 
 おはようからおやすみまで
 
 我々の傍にいる霊的お友達、悪霊だ。

 

 つまり、霊障とは悪霊の妨害だ。
 
 悪霊が取り憑いて、
 
 その人を邪魔している状態を指す。

 

 呪いの女は、ホント言葉通りだが、
 
 人生の何気ないシーンで時折現れるが、
 
 極めて重大な意味を持つ事もある。
 
 皆さんの職場でも、
 
 探せば一人ぐらいはいるのではないだろうか?
 
 かくいうこの文章を読んでいる貴女自身が、
 
 呪いの女かもしれない。

 

 呪いの女は、そうなっている自覚がなく、

 ただひたすら暴れている。これも霊障だ。

 

 ビジョンはちょっと時空を超えた映像を、
 
 垣間見る事を指す。
 
 それは未来の映像だったり、
 
 過去の映像だったりする。
 
 別に霊感がなくても、見る事はある。
 
 当方の部下で、29歳のシンママがいるが、
 
 彼女は夢で先に、そのビルを見て、
 
 現実で後から、同じビルを見ている。

 

 本人、意味が分からなくて、
 
 かなり騒いでいたが、

 そういう事もあるだろう。
 
 昨夜見たものを、今朝見ただけだ。


 時間的に逆だから驚いているが、

 世界は円環だから、これは矢印の向きの問題だ。

 

 ビジョンは、人間が本来、

 肉体だけに留まらない
 
 霊的な存在である事の証左だ。

 簡単に時空を飛び越えて、
 
 人間はビジョンを観る事ができる。

 

 こんな話ばかりしていると、
 
 霊感商法の人みたいに見えて、
 
 逃げ出す人もいるかもしれないが、
 
 無料記事なので、安心して欲しい。
 
 何か売りつける訳でもない。
 
 逆にオカルト好きな人は、
 
 期待していたのと違うので、
 
 ガッカリするかもしれない。
 
 大した事は書いていない。


 霊障、呪いの女、ビジョン、

 というテーマで、秘密の話をしたいだけだ。


 結論は「怒るな、人の話を聞け」と、

 酷く道徳的で、驚くべき内容でもないが、

 この関係性を説明できる人は少ない。


 当方は霊感もあるが、どちらかと言うと、

 語学の人であり、小説の人だ。


 だから妙な処で、現実的なので、

 ちぐはぐに聞こえるかもしれない。


 だが自然とそうなってしまうのは、

 当方も皆さんと同じ地上の人間だからだ。

 

 当方はIT企業に勤める営業の管理職であり、
 
 古参幹部の一人だ。
 
 会社の会議でも不思議な事は言っているが、
 
 誰も問題にしていない。
 
 Noteで、不思議な小説も書いているが、
 
 これは皆さん以外には秘密だ。
 
 会社の人は誰も知らない。

 

 ただNote側の皆さんは、
 
 当方が普段何をやっているのか、
 
 そんなに知らないだろうから、
 
 今回はIT業界で業務上、起きた事、
 
 出会った事を中心にお伝えしていく。
 
 その中で、霊障あり、呪いの女あり、
 
 というお話になる。
 
 ビジョンだけは少しまた別の話になる。

 

 ビジョンを見る能力は、高まって行くと、

 リーディング能力になると思われる。

 

 他人の過去世・未来世が読み取れたり、

 人類社会の未来が見えたりする能力だ。

 

 この方面で有名な人は、

 フランスだと、ノストラダムスがいる。


 最近、16世紀の古いフランス語で、

 大予言の原典を初めて全部読んだが、

 全ての詩で韻を踏んでいて驚いた。

 何と1,000個も書いている。


 一体どんな詩人だ?

 19世紀のフランス詩人がアホに見える。


 アルチュール・ランボーとか、

 ポール・ヴェルヌールとか、

 全部、韻は踏んでいない。

 半分、散文で自由詩だ。


 ノストラダムスは、詩人的にも、

 ギリシャのホメーロスに匹敵する。


 この医者で、予言者で、

 料理研究家は、

 謎めいた詩を書いて、

 人類の未来を予言するとか凄すぎる。


 確かに読んでみて、

 歴史的に何を指しているか、

 ハッキリ分かる詩もあった。

 一つ紹介しよう。

 Un Empereur naistra pres d‘Italie,
 Qui á l’Empire sera vendu bien cher,
 Diront avec quels gens il se ralie,
 Qu’on trouvera moins prince que boucher.

LX Centurie I Michel de Nostredame 1555

 

 ある皇帝がイタリアの近くで生まれるだろう。
 イタリアは帝国に高値で売られるだろう。
 皇帝がどの人たちと同盟しているか言うだろう。
 人は貴公子ではなく、肉屋を見出すだろう。

『諸世紀』 第一巻60 ノストラダムス 1555年

 上記拙訳だが、この詩に関しては、

 現代フランス語とあまり変わらない。

 

 他の詩は、中世フランス語の名残があり、

 デカルトのフランス語より読みづらい。

 

 この詩の内容は、

 ナポレオンの出現を予言している。

 異論は少ないだろう。

 

 ノストラダムスは16世紀の人で、

 ナポレオンは19世紀で、3世紀先の人だ。

 

 16世紀の時点では、チンプンカンプンだが、

 19世紀以降の時間軸に立てば、意味が分かる。

 

 こういうのを予言と言うが、ビジョンであり、

 高度なリーディング能力である。

 この能力は、最高度の認識力を要求される。

 

 占い師のように、
 
 単に個人の運命を観るのではなく、

 人類社会全体の運命を観るのだから、

 人類史のキーをアンロックできる人でないと
 
 観れない。

 

 この規模の秘密をアンロックできるという事は
 
 とんでもない。

 しかも地上に生きながら、
 
 これができる人というのは、

 当方には、ほとんど神にしか見えない。
 
 もう人間じゃない。

 仏教的に言えば如来だ。仏の境地に近い人だ。

 

 当方も、多少の秘密をアンロックできるが、

 内容も、規模も、小さくて、乏しい。

 

 範囲も自分とかに限定されるので、

 認識力に差があり過ぎる。

 

 フランス史であれば、

 当方もまぁ、少しは、

 秘密をアンロックできる。

 いつか小説で書く事にする。

 

 フランス人も知らないし、

 多分、今地上で生きている人で、

 フランスの秘密を書けるのは、

 当方だけだと思っている。

 

 ノストラダムスは、多分、

 当方のはるか上の方の師匠筋に当たる。

 手が届かない先生の先生ぐらい?

