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書くことを楽しむためのマガジン

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書くことを楽しく続けるためのヒントを集めたマガジン。 書くことに疲れたらここでひとやすみ。
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凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。 パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。 だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっているうちにイヤになり、またSNS地獄にハマる、というのが相場となっております。

文章は「ヘタ」なほうがいい

生まれもって、文章がうまい人は別にして 「うまく書けない」 悩んでる人は多いと思う。 ぼくも出版社に入ったばかりの 若手の頃は 先輩の文章力に圧倒されるばかりで 思うように表現できないのが、 大きなコンプレックスでした。 noteで文章を書いてるあなたなら 「もっとうまくなりたい」 そんな気持ちになったことが 一度や二度… あるかもしれません。 ある日、先輩に言われた 手厳しい一言で 気づいたんです。 小手先のテクニックに ばかり頼ろうとした 自分が恥ずかしくなりま

「自分の文章の売りってなに?」が一発でわかる方法を編み出した

「なんでも書けます!」っていうライターよりも「相続関係の記事ならまかせてください」「論理的な文章が得意です」「人を笑わせる面白い記事を書きます」みたいに、尖らせた方が仕事に結びつきやすいとはよく聞く話。 でもさ、自分の文章の売りってなに?ってぐるぐる考えて行き詰ってしまうことあるよね。 とくに、自己肯定感が低めの人(わたしのことですっ!)ほど、自分のアピールポイントをことばにするって難しい。 そもそも自分の強みを客観視するっていうのがなかなかできないし、「これかな?」っ

格好つけた文章より「素直な文章」が心に”グッ”と来る

ついつい… カッコつけたくなるのが 人間ってもの。 しばじゅんだって 「あの人、カッコイイ」 って思われたい。 だけど文章書く時は、 気を付けて。 難しい言葉や 堅苦しい表現が続くと 読者は引いちゃう。 例えば、 「本日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。本noteでは『効果的なコミュニケーションライティング戦略』について詳細に解説させていただきます」 うわっ。固すぎ! こう書くと、どう? 「いつも読んでくれてありがとう!『伝わる文章の書き方』につ

読みやすい文章を書くコツ。私が気をつけている7つのポイント

今日はクリスマス。そんな巷の華々しさをよそに、うちの会社では編集のピークの時期を迎えている。 私は、会社では専門誌の編集を担当している。毎年この時期は提出された原稿を校正し、入稿できる状態まで仕上げていくため、忙しい。 「ライターさん」に原稿を依頼しているわけではないので、クオリティはさまざま。文章がそれほど得意ではない人も書いているし、かといって専門的な内容なので外注も難しい。 文章に正解はない。しかし、読まれる文章を考えると、気をつけるべきポイントはある。 私も自

1年を760日にする方法。

私は断言する。 1年は、760日にできる。 私たちは努力次第で時間を生み出せる。 それは、単に寝なければいい、とかじゃない。無理をするべき、とかじゃない。 流れていってしまう時間たちをただただ傍観せずに、価値を持たせるということ。 つまり、「目まぐるしい行動量」を武器にして足掻きまくることで、それは可能になるということ。 今日は、2024年をいつもの2倍くらいのスピードで過ごしてみませんか、みたいな話をしようと思う。 さて、私は極度のせっかちである。 思い立った

半年間、ライティング業を続けて得た文章を書き続けるコツ-後編-

2回続けて"書き続けるコツ"をシェアしてきたが、今回で最終回。ひよっこライター/編集サポートが気づいた、最も重要なコツとは。 自分の文章に自信のない方、自信はあるんだけど進みが悪い方、ブログやnoteが続かない方、編集に興味がある方のご参考になれば。 ▽前編はこちら ▽中編はこちら 7. 原稿のフィードバックを蓄積して振り返る 最後に、1番重要なコツを書く。それは原稿のフィードバックをもらい、データベース化して振り返ること。自分の文章の癖から逃げないことだ。 ライ

「読んだだけ」で終わらせない!文章が磨かれる読書術

今日は、読書についてのお話です。 というのも、私は「文章の書き方」を学ぶ近道は、読書を楽しむことだと思っているからです!(ドオン) ビジネス書からは論理構造が、小説からは多彩な表現を学ぶことができます。 あと、「書くことがねぇ」というネタ切れマンが1番書きやすいのは「感想文」だと思っているので、文章を書く練習のためにも読書は必要と言えるでしょう。 というわけで、今回は、私がいつもやっている読書術をお伝えします。 1. 「売る前提」で本を読まない「いつかこの本は売るの

“学んでいる過程"を発信するとめっちゃ得をする

わたしは駆け出しライター時代から「ライターTips」のようなものをよく発信していた。まだ全然ライターとして一人前じゃなかったけれど。 駆け出しのころは、毎日が学びでいっぱいだった。取材での相槌ひとつ取っても人によってさまざまな方法があり、先輩の横で話を聞きながら「なるほどな」とメモをする日々を過ごした。 とはいえ、自分用のメモにぐちゃぐちゃと書いたところであまり見直さないし、これらの学びをきちんと発信に昇華させれば、同じような駆け出しライターにとってもすごく勉強になるんじ

noteのサムネイルには文字入れをするべきか問題

アイキャッチって大事だと思うんですよ。 どんなにいい記事を書いても、アイキャッチが残念だと「うーん」となるし、ことInstagramに至っては、1枚目の画像によって内容が見られるかが決まるわけだから、そりゃ気合入れて画像を作ります。 Webメディアに関してもそうで、トップページにズラリと並ぶ記事から、どれを読もうかなぁと思ったら、判断基準はタイトルかサムネイルくらいしかないからね。 じゃあ、noteはどうなん?という話なんだけど、正直noteに関しては変じゃなければ何で

みんなが楽しく書けるようになるために。「#書く習慣 1週間プログラム」の裏側

本日で「この春こそはじめたい!『書く習慣』が身に付く1週間プログラム 」がひとまずおわりました!パチパチ! このプログラムでは、1日目にわたしが講義を1時間行い、2日目からは実際にみんなでテーマに沿ってnoteを書いていき、noteのサークル機能のなかに投稿する…という流れで進めていました。 noteさんが朝と夜に「もくもく会」をZoomで開いてくれて、それに参加してnoteを書くという新しい試みもあり、投稿されたnote数は900本を超えました。しゅ、しゅごい…! し

どう書き始める? 執筆時間を縮めるには?「書く」にまつわる24個の質問に答えました

本記事は、「この春こそはじめたい!『書く習慣』が身に付く 1週間プログラム」内で捌ききれなかった、事前アンケートでいただいた質問たちに回答したものです。正直こんなに来るとは思わず、資料に入れ込むのが間に合いませんでした(土下座) 本当にめちゃくちゃ質問をいただき、「みんなたくさん悩んでるんだなぁ…!」と感じたので、微力ながらお悩み解決のお手伝いができたら幸いです。 詳しい講義内容は下記で! #1 いい感じに書きたい!うまく書き始められない・まとまらない あくまで一例で