要注意!!「クラスターB群パーソナリティ障害」①
こんにちは、Medです!
クラスターとか言われると集団感染かい!
と、突っ込みを頂戴しそうですが、そうではありません。
タイトルにもありますが、「クラスター」とか「パーソナリティ障害」とは何ぞや?と思うかもしれません。
数ある個性の中でも他人に害を及ぼす可能性の高い人物は「クラスターB群パーソナリティ障害(以下、クラスターB者)」と規定されて久しいです。
そんな彼らは、実は私たちの身近に存在する人物が当てはまっていたりします。
他人の大切なものを平気で盗んだり、過干渉で必要以上に他人を追い詰めるなどで、最悪他人を「適応障害」や「うつ病」にしてしまう危険性をはらんでいます。
私は学生時代にこの概念を学習しましたが、学習と同時に「生涯に渡って関わりを必要最小限にしよう」と心に決め、どんな些細な悩み事でも「口の軽い人」や「(年齢問わず)クラスターB者」本人やそれに近しい人物には絶対「明かさない」と心に決めた対象です。
ということで、自分にとっての悩みは「口の軽い人」や「(年齢問わず)クラスターB者」に自分に関する余計な情報を勝手に把握されることに他なりません。
最初に断っておきますが、私自身は「クラスターB群」の診断基準をいずれも満たしておりません。
今回はそんな人物像とその対策に触れていきたいと思います。
「俺って人を診る目ねぇんだよな~」とか「あたしって人を診る目ないんだよな~」という方はぜひご一読ください。
なお当ブログ執筆にあたり、参考とさせて頂いた各種サイト様、画像素材サイト様および投稿者様、学生時代に「精神医学」の授業でお世話になった講師の方に心より感謝の意を表したいと思います。
当方はこれらの疾患者について、いかなる関係性も一切お断わり致します。
なお当記事閲覧による、いかなるトラブルも一切責任を負いません。
当方は「診察業務」「相談業務」は一切行っておりません。お問い合わせは「法律関連」の場合は「弁護士事務所」など、「精神医学関連」の場合は「心療内科」や「精神科」などお尋ねください。
当方の記事の中で「診る」という言葉を使用する場合があります。これは、当方が「診察する・治療する」という意味ではなく、読者の方が「鑑別すべき・判断すべき」という意味です。
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※注意書きをご確認ください。
<次回記事>
Coming Soon...
①パーソナリティ障害とは
◆人格形成上の健常者とは
通常の人は他人との健全な関係性を築く際に、どういったプロセスを踏むでしょう?
まずは 挨拶レベル ⇒ 雑談レベル ⇒ 友人レベル ⇒ …
と徐々に関係性を詰めていき、発展させるという当然のプロセスを踏むことができます。
開示してもいない「家庭の事情」「個人情報」や「プライバシー」に関することにいきなり首を突っ込むアホなどいません。
また開示できる個人情報も自らが関わりたい人によって、公開できる情報を調整できるのが「普通」であるとわきまえられます。
(自己情報コントロール権)
また相手が連絡先を提示している場合は、そこへ連絡することで健全な関係性が「開始」されます。
そうして互いに信頼関係すなわちラポールを築いてから関係性を発展させていくのが通常健全者が踏むプロセスです。
またクラスターB者と比較してどういったところが「健全」なのかを以下に例で示してみましょう。
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◆パーソナリティ障害とは
精神医学では大きく3つの分類がなされています。
「神経症圏」「パーソナリティ障害圏」「精神病圏」です。
「パーソナリティ障害」はちょうどこの「神経症圏」と「精神病圏」の間に位置しています。その「境界」という意味で「境界性パーソナリティ障害」が定義づけられました。
まず、この「パーソナリティ」とは簡単に言うと「個性」の部分です。
「十人十色」と言われるように、世の中には様々な「個性」で溢れかえっています。しかし、中にはその「個性」に極端な偏りがあって、次のような2パターンが存在しています。
パーソナリティ障害は大きく3つの分類がなされており、「A群」「B群」「C群」とがあります。
この分類のことを「クラスター」と言います。
このうち、「B群」は正に「本人も周囲も苦しんでいる場合」に該当する群なのです。
「パーソナリティ障害」とは特に「頻度の異常」と「程度の異常」の2パターンが存在しています。
B群の人物は自身の欲求充足や「寂しさ」を解決するために、他人の権利を侵害したり、刑法を侵すーーつまり「不可侵の領域」を容易に侵すこともあることから「頻度」および「程度」どちらも該当することが多くあります。
②クラスターB群パーソナリティ障害の概要
