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山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 20「奨学会の主な行事」

私の所属していた新聞社の奨学会では、1年間に様々な行事がありました。参加は自由でしたが、店舗の社員からは「行きなさい」と言われ、ほとんどの行事には参加していたと思います。

行事に参加しないと、店の奨学生の参加率が悪くなってしまい、奨学会からの印象が悪くなってしまうかもしれません。そうなってしまうと、翌年から奨学生を入れてもらえない可能性も無きにしもあらずという事になります。
そのため、義務的に参加させられていたと思います。

主な年間行事は、

3月 研修会(1年生のみ)
4月 入会式(1年生のみ)
5月 新入生激励会(1年生のみ)
   就職セミナー(卒業予定者のみ)
6月 奨学生激励会
8月 サマーリクレーション
8月or9月 スポーツ大会
3月 修了式(卒業生のみ)

などがありました。

これらの行事の多くは、何処かのレジャー施設やアミューズメントパークに行ったり、パーティ形式の食事会などでした。
サマーリクレーションは2種類あり、どちらか選択となっていました。

4月の入会式では大阪の会場にて行われました。関西二府四県の新入生が集まり、沢山の新入生が集まっていました。新聞社の重役や著名な来賓の話があり、ただ話を聞いただけで終わったような気がします。
終わってから弁当を貰って食べて帰った記憶があります。

5月の新入生激励会は、私は2回参加しました。なぜ2回かというと、1回目は予備校コースで入会しての参加で、2回目は専門学校生として入会したので、2回参加することになりました。
どちらとも地区に分かれて行われました。関西では3つか4つに分かれていたと思います。

1回目は京都の中華料理屋、2回目は大阪の中華料理屋で行われました。普段滅多に行くことのない高めのお店でした。こんな機会は滅多に無いと思い、ここぞとばかりに沢山食べたと思います。

6月の奨学生激励会は地区で行われていました。これには3回参加しました。1年目と2年目は立食パーティーでした。そして、3年目はボーリング大会があり、その後季節外れのすき焼きパーティーでした。
この激励会というのは、毎年夏になると奨学生による拡張合戦があります。読者の新規契約や契約更新などを上げて、沢山上げれば表彰される行事があります。
そのための決起大会みたいなものでした。

8月のサマーリクレーションも3回行きました。1年目は福井の芝政ワールド、2年目は大阪の海遊館とレストラン、3年目は甲子園球場で阪神巨人戦の観戦でした。

スポーツ大会は、年によって開催時期が異なっていました。2回参加しました。1回目はソフトボール、2回目はバレーボールでした。どちらも大阪で行われていました。
ソフトボールの時は平日だったので、朝刊配達後に大阪まで行ってソフトボールをして、試合が終わると直ぐに帰って夕刊配達に行きました。なかなかハードでした。
バレーボールは日曜日に行われました。昼過ぎまで行われていたと思います。
あまり楽しい思い出はなく、義務的に参加したような記憶があります。

いくつか参加出来なかったのもありましたが、私が記憶しているのはこれくらいです。

参加にあたって、楽しみにしている奨学生はあまりいなかったように思います。主に日曜日に行われていたので、「遊ぶより寝たい」と思っている人が多かったです。
楽しんでいたのは、極一部の人だったような気がします。

奨学会の目的としては他店の奨学生の交流出来るように企画していたようですが、思ったほど話をする機会はなかったです。

全て参加費は無料でした。もし有料なら、参加者は激減していたと思います。

今思い出してみると、行く必要はなかったかなと思います。その中で一番楽しかったと思えるのは、甲子園球場に行ったことです。ナイターだったので時間に余裕を持って行けましたし、チケットをもらうとほぼ自由行動だったので、普通に野球観戦に来た時と同じテンションで楽しめたと思います。

最後に最も思ったことは、リクレーションにお金をかけるのならば基本給を上げて欲しいと思いました。


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