Make myself at home~気を抜いて自然体でいること
そんなに真面目でも仕事熱心でもないから、連休明け、そして台風でちゃっかり連休が延びた後の週明け、けだるさが半端ない。
フリーランスである程度は好きな場所で好きな時に働けて、上司だの部下だのという組織のしがらみに悩む必要もないし、性別が不利になることもなく、収入面にも不満はない。
先週、約1週間(5日のはずが台風でリモートになり実質延長)家でゆっくりし、自分に向き合って考えた。
あなたはなにが不満なの?
なにが気に入らないの?
今の状況は仕事でもプライベートでも、すべて自分で考え、望み、選択した結果だ。むしろ思った以上に上手くいっているかもしれない。
私が家から出ることや、オンの状態でいることへ拒否感を感じる理由は、家の心地よさが大きすぎることと、外の世界への警戒心が強すぎることのギャップかもしれない。
家の心地よさに執着しすぎてしまい、その空間を守ること、そこに出来る限り長く居ようとすることが、出不精を引き起こしている。
誰にも批判されないため、気楽で見映えのしない格好でいても気にならないし、気を抜いてアホ面を下げていても笑い者にする人はいない。
自覚症状はあるが、思春期並に自意識過剰で見た目を気にしすぎることがある。見下されるのでは、という思い込みから、一歩外に出ると顔に力が入り、いつ誰に写真を撮られSNSにアップされても平気な表情で、背筋を正して街を歩く。
それが疲れと緊張の一因になっている。
昨日は家で気を抜いている時ようなアホ面で街を歩き、電車に乗ってみた。誰も私を見ていないし、自分の周りの空気がいつもより柔らかい気がする。
ピリピリとした緊張感、そして警戒心は、誰でもなく自分が出したものだったのだ。
そうして力が抜けてくると、 満員電車で隣の人と近くなりパーソナルスペースを侵害されても、カフェで周りのおしゃべりがうるさくても、以前ほどは気にならない。
アホ面を下げると良い意味で鈍感になるのだと気づいた。
言い換えると、副交感神経が優位になる、ということだ。
さらに、顔の筋肉のゆるみが全身のリラックスにもつながり、結果として安眠も得られたことは大きい。
こうして家のように過ごせる空間を広げていけば良い。
家の居心地の良さは今後も守っていきたいし、やはり大好きな場所だけれど、そこに固執しすぎて自分の可能性を狭めるのはもったいない。
どこにいても、家にいるようなマインドを持てば良いのだ。そうすることで、生活の質が大きく変化していくかもしれない。
ようやくベランダのトマトが実をつけた。
アイコという長細い品種。
これから赤くなっていくかな。
新しく増えた植物たち