岸田政権はあやふやで曖昧
6/7 岸田さんが打ち出した骨太の政策とやらもコロコロ変わっていき結局岸田首相は何がしたいのか何を目指しているのかがあやふやです。
なんかこう流れに身を任せているかのように曖昧な印象です。
岸田政権はコロナ禍で始まりコロナ政策は安倍・菅政権を引き継ぐような形で対応してきました。
まだ今以上にコロナが深刻な時の水際政策の対応の早さはこれまでの政権とは一味違いました。
早すぎて外国にいる日本人が帰る余裕がなさすぎたなど詰めが甘い所もありましたがコロナ封じ込めという意味では成功しました。
失礼な韓国政府への対応も頑とした対応でした。
ウクライナ情勢ではいち早くアメリカに乗り対ロシア制裁にも積極的で外交としての対応や連携の早さを明示してきました。
これは大きく評価できるポイントです。
岸田首相が高支持率を維持できているのも納得です。
では今度は国内経済に関する対応を見てみましょう。
個人的にですが、こちらの記事はタカ派というか極論に走る論調なので全てそのまま鵜呑みにするのは危険だとは思いますが、概(おおむ)ね的外れでもないなという印象を持ちました。
岸田政権は6月7日、骨太の方針と「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」を閣議決定した。新しい資本主義は、岸田首相が昨年の自民党総裁選から掲げてきたキャッチフレーズだが、中身はまったく期待はずれだった。
たとえば、新興企業(スタートアップ)に対する支援策について「5年で10倍増を視野に、育成5カ年計画を本年末に策定する」とある。新しい資本主義というからには当然、新興企業が大きな軸になるはずだが、支援計画の策定すら年末という。実際に政策が動き出すのは、いつになることやら。先が思いやられる。
有識者を集めて会議を作ってはみたが、まさに「笛吹けど踊らず」「会議は踊る」だ。これでは、海外投資家が日本経済の先行きに期待するわけがない。
たとえば法改正、ガソリン価格上昇の対策、物価上昇の対策、取り組みに対する可否の説明の足りなさや急な方向転換など岸田首相の色が見えず流れに身を任せているようにしか感じません。
世界が仮想通貨に注目しているとなると急に法整備をしようかと言ったり、安倍元首相さんがアメリカの核の共有化の話し合いをした方が良いと言えばそれは現法にそぐわないので不要と一蹴したり、大きな決定を避けている風潮があるのではと勘繰ってしまいます。
コロナも徐々に落ち着いているとはいえウクライナ情勢は中国の動きも含めて緊張状態です。
しばらくは外交に秀でた岸田文雄首相というレッテルでいけるかもしれません。
国防費を上げる決定は素晴らしいですし、アメリカと強調しつつやっていくべきです。
台湾も気に掛けるべきです。
ですが日本経済も大事です。
物価上昇や電気不足の問題など山のようにある国内経済の状況はコロナやウクライナ情勢にて悪化しています。
コロナが治まってきている今、逆に政府の支援が打ち切られた飲食店などが中々の速度で潰れていっています。
台湾も日本もアメリカが守ってくれるから大丈夫でしょも危険です。
アメリカはアメリカが一番大事です。
仮に中国やロシアが日本に侵攻してアメリカに守って貰えたとしましょう。
そうしたら日本の経済よりもアメリカの経済の為の見返りをアメリカは求めるでしょう。
日米安保条約があるとはいえ日本を守ってアメリカ兵が死んだら世論の反発も限定的でしょう。
多少アメリカが有利な商売を吹っ掛けられても納得せざるを得ません。
当然アメリカで余った何かの農作物を大量に買わされたり、アメリカで使われなくなった高い戦闘機購入を勧められることも十分に考えられます。
なので国防と経済の両方を考える方針を打ち出して国民に分かりやすく説明すべきだと思います。
間違っていたと気づいたり修正が必要なら真摯に説明して方向転換しても良いと思います。
情勢は変化しますから。
ただ先月と今月の説明が毎月のように揺らぎすぎていて「どっち?」と思ってしまうような感想を抱いてしまいます。
自分の素人考えなので「そんな簡単に行くわけない。焦らずじっくりやるべきだ」という声もあるかもしれませんが、心持ちも実際のこれから始まる参議院選挙にて誰に投票するかなどの考えの備えは誰にでも準備することができます。
岸田政権はコロナもウクライナ情勢も手が早く外交が安定しているように見えるので頼もしく見える人もいるかもしれません。
立憲民主党を始めとする野党が頼りないので自民党と日本維新の会に任せようとか単純なことでもありません。
自民党にも膿(例:吉●赳(たける)衆院議員)はありますし、維新にもあります。
大きな情報と小さな情報を混同せず、多角的視野を持って冷静に判断していきましょう。
今回はこんなところでノシ
メルカ
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