 当方は弟子のそのまた弟子くらいか。

 

 このように、ノストラダムスは、

 人類最高クラスの霊能者の一角を占める。

 

 特に未来視において、

 彼に右に出る者はほぼいない。

 例外は仏陀くらいだろう。

 

 詩も少しだけ解説する。

 

 一行目のItalie(イタリィ)と

 三行目のralie(ラリィ)が

 韻を踏んでいる。

 

 二行目のcher(シェール)と

 四行目のboucher(ブウシェール)が

 韻を踏んでいる。

 

 古い詩で、四行詩、スタンザと言う。

 南欧、ロマンス系では一般的な定型詩だ。

 この形式で1,000個も書いている。

 

 それにしても、

 自分の霊能力を芸術にまで高めて、

 詩にして後世に伝えるとか、凄すぎる。

 最高度の芸術家だろう。


 イタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチも、

 未来の技術体系をアンロックしていたので、

 この人も、同クラスの霊能者だろう。

 ヤバさで言うと同じくらいだろう。

 多分、ダ・ヴィンチも人間じゃない。

 

 残念ながら当方に、

 そんな大きな力がある訳でもなく、

 ビジョンを見る力さえコントロールできない。

 いつも勝手に見る。


 パターンは幾つかあるが、

 よくあるのが、夢で見て、忘れて、

 現実で似たようなシーンに出くわして、

 突然思い出す事だ。

 

 最近も、北京語でドラマを観ていた時、

 不意に過去世を思い出した。


 正確には、夢で見ていた内容と、

 一致したシーンだけ思い出した。

 

 中国のいつの時代か分からないが、
 
 酒家のような建物で、

 親元から離れた住み込みの小僧として
 
 働いていたが、

 周りの人にとてもよくしてもらった
 
 という記憶だ。

 

 北京語を学び始めてから、

 西欧以外の過去世の記憶が出るようになった。

 

 そうではないかと思っていたが、

 やはり大陸にも生まれていた。

 

 あとよくあるのが、残留思念系のビジョンだ。

 不意に寝落ちして、そこで起きた過去の出来事、

 あるいはそこにいた人の思い、
 
 考えが見える事がある。

 過去にNoteのつぶやきで、
 
 バスの座席の話をした。

 

 一瞬、寝る事によって、

 強制的に意識のモードをチェンジして、

 瞬間的に時空を超えて、何かを掴む能力だ。

 

 大体、あまり意味のないものばかり見ているが、

 ごくまれに役に立つ事もある。未来視だ。

 

 ビジョンを観る能力は、ある程度、

 心が浄化されていないと見れない。

 

 鏡が汚れていると、

 鏡が歪んでいると、

 変なものが映る。

 

 この心を汚さないでいるために、

 一つ言える事は、怒らない事だ。


 これはどこまで行ってもある
 
 心の修行の徳目だ。

 この話は後でまたする。先に幽霊の話をする。

 

 

 

 もう退職してしまったが、ウチの会社に、

 幽霊が見えるエンジニアがいた。

 Mと呼ぶ事にする。

 

 2023年9月末に辞めている。

 ちょっと暗い感じの30代の男だった。

 

 初めて会った時から、お化けの話で盛り上がり、

 「見える?」と訊いたら、Mは素直に頷いた。

 

 その場の勘だったが、当たった。

 当方は、よく見えないけど、気配は感じるし、

 悪霊の声を聞いた事がある。


 Mは、姿は見えるけど、声は聞こえないそうだ。

 口パクで何となく分かるだけだそうだ。

 

 当方と逆パターンか。

 やはり当方は耳の人、語学の人か。

 でも見える方が有利か。

 

 Mの話では、子供の頃から幽霊が見えるが、

 いつも見えている訳ではないらしい。

 

 朝、目が覚めると、
 
 幽霊が見えるようになっていて、

 夜寝ると、
 
 次の日の朝には見えなくなっていると言う。

 

 ただ幽霊が見える日は、一日続くので、

 学校や仕事に行けなくなるので、休むらしい。

 

 あと突然、日中帯でも見え始める事があり、

 生活や仕事に大いに支障をきたす。

 

 昔、通っていた高校が、元病院だったせいか、

 学校の廊下で、
 
 入院患者の霊とすれ違うとの事だ。

 

 Mが幽霊に気が付くと、幽霊も気が付くので、

 追い掛けて来るとの事だ。いつも女の幽霊だ。

 

 Mは全力で走って、学校の外まで逃げる。

 そうするとふり切れるとの事だ。

 地縛霊だから、敷地の外に出られないようだ。


 ちなみ幽霊の移動速度は、不成仏霊の場合、

 生きている人間とそう変わらない。


 認識力が低いので、瞬間移動は殆ど出来ない。

 決まった場所だけ、壁抜け、
 
 トンネルはできるようだが。

 

 あとウチの会社に来る前、
 
 Mは施工系の会社で仕事をしていたが、

 昼休み、
 
 食堂の机で伏せている長い髪の女がいたので、

 声を掛けたら、その女の人は幽霊で、
 
 追いかけて来たとの事だ。

 

 Mは女にモテる。呪いの女限定だが。

 この時も全力で走って、会社の外に出たそうだ。

 当然、そのまま早退して家に帰る。

 