◆ラポール構築という概念が無い or 薄い
まずクラスターB群のパーソナリティ障害に罹患している人物が問題となる点は非常に明快で、この「ラポール構築」という概念を全く無視するところにあります。
関係性を構築していない他人に対して、主に次のようなことを平然とやってのけます。
他者との交流は、通常、口頭や電子メールのような直接的な関わり以外では意思疎通はできません。
同時に、人と人との関係性構築もこうした意思疎通なくして成立しません。
それぞれの「心理抵抗」を考えれば、「関係性構築」すなわち「ラポール構築」がいかに重要かが分かると思います。
また同時に「いかに関係性を損なうか」ということが分かりやすいと思います。
◆自我境界のあいまいさ
通常は、「自分は一人の人間」として、「他人は一人の人間」として…といった具体に「別個体としての人間」としてそれぞれ認識できるのが普通です。
養育環境や考え方など、十人十色です。様々な考え方があって当たり前です。
しかし、クラスターB者は「これが正解!」と統一を図ろうとします。というより、自身の都合のよいルールで他人や大衆を「洗脳」しようとします。
もちろん、「憲法」や「法律」「条例」などといった具合で、「誰もがやってはいけないこと」は決まっています。
彼らの施そうとする「洗脳」は、彼らにとって都合のよいものであって、それらは一見「正義」に見えたりしますが、実は大衆の「不可侵の領域」を平然と侵すものであったりします。
彼らの「〇〇こそ正義だ!」「△△している我こそ認められるべきだ!」という主張は一見的を得ているようですが、実際は「特別待遇の要求」「過剰な賞賛欲求の充足」をしているだけのことが大多数です。
そうした「他人の個性」を尊重できない、身勝手な特性は「自他の区別がつかない」と表現されることが多いです。その「自他の区別のつかない」例が次の通りです。
通常、これをされた側は、このあまりに身勝手で図々しい所業に怒りの感情を抱きます。しかし、彼らはその怒りの感情にも無頓着なことが多いです。
◆クラスターB群パーソナリティ障害
B群の彼らはその了解可能性を欠く著しい「自己中心性」や「制御不能な衝動性」によって、容易に「他人の権利侵害」や「各種刑法違反」を侵しやすい傾向にあります。
時に、その自己中心性をゴリ押しするためや都合が悪くなると「反社会的勢力」と行動を共にすることすらあります。まさに「虎の威を借る狐」といったところですね。
またクラスターB者は「劇場型」とも言われ、主に複数人集まって「オレオレ詐欺」のような芝居がかった行動を取るのも特徴の一つです。また集団で「フラッシュモブ」のような行動をとって、リアクションを見ているようなところもあります。その「試し行動」的な側面は、まるで幼少期から親の「顔」や「機嫌」ばかりを伺ってきた少年や少女のようです。
クラスターB者は次のような4分類に分けられています。
また、以下の共通する特徴があります。
ちょっと分かりにくい方のために、キーワードを以下に散りばめてみましょう。
特に特定の人物の行動を逐一把握し、その人物の行動周囲に偶然を装ってロケーションハラスメントをしては、「どうだ、俺凄いだろ?」「どう、私凄いでしょ?」という過剰な承認欲求を対象に向けてきます。
こうした異常なつきまとい行為、まちぶせ行為、押しかけ行為、ウロつき行為など多数の「迷惑防止条例違反」や「ストーカー規制法違反」などを侵します。これを侵しやすいのが「自己愛性」「反社会性」「境界性」のパーソナリティ障害者です。
健全者であれば、要件がある際に対象が提示している「電話番号」や「メールアドレス」、「SNS上のアカウント」にコンタクトし、要件を手短に済ませたり、関係性をそこから開始することができます。
逆にそうした「提示」がない場合は「現時点ではいかなる関係性も望んでいない」と理解できるのが健全者です。また主はそうした関係性の選択性も持ち合わせており、「余暇ができたら多くの健全者と」「それまでは〇〇と」というように関係性の構築も互いの合意があれば容易に選択できるのが普通です。
クラスターB者は自己中心性と衝動性を制御することが難しく、対象にされた人物にストーカーまがいの異常行動を起こすことが多々見られます。
彼らの異常行動には「動機」に了解可能性があっても、「異常行動」には了解可能性がないことが極めて多いです。
この例の場合は全くとんでもないゲスで極めて論外ですが、実際こういう人物です。
もっと悪質性が高くなると、「動機」自体にも了解可能性を欠くケースもあります。
たいがい、「この人、自己中だな」という人物をこれらの診断基準に照らし合わせると、1つ~複数の疾患に当てはまっている可能性が極めて高いです。
先ほども「様々な個性」といった通り、この「障害」でくくられると皆同じ個性かと言うと細かい違いがあります。それは「色にも濃淡」があるのと同じです。また診断基準に不適合でも近しい人物はたくさんいます。
