山あり谷あり新聞奨学生体験記 Part 18「意外と貰っていた?毎月の給料」
専門学校生になり、予備校コースから一般コースになりました。そして、集金もすることになり、毎月の報酬が大きく変わりました。
基本給が73,000円から91,000円に上がりました。予備校生の時と仕事内容はほぼ同じなのに、18,000円も上がりました。
そして、集金も始まり、だいたい200件ほど回っていたので、平均で20,000円の手当をもらっていました。
そして、休日出勤手当が毎月平均で12,000円くらい付くようになりました。以前は授業の都合で毎週土曜日の夕刊を休んでいたので、毎月約5,000円くらいでした。
更に、早朝手当が5000円付いていました。1ヶ月間で3時までに出勤する日が多いと5,000円で、4時に起きる日が多いと3,000円になっていました。
合計で額面128,000円くらいになりました。
そこから色々と引かれていくのですが、源泉徴収、奨学会互助費、そして食費27,000円が引かれました。
色々と差し引かれて、手取りが91,000~92,000円くらいになっていました。
ちなみに、光熱費と家賃は無料でした。そして、医療費も助成金が出ていました。業務中や通学中以外など私傷病の時でも出してもらっていました。怪我をしたり風邪を引いたりして何度か行きましたが、自己負担なありませんでした。
同年代の学生に比べると結構お金を持っていたと思います。
手取りのお金から生活をしていくことになります。特に必要だったのは、毎日の昼食代と日祝日の夕食代です。平日の夕食は毎日店で食べていた訳ではなく、本店に行くのが面倒くさい時や友達と約束していた時は店の食事を食べていませんでした。そのため、夕食は平均で毎月10日分位は自腹で出していたと思います。
夕食はだいたい1食1,000円としてそれが10日分、そして昼食は学校の近くのほかほか弁当やコンビニや立ち食いそば屋で食べていたので、平均で500円で月平均15,000円かかっていました。
自腹額は毎月25,000円位掛かっていたと思います。
あとは生活必需品を購入しないといけないので、色々と費用がかかりました。毎月の散髪代も合わせると、一万円位は掛かっていました。
色々計算して残る金額は57,000円位でした。必要な物を差し引いても、意外と残っていたと思います。この中からゲームソフト、CD、書籍、レジャー費用などに使っていました。そんなに遊びに行くこともなかったので、意外と残っていたと思います。
それから、学校までの定期は全額支給されていました。全額と言っても、3ヶ月定期を3分割して毎月支給されていました。私の頃は学校は専門学校としての認可を正式にされていなかったので通学定期を買えず、通勤定期を使わなければなりませんでした。
私鉄と地下鉄を利用していたので、通勤定期3ヶ月定期となるとかなりの金額となってしまいます。そのため、一ヶ月定期を購入していました。3ヶ月定期の三分の一と一ヶ月定期の金額だと差額が生じてしまいます。いつも1,000円か2,000円くらい自己負担していました。
こんな感じで、大きな贅沢は出来ませんでしたが自分の趣味や娯楽には使えるくらい残っていたので、割とゆとりのある生活を送っていたと思います。
仕事と学業の両立で大変でしたが、食べたいものを食べられたり、欲しい物を買えたりして、金銭面では不満はありませんでした。
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