 Mの話では、本当の地獄は、

 帰り道で、無理ゲーらしい。

 超絶、ホラーだと言うのだ。


 電車でも、駅でも、道路でも、お店でも、
 
 到る処、幽霊だらけで、
 
 とんでもない光景が見えると言う。


 生きている人と同じ数くらい、

 街に不成仏霊が溢れかえっている。


 Mの話を聞いて、

 そうではないかと思っていたが、

 やっぱりそうだった。


 当方の場合、声なので、

 街の雑踏に混ざってよく分からないが、

 家に帰ってから、「あ、さっきの声、

 生きている人の声じゃないや」と気づく。


 幽霊ってのは、結構おしゃべりで、

 壊れたラジオのように、
 
 ずっと一人で喋っている。


 よく電車とかバスとか、街中で、

 ずっと意味不明な独り言を言っている

 電波系の人を時々見かけるが、

 アレは憑依した悪霊が、その人の身体を借りて、

 ずっと自分の話をしているのだ。


 そういう意味では、我々は日常的に

 幽霊の声を聞いているし、

 どんな内容かも知っている。

 ホント、壊れたラジオの世界だ。


 ただこれは他人事ではなくて、

 死んで迷うと、大体こうなる。

 

 本人が世界で自分の現在位置を見失い、

 そんなはずはない、そんなはずはないと、

 ずっと思考がループしているのだ。


 だから幽霊はずっと同じ処にいて、

 同じ事をしている。不成仏霊だ。

 大体、何かに納得していない。

 壊れた動画のように世界に再生される。

 

 一方、憑依されている人は生きている人だけど、

 霊的な体質なので、乗っ取られている。

 悪霊にハイジャックされている。

 理性が弱く、何かしら病んでいるとそうなる。


 あと一部、政治家の街頭演説とかにも、

 悪霊の声はノイズのように混線している。


 これは流石に、霊感がないと分からない。

 彼らは機会さえあれば、
 
 乗っ取って、話したいのだ。

 

 先の大戦とかで恨みがある人は
 
 よくホーンテッドする。

 以前、Noteで政見放送の話を書いた。

 

 現代人の大半は、
 
 神様とか信じていないので、
 
 死んだら迷う。

 せっかくお迎えが来ても、
 
 そんな筈はないと、
 
 追い返してしまう。

 そしてどうしたらいいか分からないから、
 
 街を彷徨うのだ。

 

 だから先に亡くなった方が出てきたら、

 素直に話を聞こう。
 
 自分は死んでいるかもしれない。


 自分が死んでいる事が、
 
 受け入れられるかどうかが、

 最初の関門だが、
 
 実は簡単に自己診断できる。


 手を胸にさして、通り抜けたら、それは幽霊だ。

 死んでいる。手が胸にぶつかれば、生きている。


 簡単な話だ。

 だがサイエンス等で、

 頭が固くなっていると、

 それさえ受け入れられない。

 そんな筈はないと叫ぶ。

 何か幻覚を見ているのだと思う。


 思い込みがあんまり酷いと、
 
 お迎えの人さえ来ない。

 今話しても無駄だと思うから、
 
 向こうも来ないのだ。


 話すタイミングを伺って、様子見に入る。

 こうなると長い。数十年彷徨うかも知れない。


 あと夢でも、霊体なので、
 
 手は身体を通ってしまうが、

 少なくとも、
 
 今この世にいないという事が分かる。


 自分の現在位置が分かる。
 
 自分の座標が分かれば、

 向かうべき道もおのずと見えて来る筈だ。


 ただ今の現代人は、平均的に言って、

 死んでも、地獄さえ行けない。

 あの世さえ行けない。

 

 そもそもあの世とかないと思っているから、

 地獄さえ行けずに、地上を彷徨い、悪さをする。

 これは現代の常識が、そうさせている。


 生きている時、家でも、学校でも、会社でも、

 あの世の事とか習わないから、

 あの世なんてないと思っている。常識だ。

 当然、神様もいない。神は死んだ?


 だがこの常識が邪魔をして、人を迷わせている。

 そしてサイエンスが、科学的知見が、
 
 迷いを助長する。

 もうどうにもならない。救いようがない。

 だから現代の常識とは、人を惑わす邪見である。




 話は逸れるが、昔住んでいた地域に、

 偏差値の超絶低い
 
 ミッション系の女子高があって、

 ここの生徒たちを
 
 お店のアルバイトで雇っていた。

 当方がIT業界に入る前の話だ。小売業の話だ。


 彼女たちは、お店のレジに立つのだが、

 どのレジの娘も、手にメモ書きがしてある。

 タマネギ48円、ニンジン36円などだ。


 今思い出しても笑ってしまうのだが、

 それくらい覚えろよと思うが、

 生鮮食品は値段が変わる事もあるので、

 間違えないために、自分で手に書いている。


 手にメモ書きをする女の子というのは、

 どうしても笑ってしまうが、今でもいるだろう。


 この娘たち、ちょっと、ラノベで有名な

 『マリア様が見ている』みたいな世界にいて、

 シスターがお祈りの時間だと言って、一定時間、

 女子生徒たちを、
 
 マリア像がある礼拝室に入れて、

 マリア像を見る時間を、学校の中で作るそうだ。

 集めた女子生徒で、歌も歌っていたようだ。


 コレ、どんな効果があるかと言うと、

 悪さをしなくなる。素行が良くなる。


 いつも『マリア様が見ている』と思うから、

 彼女たちは自然と襟を正し、

 恥ずかしい事はしなくなる。

 本人たちがそう言っていた。


 隣の普通の共学の高校は、偏差値は高かったが、

 とにかく素行が悪く、
 
 お店の中で、お金とか盗む。

 親も酷くて、店が悪いと言う始末で、全然違う。


 同じ10代の女の子で、
 
 こんなに違うのかと驚いた。

 10代の女の子というのは、
 
 本当に簡単に悪に染まるのだ。

 これは、二つの高校から採用して、
 
 よく分かった。


 16歳くらいでも、凄いウソ吐きの女の子はいる。

 遅刻、欠勤しても、自分は100%働いたと言う。

 勤務表にそう書くのだ。勤怠の虚偽だ。

 確実に将来、呪いの女になる。


 小売業界で働いている時に気が付いた事だ。

 もうバイトの娘は、
 
 全部ミッション系の女子高から、

 採用する事にした。
 
 普通共学からは完全に止めた。


 これが教育の効果だ。だが一般的ではない。

 だから死んだら、『マリア様が見ている』とも、

 殆どの人が思わないから、平気で悪さをする。


 そして生きている人間にちょっかいを出す。

 目的はエネルギーを奪うためだ。

 憑依して、霊障も起す。

 憑依して欲望をすすると、
 
 幽霊も生きた心地がするのだ。

 欲望をすする事は、不成仏霊にとって、快楽だ。


 生きている人というのは、悪霊から見たら、

 とても美味しそうなチーズのようなものだろう。

 (あくまでもたとえだが、
 
 悪霊はねずみと行動が似ている)


 以前Mに、銀行とか、ATMとか、
 
 パチンコ屋とか、

 いっぱい不成仏霊がいるのではないか?
 
