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【台湾】チェン君お勧めのカキ氷店

台湾中のいろいろなお店でカキ氷を食べたことがありますが、一番心に残ってるのが高雄のカキ氷です。正直、台北の有名店よりも高雄の方が断然美味しいです!フルーツの産地が台湾南部に集中しているためか、新鮮なフルーツが爆盛りされたカキ氷が多いんだと思います。

高雄に住んでいた10年間通い続けたカキ氷店が2店あります。両方とも老舗で、恐らくはガイドブックやブログにも載っているような有名店です。お店自体は古くて小汚いですが、カキ氷はピカイチです!

婆婆冰(ポーポービン)

店名は婆婆冰(ポーポービン)と言います。1934年創業の老舗なので、85年前からかき氷を売っていることになります!すごく有名なお店で、美味しいかき氷を食べたいと言うと、ほとんどの友人がここか、もう一軒の穴場のお店に連れてってくれます!

これは、超級水果冰(スーパーフルーツカキ氷)、80元です。日本円にすると、約320円という安さです!トッピングのアイスのせいでよく見えないですが、マンゴー、スイカ、グアバ、パパイヤ、バナナがのってます。一人分ではありますが、食べきれないほどたっぷりフルーツがのってるので、けっこう食べ応えがあります。

これは、紅豆雞蛋牛奶冰(あずき玉子ミルクカキ氷)です!カキ氷に生卵(卵黄のみ)、という組み合わせは、日本人的にはありえないかもしれませんが、たっぷりのコンデンスミルクと混ぜながら食べると、トロッとまろやか、意外に美味しいですよ。

高雄に来てから衝撃を受けた食べ物の1つがトマトです。写真を見たらわかると思うのですが、こっちの人って、皮がまだ青い熟していない酸っぱいトマトを切って、すりおろしたショウガと、醬油膏(ショウユコウ)と言う醤油ベースのトロトロとした甘いたれをからめて食べるんです!これは薑汁番茄(ジンジャートマト)といい、台湾南部の高雄と台南の郷土料理です。初めて食べた時は青いトマトに抵抗感があったのですが、食べたら意外に美味しくて、今では婆婆冰に行くたびに頼んでます!高雄に来たら、ぜひ、試して見てください!

メニュー

カキ氷以外にも、フルーツジュース、カットフルーツ、温かいメニューもあります。スタンダードなパパイヤミルクやスイカジュースなんかも美味しいですし、ブルーマンゴーのシロップ漬けなど日本では馴染みのないメニューもあります。

毎回行くたびに食べるカットフルーツです。一番下の緑色のフルーツは、ブルーマンゴーです。甘くてトロトロした黒糖ジンジャーシロップソースにつけていただきます!サクッサクした食感がたまりませんよ。

布丁紅豆牛奶冰(プリンアズキミルクカキ氷):僕は食べたことがないのですが、何十年もかき氷を食べて来た地元民が、普通のフルーツ系のカキ氷に飽きてから手を出すちょっとマニアックなメニューです!(笑)いつものカキ氷に飽きたら、気分転換に楽しいかもしれません!

芋泥冰(タロイモカキ氷):台湾名産のタロイモをシロップでトロトロになるまで煮込んだものをかけたカキ氷です。台湾ではタロイモを甘く煮て食べる習慣があり、台湾では特に女性に人気です。甘さも控えめで、素朴な味がするカキ氷です。ただ、僕は、やはりフルーツ系のカキ氷の方が好きです!(笑)

十数年来の高雄の友人のチェンくんです。高雄にいた時は、いつもスクーターで色々なお店に連れてってくれました。ここ婆婆冰も、一時期、毎週のように通っていました!(笑)

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