また彼らは了解可能性を欠く自己中心性を有しており、自分の利益追求のためならば、他人のアイディアや物を平気で盗んだり、他人の「知的財産」領域を平然と侵しては、その他人の「利益追求」を著しく妨害したり、最悪の場合その利益を勝手に自らのものにしてしまいます。
了解可能性とは「誰もが納得できること」のことです。
また彼らの行動原理については、「動機」に了解可能性があっても、「異常行動」に了解可能性がない点でも一致しています。
例を挙げるだけでも、ま~関わりたくないですね(汗)
ちなみに、「パーソナリティ障害」は単体で該当するというよりも、複数該当も当然あり得ます。
またクラスターB群パーソナリティ障害は未成年者は対象外となっていますが、未成年でも「その気がある」人物は要注意です。
また他人の「不可侵の領域」を平然と侵す図々しさや、相手を怒らせてもそれに無頓着な特性について触れていきたいと思います。
では、そんな他害的側面を持つクラスターB者の4分類について詳細をご紹介したいと思います。
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③「自己愛性パーソナリティ障害」
簡単に言うと「他人を見下して生きてる人」です。
特徴を簡略化すると以下のような特徴を持ちます。
キーワードは次の通りです。
自己愛性パーソナリティ障害(以下、自己愛者)は、うぬぼれ気質のナルシストや権力誇示タイプなど様々で、比較的若い男性に多いタイプです。昨今では中高齢男性にも増えているようです。
この疾患の特徴で際立って分かりやすいのは以下の点です。
この障害の特徴はとにかく分かりやすいです。
異常なスタンスは基本的に、
「あいつに(ターゲティング)」「分からせる(傲慢さ)」という極めて迷惑なスタンスです。
この場合の迷惑とは、「相手が望むはずもない個人情報」を「勝手に取得している」ということです。
それ以前に「特定されたくない」にも関わらず、「勝手に特定してくる」粘着性があります。
例えば、次のような情報がこれに該当します。
自己愛者が自身を「素晴らしい人間」と「誇大な感覚」に酔いしれるためには、「比較対象」を必要とします。
自己愛者によって、この比較対象つまりターゲティング対象となってしまった暁には「地獄の果てまで」行動を監視してくるような異常かつ病的な監視下および管理下に堕ちることになります。
言わば、他人との比較の中でしか生きられない「絶望的にしつこ過ぎるストーカー」といったところでしょう。
しかも最も厄介なのは、同性に対して「恋愛感情」ではなく、何らかの「ライバル感情」のような感情を向けるために、対象のプライバシーを平然と侵す(というより全く無視する)絶望的にしつこ過ぎるストーカー(変質者)です。
彼らの最も厄介なところは「病識がない」ところです。
つまり、「自分で気づいていない」ところが最も厄介であり、彼らは自分で知らぬうちに平然と「ストーカー(まがいの)行為」を侵し、それを捜査機関など第3者から「指摘」されるまで気付けない障害なのです。
この障害の詳細を挙げていくとキリがないので、以下に関連記事を提示します。
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一部、次のような先天性の発達障害との相関も報告されているようです。
ここで注意しなければならないことは、「発達障害=自己愛性」という暴力的なイメージを抱いてはいけません。
あくまで関連性が「疑われる」というものであることを付け加えておきましょう。
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自己愛性パーソナリティ障害の診断基準は以下の通りです。
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④「反社会性パーソナリティ障害」
簡単に言うと「他人の権利や社会規範を平気で侵す人」です。
特徴を簡略化すると以下のような特徴を持ちます。
キーワードは次の通りです。
他人の人権侵害や権利侵害、刑法を侵すことが多く、またそうした失敗から反省することができない障害です。サイコパスやソシオパスなどと呼称されることも多いですが、その2つは明確に異なるようです。
若い頃に素行症すなわち非行を繰り返し、何度も少年院を出入りしていたり、成人になってからも窃盗や暴力による刑法を侵して刑務所を出入りするような人物です。
素行症については専門の「行為障害」「間欠爆発症」のサイトをご覧ください。
この障害は「パーソナリティ障害」の中でも「精神病圏」に近い位置づけのようです。
分かりやすい例は「ドロボウ」です。いわゆる「空き巣」のことですね。
前科だけでも2ケタ珍しくない人物も居るとか居ないとか…?