 と訊いたら、

 それはその通りだとMは言っていた。

 お金の匂いがする処は、
 
 欲望の匂いもするからだ。

 あと駅も沢山いる。集まっている。
 
 当方も声を聞く。


 居酒屋とかにも沢山いる。

 ぼーっと突っ立っているそうだ。


 盛り上がっているテーブル席の横とかに、

 重力を感じさせない、
 
 不自然な立ち方をした者がいたら、

 それは幽霊だ。
 
 幽霊は筋肉がないから、変な立ち方をする。

 ジョジョ立ち?でもないが、
 
 変な前傾姿勢になるらしい。

 Mの話では、シュールレアリスムのようらしい。


 Mは霊感があるけれど、これは先天的な資質で、

 心を鍛えて、そういう力を獲得した訳でもない。


 だから本人は超怖がっていたし、
 
 災難だと思っている。

 滅多に自分から話さないし、
 
 普段は隠して生きている。


 こういう人は、世の中に結構いる。隠れている。

 当方は低能力者と呼んでいる。

 Noteでも時々見かける。




 2021年12月、ウチの会社で、総務のお局様が、

 業務中、呪いの女になった。30代女子だ。


 10年くらい「結婚したい。結婚したい」
 
 と言っていて、

 とうとう念願の結婚を果たしたけれども、
 
 半年ぐらいで、

 結婚生活が上手く行かなくて、

 職場で暴れ始めた。


 彼女の無念さは分からないでもない。

 それは呪いの女にもなるだろう。


 これを呪わずにして、一体何を呪うのか?

 そういう状態になった。

 

 彼女は、若い頃、
 
 占い師を目指していただけあって、

 ほんのちょっとだけ霊感があった。

 

 だがもうよく分からない事を叫び出して、

 事務所で他の人の業務を妨害する。有害だ。


 その時、当方は客先にいたが、
 
 総務の別の女子から、

 緊急の電話が来て
 
 「とにかく来て下さい!」と言われた。


 会社には、総務の男性役職者がいる筈だし、

 さらにその上の役職者もいる筈だが、

 彼らは安全な場所に退避したようだ。


 あとで二人に訊いてみたら、

 「警察とか、
 
 救急車を呼べる事案でもないしね~」

 「嵐が治まるのを待った」

 と言っていた。こういう時、男はいつもこうだ。


 それにしても、いつもそうだが、
 
 学校とか、職場で、

 呪いの女が発生すると、必ず当方が呼ばれる。


 鎮魂しろと?エクソシズムしろと?

 当方は退魔師ではない。そんなの知らない。


 ただ会社の業務が滞って、
 
 総務が崩壊しても困るので、

 当方が、徒手空拳で、
 
 ゴーストバスターしに行く。


 会社の事務所着いたら、外の非常階段で、

 呪いの女と化した総務のお局様に会ってみたが、

 ものの見事に悪霊にハイジャックされていた。


 一人称が「オレ」に変わっていたので、

 男性霊が憑依していた。

 普段、彼女は、そんな話し方はしない。


 最初は彼女の無念さに耳を傾けて、
 
 よく話を聞く。

 彼女の無念に共感するのではなく、
 
 理解を示すのだ。

 暴れるのではなく、
 
 涙を流し始めたら、頃合いだ。


 とにかく、深呼吸して、太陽を見ろと言った。

 これだけ繰り返し言い、続けさせたら、

 悪霊は外れた。エクソシズム完了。


 別に誰かに習った訳でもないけれど、
 
 知っていた。

 大物じゃなければ、これで外せる。正気に返る。


 なお憑依していた男性霊だが、
 
 心当たりはあった。

 彼女が話している内容から、
 
 ある程度、推定はついた。

 だがもう弊社と関係ない霊なので、
 
 お引き取り願った。


 当方が相手の正体を見抜いたのも、

 エクソシズム成功の要因にもなっている。


 悪は露見すると、滅びるのだ。

 そういう意味では、
 
 ただ深呼吸してもダメだろう。


 手順は二つあり、悪霊の正体を見抜く事と、

 何かしら光を入れる事だ。これで撃退できる。


 なお当方の若い友人で、
 
 今カナダにいる20代のYは、

 当方より霊感が強く、エクソシズムできる。


 電話で話を聞いてみたら、手から光を出して、

 悪霊とか、パーンと一発で祓えると言っていた。


 ちょっと合気道と似ていて、

 Yに手をかざされた人は、

 触れてもいないのに、

 よろめいて、尻もちを突くそうだ。

 

 まるで漫画の世界だ。

 だがYなら、それくらいやりかねない。


 当方より、明らかに
 
 霊的なステージが進んでいる。

 これでも霊能者ではないが、
 
 世の中こんな人もいる。


 夢でも時々、当方と会って話すが、光が強い。

 二人で話していると、
 
 何でもできる気がしてくる。

 共鳴して、力が高まるのだ。二人はプリキュア?


 Yは当方より24歳年下だが、

 とんでもない可能性を秘めている。


 もしかしたら、有名になるかもしれない。

 どちらかと言うと、当方がYを支援する感じか。


 人生経験的には、

 たまたま先に当方が、

 地上に生まれているが、

 魂的には、かなり古い霊だと思う。


 英語系の話で知り合ったが、

 運命的な出会いだろう。

 過去世からの縁だ。

 多分、幾転生、会っている。


 今世は友人だが、親子?夫婦?兄弟?姉弟?

