2018年2月 プエルトリコ旅行記② 博物館と海とフラメンコとサルサ
プエルトリコ旅行記①はこちらから
前回街歩きと史跡巡りをしつつ、見に行った博物館の写真からスタート。
さて、また大好きな街を散歩しつつ、
朝食の時間。よくわからないので、前日と同じカフェで。
今回はサンドイッチ&コーヒーにしてみた。
ネットで知り合った日本語を勉強している女子高生と待ち合わせて(お母さん同伴だった)、Uberを使って郊外にあるショッピングモールへ移動。
確か、この時のUberの運転手さんが20代前半の若い女性で、英語がほとんど話せず、私の勉強し始めてすぐの片言のスペイン語でどうにかやり取りしたような記憶。
本業はピアノの先生を自宅でやっているけれど、生活のためにUberの仕事もしてると言っていたかな。途中、何度か道に迷って、あらら~となったけれど、繊細そうな線の細い女性が一生懸命頑張っている姿を見て、一緒に地図を見ながら脱出したようなことを思い出した。
日本語を勉強している女子高生と、そのお母さんと少しお茶をして交流。
私は日本から持参した、和菓子や日本のスナック菓子、インスタントの抹茶ラテ、英語で書かれている日本の文化についての本などをプレゼント。
めちゃくちゃ喜んでくださって楽しかった記憶。
何故か海外の方と接すると日本の親善大使のようなことをしたくなる。
日本に興味を持ってくださる方に、ちょっとでも更に日本の良さを伝えられると、とても嬉しい。
日本語を外国人に教える仕事をしようかなと思ったこともあったけれど、私自身が日本語の文法がからっきしダメで、断念した過去もある。
女子高生とそのお母さんとのお茶が終わり、しばらくショッピングモールを1人でぶらぶらしたあと、せっかくなのでビーチの方に行ってみた。
そしてまた街の方へ戻り、ぶらぶらしていると、こんなチラシが目に入る。
公演後、サルサのレッスンがあるとのことだったので参加してみた。
アジア人の女性が1人で参加、なので少し好奇の目で見られたがせっかくなのでチャンスは逃さない。旅の恥はかき捨て精神でとことん楽しむ。
初めてのサルサはステップにはどうにかついていけたものの、腰の使い方など難しく、私のDNAにラテンの血は流れていないな、と実感。
でも、普段聴いていた中南米系の音楽(日本ではこのジャンルの音楽の話ができる人を見たことない)が連続で普通に流れていて、自分が憧れの世界の一部にいるような感覚。
それだけで気分が上がりすぎて心が沸騰しそうになった。
実はそのころ、ずっとやっているヨガと並行して、フラメンコを趣味で習っていて、3~4年ほど続けた。
もともとラテン系の音楽が好きだったのと、身体を使って自己表現する手段が欲しく、アルゼンチンタンゴと迷ったけれど、女性1人でソロで踊れるものが良かったから、フラメンコの方が良いかなと思って始めた。
フラメンコのテーマは色々あるが、人生の悲哀や喜びなど、結構哲学的で、そこにもとても惹かれて、自分の人生経験や感情を踊りで表現できたら素敵だなと思った。
しかし、「道」のつく茶道や華道、香道などと似ていて、そこまで行くには道のりが長く遠く、「型」を覚える段階で私の能力ではついていけなくなり、残念ながら途中でやめて、ヨガ1本に絞ってしまったけれど。
発表会のようなものにも何度か出させていただき、たくさん友人たちが来てくれたことが心から嬉しかった。続けることが出来なくてごめんなさい、とも思う。いつか、またタイミングが来たらまた踊る日が来るのかもしれないけれど。
一緒に踊った仲間の1人がいつの間にか撮ってくれていた。
カラー写真だと衣装で教室が特定されてしまうため、自分の中でのノスタルジーも感じながら白黒にしてみた。
続く