何も刑法犯だけに限らず、意外にも一般人の中にも「サイコパス」と呼ばれる人種が紛れています。
イギリスの心理学者ケヴィン・ダットンのサイコパスの多い職業ランキングは有名ですね。
何も犯罪を犯すイメージだけの人物だけではないようですね。
またトップに君臨する「CEO」などの「経営者」の一部では、実際の経営者の方からの以下のような報告もあるようです。
最近よく耳にする「clubhouse」などのSNSは「発信者」がこうしたサイコパスではないかを見極めることも重要な要素ですね。
ちなみに「clubhouse」は「経営者 ⇒ 芸能人 ⇒ 一般」という過程を経て普及しているそうです。
なんと!「サイコパスランキング1位 ⇒ 3位 ⇒ 一般」という過程ですので、十分注意しないとですね。
逆に言えば、70~80%の経営者の方が「サイコパスではない」ということも言えるので、安心しました(笑)
ちなみにサイコパスチェックシートというものがこちらのサイトにあるので、よろしければご参照ください。
個人的考察ですが、「悪いこと」というのは最初は「良心の呵責」つまり「罪悪感」を伴うものです。しかし、同じ悪事を繰り返すうち、徐々にこの「罪悪感」が「慣れ」に代わり、当たり前になってしまうことが原因ではないかと考えます。
また「刺激」に「馴化(じゅんか)」つまり「慣れ」が生じてくると、新たな「刺激」を求めて、より悪質性の高い犯罪を起こしやすくなるのではないかと考えられます。
そこに「二人以上」の「集団心理」や「アルコール」「薬物」などが加わることにより、「いいよ、やっちゃえ」とばかりに、「歯止めが利かなくなること」もその一因ではないかと考えられます。いわゆる「集団心理」で「調子に乗る」といった状況が考えやすいでしょう。
世の中、「冗談で済むこと」と「冗談では済まないこと」がありますが、この疾患を持った人物はすでに「冗談では済まないこと」つまり「権利侵害」や「刑法違反」に及んでも、なお反省できないところまで来てしまっている人物である可能性が極めて高いです。
「ウソつきは泥棒の始まり」とは、正にこういうことを指しているのでしょう。
そうした状況に陥らないためにも、「集団心理」に流されない「俺はやらない」「私はやらない」と断れる芯の強さが求められます。
診断基準は以下の通りです。
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⑤「境界性パーソナリティ障害」
簡単に言うと「愛をひたすら貪(むさぼ)る人」です。
特徴を簡略化すると以下のような特徴を持ちます。
キーワードは次の通りです。
境界性パーソナリティ障害(以下、境界例)は別名「ボーダーライン」とも言われ、略して「ボーダー」と呼称されることもあります。
この疾患の特徴で際立って分かりやすいのは以下の点です。
よく一般的に言われやすいのは「メンヘラ」とか「マザコン」とか言われることが非常に多いです。
男性の「マザコン」は際立って問題視されやすいですが、「マザコン」は実は圧倒的に女性に多いのが事実で、実際にこの疾患に罹りやすいのは女性に多いです。
しかも、特徴的には「若く」「美しい」「女性」に罹患率が高いのも特徴的です。
ここで断っておきますが、必ずしも「若くて美しい女性=境界例」ではありません!