 過去世だとなんでも在りえる。縁がある。

 人間というものは、
 
 深過ぎて、本当によく分からない。


 幾千幾万、記憶がなくなるほど、
 
 転生輪廻しているけど、

 毎回会う相手もいるのだ。ソウル・メイトか。


 


 当方の顧客で、

 小田原に発祥の地を持つ大手Sierがいる。

 以前は上場していたが、今は非上場企業だ。

 小田原駅の北口、山側の城山に拠点を持つ。


 現在、都内に本社機能があるが、

 かつては城山が本社だった。


 情シスと言わず、電算室と言っていた時代だ。

 80年代、小田原の公営住宅の主婦たちに、

 キーパンチャーをお願いして、
 
 成果物を作成する。

 それをリアカーで引いて、
 
 小田原市役所に納品していた。


 雨が降ったら、書類が濡れて、一大事だ。

 せめて車で持って行けよ。

 ま、そんな時代からやっている。


 城山は、閑静な住宅街で、お寺がある。

 とてもIT企業がある場所とは思えない。

 とにかく時間の流れが遅い。江戸時代か。


 ちなみに駅前北口に喫茶店が一軒だけあるが、

 後期高齢者たちがコーヒーを給仕してくれる。


 店内音楽は『ビートルズ』か
 
 『ビーチボーイズ』だ。

 後期高齢者たちの青春の楽曲だろう。

 小田原に全くマッチしない。


 寺を見ながら、
 
 住宅街を抜けた高台にそれはある。

 城山の拠点は、美術館のような外観をしていて、

 中に入ると、内装全体が、
 
 オブジェ化したエントランスがある。


 創業者の趣味らしい。

 現在、この拠点は、

 研修センターと宿泊施設を兼ねている。

 コールセンター機能もあり、現場もある。


 二階以上が宿泊施設で、ボタンを押すと、

 ただで酒が出て来る愉快な自販機がある。

 ビールとか無料提供している。福利厚生?


 問題は、ここの宿泊施設で、301号室だ。

 幽霊が出る。先月もここに泊まった人から、

 扉が勝手に開いた。
 
 テレビが勝手に消えたと聞いた。


 当方は、この企業と付き合いが長く、

 従業員以上に知っている。

 10年以上付き合いがある。


 名刺も100枚以上持っている。

 都内の拠点も殆ど知っている。


 この企業の色んな人から話を聞いているが、

 着物を着た女の人の幽霊が出るらしい。


 よく聞く目撃例が、
 
 まるで階段を上がって行くように、

 何もない空中を歩いて登って行く
 
 女性の姿だと言う。


 実際、階段を上っているのだろう。

 この幽霊は自分が死んだ事を
 
 理解していないから、

 生前同様に暮らしているつもりなのだ。

 思考がずっとループしている。永劫回帰だ。


 恐らくこの拠点が立つ前に、

 少なくとも三階以上の建物があったのだろう。


 もう存在しないが、
 
 少なくとも彼女の心の中には存在するので、

 生きている者の眼には、そういう風に見える。


 まぁ、悪さはしていないようだが、この顧客は、

 301号室に、End Userをよく泊めているので、

 銀行の偉い人とか夜中、仰天して、
 
 飛び出すそうだ。

 わざとやっている?
 
 意地悪?肝試し?何だこれ?笑い話?

