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新聞奨学生体験記

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学生の頃、新聞奨学生として過ごした経験や所感などを綴っていこうと思います。
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2021年5月の記事一覧

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 20「奨学会の主な行事」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 20「奨学会の主な行事」

私の所属していた新聞社の奨学会では、1年間に様々な行事がありました。参加は自由でしたが、店舗の社員からは「行きなさい」と言われ、ほとんどの行事には参加していたと思います。

行事に参加しないと、店の奨学生の参加率が悪くなってしまい、奨学会からの印象が悪くなってしまうかもしれません。そうなってしまうと、翌年から奨学生を入れてもらえない可能性も無きにしもあらずという事になります。
そのため、義務的に参

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 19「雨の影響で楽を選んでしまう」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 19「雨の影響で楽を選んでしまう」

仕事と学業の両立に慣れてきて、毎日順調に生活をしていました。
6月に入り、梅雨入りで雨の日が多くなっていました。

雨の日の配達は大変で、いつもより時間がかかります。新聞が濡れないように、バイクに積む時は慎重に積まなければいけないし、配達先の中には古くて中まで雨水がはいってしまうポストがあるので、ビニールに入れる必要があります。
雨に備えての用意に時間がかかります。

雨が降っているので、当然、雨

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 18「意外と貰っていた?毎月の給料」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 18「意外と貰っていた?毎月の給料」

専門学校生になり、予備校コースから一般コースになりました。そして、集金もすることになり、毎月の報酬が大きく変わりました。

基本給が73,000円から91,000円に上がりました。予備校生の時と仕事内容はほぼ同じなのに、18,000円も上がりました。
そして、集金も始まり、だいたい200件ほど回っていたので、平均で20,000円の手当をもらっていました。
そして、休日出勤手当が毎月平均で12,00

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 17「店舗の構成と従業員について」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 17「店舗の構成と従業員について」

私の在籍していた店舗は、他の店舗に比べると規模の大きな店でした。本店があり、そして支店が2つありました。私は支店に在籍していました。

当時の組織ですが、まず社長が店舗を取り仕切っていました。その下に店長がいました。本店の店長が1つの支店の店長を兼任していて、もう1つの支店にも店長がいました。
私が在籍していた支店の店長は、本店と兼任していた店長でした。

従業員はそれぞれ店長を除きますと、本店に

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 16「事故に遭う」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 16「事故に遭う」

朝刊配達中に事故に逢いました。配達が3分の2くらい終えた頃、住宅地をカブで走行中、T字路を左折する時にスクーターと正面衝突しました。

私は普通に左側を走行していましたが、相手側は逆走して右折し、左折する私と出会い頭にぶつかりました。ぶつかった時、互いの頭がぶつかりました。
そして、ぶつかった拍子に転倒しました。

相手側も転倒し、右足を抑えていました。膝をスクーターにぶつけたようです。

突然の

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 15「生活リズムが確立する」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 15「生活リズムが確立する」

新聞販売店の寮に入り、業務に集金が加わり、学校が始まり、本格的に新聞奨学生としての生活が始まりました。

この頃の生活リズムですが、

03:00 起床
03:15 業務に入る、朝刊配達
05:50 配達終了、片付け
06:20 仮眠
07:40 本店へ移動
07:50 朝食
08:15 通学
09:15 登校
09:30 授業開始
11:20 午前の授業終了、昼休み
12:10 午後の授業
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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 14「授業開始」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 14「授業開始」

専門学校の入学式が終わり、翌日からいよいよ授業が始まりました。

この頃の学校でのスケジュールは、
09:30~10:20 一時限目
10:30~11:20 二時限目
11:20~12:10 昼休み
12:10~13:00 三時限目
13:10~14:00 四時限目
という流れになっていました。空白の時間は休憩時間です。

IT関係の学校なので、授業内容は、ほぼコンピュータ関係の内容でした。コンピ

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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 13「専門学校入学」

山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 13「専門学校入学」

新聞販売店の寮に入り、生活リズムが大きく変わりました。家から通っていた頃とは違って、時間に余裕が出来ました。起床後直ぐに仕事に入れるようになったり、普通の生活をしている家族に時間を合わせる必要も無くなり、自分のペースで生活を出来るようになりました。

4月の初旬に入り、専門学校生としてのスタートを迎えました。学校は新聞社が運営していて、生徒全員新聞奨学生でした。

一学年40名の小規模な学校で、新

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