若くて美しい境界例じゃない女性だってたくさん居ます!(ココ大事)
自分もかなり昔、別に美しくな…いや、何でもありません(笑)
「若く」「美しい」「女性」が寂しがっている!…と、一方的に「接近」したり、「寄り添おう」とすることは、絶対に避けるべきです。
「見捨てられ恐怖」があるからといって、「境界例」に寄り添い続けようとするのは、「接近者」の性欲を満たすだけであって、返って治療からは遠のいてしまいます。
なぜならば、人は誰でも「孤独」な時間があって当たり前の生き物だからです。 ※「孤独」と「孤立」は異なります
「見捨てられ恐怖」がメインの境界例に「寄り添い続ける」ということは、この「孤独」に耐えるという健全な過程を「阻害」することに他なりません。
もっと言えば、「相手が寂しそうで可哀想だから」という名目のもと、スケベ心旺盛なオッサンが自らの性的意欲を充足したいだけであり、相手の「健全化」からは著しく遠のかせるだけなのです。
一見、思いやりがありそうで、外面のよい「自己愛者」などの恰好のエサに成り下がってしまうだけなのです。
境界例はそもそも母親自身が「溺愛」や「ネグレクト(育児放棄)」気味でも起こりえます。
溺愛している場合は母親自身が自分の子供への「分離不安」を抱えており、母親が子供に対して「自分の分身」といった位置づけから脱せず、「分離した一個人」つまり「自分とは違う一人の人間」という捉え方ができていないパターンが往々にしてあります。
したがって、自分の子供が成人になっても子供に四六時中まとわりつくなどの行動を示す場合が見られます。
(自分の子供が性犯罪やストーカーなどの被害に遭ったことがあり、その護衛などの場合は除く)
ネグレクトの場合は、母から得られなかった愛情の枯渇感からか、男性に対して終始しがみつくような傾向が見られるようです。
最後に、慢性的な空虚感から来るのか、意外にもスリルを求めて万引きなどの「窃盗事件」を起こすこともあるようです。
診断基準は以下の通りです。
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⑥「演技性パーソナリティ障害」
簡単に言うと「自分が主人公じゃないとダメな人」です。
特徴を簡略化すると以下のような特徴を持ちます。
キーワードは次の通りです。
演技性パーソナリティ障害(以下、ヒステリー)も比較的女性に多い疾患です。
性的な魅力を誇示するために、「外観」「容姿」を派手にする傾向が強く、近年急増の様相を呈しています。
虚飾といって、流行のファッションに身を包んで異性を翻弄したり挑発したりします。
虚飾は、「飾らない自分」や「ありのままの自分」が「ブサメン/ブス」と思っているほど陥りやすく(やや自己愛的側面)、麻薬のように辞められなくなる中毒性があります。
放置すると「浪費」「借金」「金の無心」に繋がり、辞められなくなる「ギャンブル」のような依存性があります。
芸能人やマスコミはこうした傾向を「世に広めよう」としますが、ハマったら最期です。「闇バイト」のように辞められなくなり、平然と他人を見下し、バカにしてネタにし倒す「自己愛性」を併発することもザラです。
また馴れ馴れしさも顕著で、出会って間もない人にまるで親友みたいに「(下の名前)ってさ~」みたいな馴れ馴れしさを展開する傾向があります。
相手との適切な心理距離を読めない障害とも取れます。
かつて精神医学の授業で講師の先生が話していた内容を今でも鮮明に覚えています。
そのヒステリーは診察の最中に意味深なフレーズを口にし、診療医が「どっかで聞いたことがあるな」と思ったら流行歌の歌詞だったとかで、クラスがどっと沸いたのを覚えています(笑)
また「批判」に弱く、大々的に騒ぎ立てては「悲劇のヒーロー」か「悲劇のヒロイン」を演じる傾向が強く、よくあるSNS上での「炎上騒ぎ」とも関連しています。
またこの障害の特徴としては「虚言」とも関連しているようです。
例えば「有名人と知り合いだ」と偽って、相手の興味を引くような「ネーム・ドロッピング」という手法を使う傾向があるようです。
一時、とある有名人の名刺がオークション上で高値で取引されていたのはこの「ネーム・ドロッピング」が関連している可能性が極めて高いです。
虚言の中でも最も問題となるのが「経歴詐称」や「収入の詐称」でしょう。その嘘を取り繕うために、「詐欺事件」とも関連性が報告されています。
診断基準は以下の通りです。
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⑦まとめ
今回は「クラスターB群パーソナリティ障害」のご紹介をさせて頂きました。世の中、色んな人物が存在しますが、「この人なんか自己中だな」って思う人をこの診断基準で見ると、1つ~複数当てはまっていたりします。
「クラスターB群パーソナリティ障害」に共通して言えることは次の通りです。
こうした特性を持つ人物をなるべく多くの人が知り、その特性と対策を理解した上で、「巻き込まれない」ように上手に対策していきたいですね。
次回は、「発症原因」と各障害の「対策」について触れていきたいと思います。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
健全な方が少しでも安心して暮らせるようなブログ執筆を目指してまた頑張ります。
<次回記事>
Coming Soon...
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追伸:
当ブログを読んでもし興味のある方はドシドシ当方までご連絡ください。
無論、誹謗・中傷の類は一切受けつけません。
フォロワーになってくださる方はどなたでも大歓迎です。
Twitterアカウント:Med
⑩参考・引用など
・学生時代の講師の先生
・臨床心理学用語辞典
・自己愛性パーソナリティ障害 ハートクリニック
・反社会性パーソナリティ障害 ハートクリニック
・境界性パーソナリティ障害 脳科学辞典
・演技性パーソナリティ障害 ハートクリニック
・岡田尊司(2004)『パーソナリティ障害:いかに接し、どう克服するか』PHP新書
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