 当方がIT業界で聞いた小田原城山の幽霊話だ。




 当方が会った霊的なステージが高い方で、

 ちょっと考えさせられた人がいた。


 仮にNと呼ぶ事にするが、60代の男性だ。

 最初見た時、光のオーラが出ていて、驚いた。


 それから、歩き方とか、身のこなしが、

 少し異なったので、武術の達人かと思った。


 聞いた処では、
 
 Nは学生時代、新体操で国体に行き、

 大学卒業後は陸上自衛隊に入っていたらしい。


 そういう意味では、第一印象は外れてはいない。

 だがどちらかと言うと、心の方が問題で、

 かなり練れている感じがした。


 どうしてそんなに見事に、
 
 鍛え上げた心身をしているのか、

 訊いてみたら、
 
 「30年以上怒っていない」と言っていた。


 これが一番大きいだろう。秘密を聞いた。


 心の修行の徳目として、

 絶対に怒らないようにするという修行は、

 かなり無理ゲーに近い。


 だが実践している人がいて、

 確かにそうでもしないと、

 ちょっと説明がつかない人格が、
 
 出来上がっていた。


 多分、Yよりも霊的なステージが高い。

 霊能者の可能性もあるが、
 
 霊道が開けているのかどうか、

 そこまでは訊けなかった。
 
 だが開いていてもおかしくない。


 生きながらにして、心が天まで通じている。

 これ、聖人の一歩手前の状態だと思う。

 そういう人はナマで初めて見た。


 そしてこの心身なら、
 
 まず悪霊なんか寄せ付けない。

 悪魔とも戦えるだけの鍛え方をしている。

 そういう人に初めて会った。

 当方も霊感はあるが、ちんけなものだ。


 だが絶対に怒らないというルールを
 
 己に課す事の苛烈さは、

 肌で感じた。
 
 ここまで自分に厳しい人は初めてみた。

 そして自分に厳しい人は他者に優しくなれる。


 一見して武術の達人のようだが、
 
 心の達人だろう。

 これはかなり考えさせられた。
 
 当方も無理だ。絶対怒る。


 ただ怒らないという心の修行を
 
 30年以上貫いたら、

 それだけで、こういう人間が、
 
 できあがるのかと考えさせられた。


 ただ怒らないという一点突破だけでも、

 霊的なステージは相当上がる。


 神様・仏様に近い存在になれる。

 これは実際見てみないと分からない。


 ただこの怒らないという状態を、
 
 作るまでの心の準備が大変だ。

 自分はコントロールできても、
 
 他人はコントロールできない。

 いきなり勝手な事を言ってくる。
 
 それに対する備えが重要だ。


 アンガーマネジメントという言葉が、
 
 あるらしいけど、

 この怒らないようにする事と、
 
 霊障は実は関係がある。

 これは対極的な心の状態だ。


 仕事をやっていると、会社からか、顧客からか、

 とても厳しい事を言われる事がある。
 
 これは誰でもある。


 問題は言われた後で、
 
 ただ反撃して怒ってしまっては、

 霊的なステージは上がらないし、
 
 逆に霊障に近づく。


 厳しい事を言われた後、
 
 少なくても、自分は悪くないとか、

 これは自分が悪かったと判断を下すべきだろう。


 悪くないのなら、悪くないと思い、
 
 次の行動を決めておくべきで、

 逆に自分が悪いのなら、
 
 関係者に謝罪するべきだろう。


 これ、やらないで、モヤモヤして、

 そのままにしている人が多い。

 特に女性に多い。


 どっちが悪いのか分からないという事もあるし、

 そんな大した事じゃないから、
 
 後回しとかにしている。

 あるいは全部、内心怒って、不満に変えている。


 そして時間だけが経過して、
 
 また同じ事が起きて、

 本人はモヤモヤを増やしている。


 そうすると心の中で、ガスが溜まって、
 
 悪霊が寄って来る。

 不満があると、心に闇が出来て、
 
 悪霊の温床になる。


 そして気が付いたら、モヤモヤが溜まり過ぎて、

 もう判断がつかなくなって、
 
 業務ができなくなる。


 最終的に能力的なキャパシティーを超えると、
 
 爆発する。

 呪いの女の誕生だ。呪いの男もいるが。


 だから怒らないというのは、

 最初にして、最後まで続く心の修行だ。

 とても大変だけど、とても重要な事だ。


 ただ何を言われても、

 怒らないように準備するのは、

 並大抵の事じゃない。

 死角がないようしないといけない。


 普段からよく考えておく。

 つまり、反省とか瞑想になるが、

 そこまで行かなくても、瞬間的に、

 これは自分が悪い、これは悪くないと、

 判断をつけていかないと、後手に回る。


 そして他人はこちらの事情などおかまいなしだ。

 一方的に言われて、怒って跳ね返しても、

 その場はすっきりするかもしれないが、

 どうせまた言われるので、解決にならない。


 Nは30年以上、

 怒らないようにするという事を続けて、

 霊的なステージを上げ、

 聖人の一歩手前まで到達している。


 目指す事は簡単だが、やる事が難しい。

 ただ怒らないようにするというだけで、

 ほぼあらゆる不思議な力を獲得できる。

 これは大きな秘密だ。

 あまり知られていない。


 心の修行と言っても、

 何の事か分からないし、

 霊感商法の一種ぐらいにしか思われていない。

 怒らない事は凄い価値がある。

 逆にすぐ怒る人は価値が低い。


 これは言える。

 で、当方も怒る側なので、

 実は大した価値はない。


 会社の人に言わせれば、

 当方は怒るポイントがズレているらしい。


 あんな事を言われたのに平然としている。凄い!

 え?なんでそんな事で怒っているの?
 
 意味が分からない。

 だそうだ。これは性格なので、中々直せない。

 

 怒るな、人の話を聞け。
 
 それが人格陶冶の最善の道だ。

 これくらいの秘密なら、
 
 別に明かしても問題はないだろう。


 世の中で、奇抜な事をやって、
 
 修行と言う人は多いが、

 本当の修行は、怒らないとか、
 
 かなりプリミティブだが、

 とても過酷な事を要求している。無理ゲーだ。

 だが人生、無理ゲーに挑戦してこそ意味がある?


 無理ゲーと言えば、
 
 冨樫義博の『ハンター×ハンター』に出て来る

 ネテロ会長の感謝の正拳突き10,000回を
 
 本気で実践している

 You Tube動画を観た事があるが、
 
 あんな事をやっても、

 心は鍛えられない。
 
 仙人的な超能力者が出来上がるだけだ。

 ただ世間で言う修行のイメージは、
 
 あんなものだろう。


 真理は実は身近にあって、
 
 誰でも実践できるものなのだ。



 

 前もどこかで書いたが、

 神様とか、あの世とか、生まれ変わりを、

 投票箱に投げ込んだら、全部落選するだろう。


 現代とはそういう時代だが、

 それが民主主義だからと言って、

 必ずしも正しい訳ではない。


 多数決が常に正しいなら、

 常にレベルの低い方に意見は流れる。


 一番下位の、最大公約数的な正しさは、

 せいぜい地上における生存権くらいしかない。


 これはこれで必要ではあるが、

 魂の眼を晦ませるなら、それだって悪になる。


 皆が迷信と思っているものが真実で、

 科学的で、根拠があると思っているものが、

 実は根拠がなく、
 
 迷信だったという事が沢山ある。


 こういう逆転は、
 
 人類の歴史の中で幾らでも起きている。

 地上の人々は、
 
 ショートスパンでしか物事が見れない。

 

 現行の世界史が、四大文明止まりなので、

 本当の意味で、
 
 文明という単位で人類を観る事ができない。

 

 だから、せめてアトランティス文明だけでも、

 明かせる処まで、明かしてみたいと思っている。


 これは本当の意味で、霊能力がないと無理だが、

 幸いにして、アメリカやヨーロッパで、

 過去世を思い出した人が、色々証言して、

 ドキュメントに残していたりする。


 これらを拾い集める事で、
 
 ある程度の復元ができる。

 あとは霊界の図書館の情報を、
 
 何とか引き出せればと思う。




 あの世には、スマホもPCもないが、

 本はある。本はあるのだ。


 ただ地上の本とは違って、

 ロックがかかっている。


 開けない本、読めない本がある。

 ページを開いても白紙とか、
 
 伏字だらけとかある。


 上の許可がないと読めないのだ。

 特に秘密が書いてある本は読めない。

 

 すでに知っている事とか、

 あまり重要でない本は読める。

 

 ただ本人が知る事を、
 
 許可されていないものは読めない。

 伏字になっている。情報が公開されていない。

 

 目次だけとか、本のタイトルだけ、

 酷いと、目録さえ公開してくれない。

 

 こういう話を聞くと、落胆するかもしれない。

 だがあの世の本は、文字情報だけではない。

 

 本に挿絵があるのだが、これが凄い。

 見ていると、短時間その挿絵の世界に入れる。

 

 そのままダイブして、その世界を体感できる。

 例えば、過去の歴史のシーンとかに、
 
 立ち会えるのだ。


 挿絵が窓のようになっていて、
 
 そこから覗いたり、

 向こう側の時空に入れたりする。

 これは横から見るだけで、影響は与えられない。


 これは地上でも、
 
 そのうち技術的に可能かも知れない。

 ページを開くたびに、挿絵の世界を渡る感じだ。

 

 これを一回体験すると、
 
 ずっとこの形式で読みたくなる。

 ちなみに言語は全て母語に変わるので、
 
 問題ない。

 

 ただ何となく英語的とか、そういう感じはある。

 知らない言語でも、全部母語に変換される。

 

 チョムスキーが言う処の
 
 普遍言語という奴だろう。

 各言語化する前のオリジナル言語で
 
 書かれている。

 心の言葉とでも言うのだろうか。

 

 それを各人の意識が、
 
 母語で捉えているのだろう。

 正確な処は分からないが、
 
 そうだろうと思っている。

 

 だから死ぬと、
 
 外国語の学習は、意味がなくなる。

 ただ地上で本を読む時は、非常に役に立つ。

 

 というか、
 
 我々が地上に生まれて来る目的の一つに、

 制限なしで、あらゆる本を自由に読む事がある。

 

 あの世の方が読書に不自由で、
 
 情報公開に制限がある。

 地上は、物理的に読めてしまうので、
 
 学習効率が高い。

 

 だから生きている間に、
 
 なるべく多く本を読んだ方がいい。

 死んであの世に帰ったら、
 
 自分以上のレベルの本は読めない。


 ではあの世の本はどこにあるのか?

 それは大図書館にある。


 未発表の小説、

 『私の守護霊はお姫様 
 ~My guardian spirit is a blue princess~』

 で描写したが、天界には大図書館がある。


 これまで存在したあらゆる本、
 
 これから出現するあらゆる本、

 そして人類以外の知的生命体が書いた
 
 他の天体の文明の本だ。

 

 この大図書館には、
 
 過去のあらゆる文明の本もある。

 例えば、アトランティス文明の本もある。

 

 読んでも、情報を殆ど持ち帰れないから、

 あまり意味がない。
 
 漠然としたイメージだけ残る。

 

 それでも、小説を書くのには、役に立つ。

 当方が持つイメージの幾つかは
 
 大図書館由来のものがある。

 

 この大図書館の入口近くの分室しか
 
 当方は入れないが、

 いつも古典古代の書架ばかり見て歩いている。

 

 地上で本の名前だけ残っていて、
 
 本自体は失われても、

 この大図書館では、完全に揃っている。
 
 コンプリートされている。

 

 そして知らない本があるのだ。
 
 地上にない本がある。

 散逸して失われた本だけでない。
 
 新しい?本もあるのだ。

 

 ディオゲネス・ラエルティオスの目録にも、
 
 ない本がある。

 例えば、プルタルコスの著作集があるのだが、
 
 地上と異なる。

 

 そしてプルタルコスの
 
 『ビオイ・パラレロイ』も、

 知らない本があった。プルタルコスの新刊?

 ビブロスが増えている。


 本人が死んでから、天界で書いた本があるのだ。

 これはかなり驚いたが、考えてみれば、
 
 当たり前の話だ。


 司書にも訊いてみたが、
 
 夏目漱石の新刊とかもあるそうだ。

 ちょっと驚きだが、
 
 天界の大図書館はとんでもない。


 残念ながら、目が覚めるまで、
 
 時間いっぱい読んでも、

 漠然としたイメージしか持ち帰れない。


 霊的覚醒が足りないから、全然ダメだ。

 それでも、小説の足しにはなる。


 でもよく考えてみると、地上で本を読んでも、

 あまり覚えていない本はある。

 漠然としたイメージしか残らない。

 人間の記憶なんて、こんなものだ。


 でも地上にない本で、
 
 あの世の大図書館で読んだ本を、

 当方の手で一部再現しようと思う。


 詳細は忘れて、
 
 イメージだけしか残っていないが、

 地上のプルタルコスを読めば、
 
 何となく再現できる。


 大体、こんな感じの本だったというコピーだ。

 偽プルタルコスだ。


 プルタルコスに関しては、

 あまりロックはかかっていなかったから、

 読む事ができた。伏字とか殆どない。

 重要な情報がないからだろう。


 確かに世界の秘密に迫るような内容ではないが、

 その英雄の秘密に迫る処だけは、読めなかった。


 どういう基準でそうなるのか、
 
 人によって異なる。

 そもそも図書館に入るにも資格が問われる。

 入れない人が殆どだ。
 
 生きている人は特にダメだ。

 霊的なステージが一定以上進まないと入れない。


 当方には、先生がいて、
 
 学校の教室のような処で、

 よく話をするのだが、差があり過ぎて、
 
 手も足も出ない。


 話す内容の質も量も異なる。

 当方が人と異なる処があるとしたら、

 この先生に鍛えられているせいだ。


 一体何者か分からない。

 毎回、同一人物かも分からない。

 正体不明だ。
 
 もしかしたら、自分自身かもしれない。




 当方の過去世と来世の話もしたい。

 少なくても、ここ2,000年の間に、

 2回女転している。あとは全て男性霊だ。


 これは当方が過去世、地獄に堕ちた話だ。

 女性霊として、地上に生まれた後、
 
 死後地獄に堕ちた。

 そういった事があったと思っている。


 最初出て来た時、寒くて冷たい真っ闇の中、

 魔女のような姿をした少女が一人いて、

 当方を断罪するかのように指さしていた。

 

 最初、意味が分からなくて、この女は誰だ?

 当方と何か縁があるのか?と思っていた。

 

 身長150cmくらいで、中学生くらいの女の子だ。

 妹系の顔立ちで、目が大きくて可愛いが、

 表情がない。死んでいる。

 金髪で蒼い眼をしていたので、北欧系だろう。


 夢で何度か会った後、

 そのうち地獄だと分かり、

 ますます嫌な感じがして、

 あまり会いたくないなと思った。


 次の夢では、ほうきにまたがって、

 同じ魔女と戦う高速戦闘の夢で、

 ハリポタより凄かった。


 とにかく少女の心が荒れ狂っており、

 全くコントロールできない。

 なぜかその時、当方は必死になって、

 鎮まれ鎮まれと少女を宥めようとしていた。


 だが相手に向かって、炎の魔術を撃つのだが、

 これがとんでもない威力だった。


 米軍のヘルファイアミサイル
 
 くらいの威力がある。

 戦車か、戦闘ヘリぐらいの強さがある。
 
 火力がある。

 キャスターのサーヴァント?聖杯戦争の夢?


 相手も氷の魔術で対抗して、
 
 威力を減殺していた。

 もう少年漫画か、深夜アニメの世界だ。


 流石に信じられなくて、
 
 これ妄想だよねと思い、

 ちょっと離れたのだが、
 
 少女の荒れ狂う心を見て、

 どこか自分と同質的なものを感じて、
 
 あっ!となった。


 あのウィッチ、
 
 あの魔法少女は自分だと分かった。

 何?過去世、魔女になって、地獄に堕ちたの?


 そう分かった時、再び出て来て、
 
 当方を指さした。

 当方の何かを断罪している。
 
 カルマ?よく分からない。


 今はどうなっているのか分からないが、

 数百年前の時空を見させられたようだ。

 

 どうやら、過去世、超能力信仰のようなものに、

 嵌り込んで、人の道を踏み外していたようだ。

 実は当方も過去世、呪いの女だったという話だ。


 今は男性だが、仮に当方が女性になった場合、

 もっと霊感が上がる事は容易に想像できる。


 知性や理性は下がるが、霊性はかなり上がる。

 男女でパラメータが大きく変化する。


 他にもヤバイ夢はあり、あまり酷いものは、

 電話でカナダのYにも相談したのだが、

 とにかく当方は、火力が高いらしい。


 なおYは、地球出身の魂ではない。

 別の天体から来た古い魂と言っていた。


 因みに、当方の過去世は、
 
 妹系で可愛い系と言ったが、

 なぜ姉系で美人系が、
 
 どうしても好きになれないのかよく分かった。


 自分が女転した場合、そうなれないからだ。

 だから今も好きな女性のタイプは、
 
 妹系で可愛い系だ。


 自分が女転した時、
 
 男性だった時の性癖が裏返って出るのだ。

 これは逆もまた然りだろう。
 
 なりたかった異性の姿になるのだ。


 だから金髪碧眼の凄い美女は、

 筋肉ムキムキのマッチョマンに、
 
 転生するかもしれない。


 誰か霊能力がある方、研究してくれ。

 凄い秘密がありそうだ。


 深夜アニメ『マクロス・デルタ』の
 
 メイン・ヒロインに、

 フレイア・ヴィオンという
 
 歌手の女の子が出て来るが、

 当方が女転した時、
 
 姿かたち、性格もあんな感じだ。似てる。

 イエス様の時、褐色の肌をした踊り子だった。

 大分アホになる。可愛いが。
 
 当然、自分に近いから好きだ。


 過去世で、
 
 女性霊だった時の事が分かって来ると、

 かなり変な感じになる。
 
 女性の気持ちも分かるようになるからだ。

 これは小説を書く時に役に立つが、
 
 よくない事も見えて来る。

 

 あと多少、他人の過去世も見えて来る事がある。

 弊社、当方がそういう話ばかりするせいか、

 エンジニアたちも感化されて、前世の話をする。

 

 当方の部下の29歳のシンママは、

 姉系で美人系なので、
 
 当方には全く刺さらない女だが、

 エンジニアたちの間では、凄い人気がある。

 だが弊社エンジニアの間では、
 
 過去世男性判定が出ている。

 これは新手のセクハラだろう。
 
 だが本人は否定しなかった!

 

 

 

 来世の話もしたい。

 霊界、夢の世界で、霊人から聞いた話だが、

 今から約300年後、
 
 イエス様がカナダに再臨すると言う。

 

 この話、実は当方も呼ばれていて、

 次カナダに生まれる事になっている。

 

 イエス様に声をかけられているらしい。

 当方は実は仏教系ではなくて、
 
 キリスト教系であるが、

 過去世でも縁があり、
 
 どうやら直接会って話をしているようだ。


 だからイエス様がカナダに降臨するなら、

 弟子として、ついて行かないといけないらしい。


 なお一度、イエス様から声をかけられた人は、

 逃げる事ができない。何が何でも一緒になる。

 

 イエス様の時も、女性だったから、
 
 来世、女転して、

 当方はカナダに生まれるという予想になる。


 だから今、
 
 フランス語と英語を勉強している訳でもないが、

 なお友人のYが、
 
 今カナダにいるのも関係がある。


 流石にイエス様の弟子の一人ではないと思うが、

 多分、彼はその時も男性として生まれるだろう。


 次、女性に生まれるのは、嫌だ。

 できれば男性がいい。だが理由がある。


 ただ女性に生まれると、どう生きていいのか、

 よく分からなくなるので、暴走しがちになる。


 分からないけど、生きるために街角に立つ女、

 とかになっているかもしれない。

 霊感は上がっても、他の力は全部下がる。

 だからああいう女性は、あまり他人事ではない。


 当方は殉教したくないので、
 
 女性に生まれて逃げるが、

 隠れキリシタン的に、潜伏するのは得意である。


 なおイエス様が地上に生まれると、
 
 毎回似たような事が起きる。

 いつも殺されるし、
 
 いつも人類も反省するというプロセスだ。

 コレ、どれくらい繰り返しているのか、
 
 よく分からない。


 とにかく弟子も殉教するし、
 
 毎回大変な事になる。

 でも、シスター軍団は必ず生き残る。


 どうも当方、
 
 シスター軍団に入りそうな気がする。

 約300年先の話なので、まだ分からないが。




 まだまだ話したい事もあるが、
 
 これくらいで止めておく。

 どうでもいい話もしたが、
 
 ちょっと長すぎたかもしれない。

 また機会があれば、こういう話もしたい。


 繰り返しとなるが、
 
 結論は『怒るな、人の話を聞け』だ。

 これだけでも、明かされる秘密はあるのだ。
 
 霊感が出て来る。

 どうか現代でサイエンスを研究される方にも、
 
 届きますように。

                                以上

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